次回予告2
――大法廷
アックア「――では、ただいまから『上条当麻、ラッキースケベ裁判』を始めるのである」
上条「……はい?」
アックア「被告人、宣誓をするのである。右手を胸に置いて、メモを読み上げるのであるな」
上条「待ってくれよ!?俺が何をしたって言うんだ!?俺は疚しい事なんかひとっつも――」
上条「……」
上条「――して、ナイヨ?」
アックア「いいからさっさと読み上げやがるのである。時間の無駄であるが故に」
上条「……てか何?朝一で呼び出されてみりゃ裁判ってどんだけ理不尽極まねぇんだよ……!」
アックア「さっさとするのである。しないと裁判官の心証が悪くなるのであるが」
上条「裁判官って……アックアが?」
アックア「同性だと裁判中にフラグを立てられる恐れがあるため、立ち位置的にも比較的ニュートラルな私が選ばれたのであるな」
アックア「よって一度引き受けた以上、私の名にかけて理不尽な判決が下る可能性はゼロである」
上条「あぁそう?だったらまだ救いようはあるが……何々」
上条「『わたくし、上条当麻は人の持つ良心に従い、嘘偽りのない証言をすることを誓います』」
アックア「宣誓は為された。では検察官、罪状を読み上げるのである」
青ピ「はいなっ!」
上条「予想通りお前かい」
青ピ「被告人はラッキースケベと称して数々の犯罪行為を女の子にしてますぅ!これは立派な犯罪やで!」
上条「不幸なのは仕方がねぇんじゃねぇかなって」
青ピ「よって検察は『チ××切断の刑』に処するように望みますわ!」
上条「刑罰ヘビー過ぎんだろ!?つーかどんな刑だ×ン×切断!?」
アックア「そんな刑はないのである――さて弁護人、前へ」
ステイル「あー、検察の話していることは真実であり、弁護人の立場からしても処刑が妥当だと思われます」
上条「裁判官!弁護人が弁護以外の役割をしてるんですけど!」
上条「つーかアウェイ過ぎるだろ!?何この状況!?」
アックア「では検察」
青ピ「はいなっ!まずは証人その一!どーぞ!」
インデックス「……」
上条「ヤバイな!最初っからいい訳も申し開きも出来なくなった!」
青ピ「では被告人からあなたがされたセクハラを証言して下さい!辛いと思うけど、しっかりしてや!」
インデックス「……えっと、とうまに何回も裸見られたんだもん……」
ステイル「――もう死刑でいいんじゃないかな?いいよね?つーか殺すからそこを動くな!」
上条「ごめんなさいインデックスさん!本当にごめんなさいだから今は空気読んで!」
アックア「はい、弁護人は退廷するのである――と、被告人は新しい弁護人を呼ぶか、自身で弁護するのである」
上条「チェンジしたら誰が来るの?」
アックア「HAMADURAがやりたそうにしていたのであるな」
上条「だったら俺がするよ!つーかアイツ俺の交友関係知んねぇのになんでエントリーしてやがる!?」
アックア「他に弁護したがるニンゲンが――いや別に何でもないのである」
上条「……どんだけ野郎から人望ないんだ……!」
アックア「で、被告人兼弁護人、反論は?」
上条「異議あり!証人の証言は正しいですが、それは過失の筈です!」
上条「被告が意図的にした訳ではないので罪に問えないんじゃないですかっ!?」
青ピ「そうなん?」
インデックス「それはっ!そうかも、だけど……」
アックア「確かに過失であれば、過失自体の罪はあるものの、性犯罪自体を立件すれば冤罪になるのであるな」
上条「よしっ!」
青ピ「裁判官!次の証人を出しますわ――どうや!」
御坂「……」
上条「ビリビリ……いや、ビリビリさんも大体インデックスと同じシチュじゃ――」
御坂「……った」
上条「あい?なんて?」
御坂「私のおっぱい、触った!」
アックア「強制猥褻罪、6ヶ月以上10年未満の懲役であるな」
上条「待てよ!?俺ビリビリを触った憶えなんてねぇぞ!?」
御坂「しらばっくれるんじゃないわよ!あ、あ、あんたが触ってきたんでしょうが!」
上条「そりゃー……御坂妹のは入院していた時に触ったけどさ」
御坂「よし殺す」
アックア「証人は冷静になるである!復讐するのであれば裁判が終ってから!」
上条「いやでもビリビリ触った憶えは………………あ」
アックア「思い当たる点があるのであるか?」
上条「そういや……トールが御坂に化けてた時に、面白半分で触ったような……?」
一同「……」
上条「……なんだよ。なんで全員急に静かになるんだ?」
御坂「あんた……”男の胸”だったら触るの……?」
上条「そりゃそうだろ。何言ってんだ」
御坂「ちょ、ターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーイムッ!」
〜審議中〜
上条「審議中ってなに?つーか今俺の罪状審議してる真っ最中じゃねーの?」
上条「てか主にビリビリと御坂妹達のひそひそ話なんだが……」
〜審議終了〜
上条「あ、終った」
御坂「――裁判長!」
アックア「なんであるか」
御坂「BLは嫌いじゃありません!ホモが嫌いな女子は居ません!」
上条「なんでその結論になった!?」
御坂「や、まぁ男だったら……うんっ!応援してるわ!頑張って!」
上条「嫌な理解のされ方だなチクショー!リアルゲイとBLは別もんだろうが!」
アックア「――と、いうか検察。埒があかないのである」
青ピ「ま、まだまだやっ!他にもラッキースケベに遭ぉた証人ならダース単位で居まっせ!」
アックア「そうではないのであるな。先程も言ったように、『被告人が強制猥褻の意図があった』と証明出来なければ、それはただの軽犯罪に留まるのである」
上条「……真面目だ……てっきり冤罪でぶち込まれるもんかと」
アックア「ギャグへ走る程落ちぶれてないのであるな」
青ピ「――あ、そういやカミやん、ヴィリアン第三王女にドキドキしてませんでしたっけ?」
上条「あー……あったなぁ、そういや」
アックア「判決を申し渡すのである!上条当麻は××コ切断の刑に処するのである!」
上条「変わり身早っ!?つーか今までのは全部フリじゃねーかよ!?」
上条「ていうかチ××さんは関係ないだろ!悪さをしたのは主に右手であって×ン×さんは新品未使用だから罪はねぇよ!」
アックア「――ならば罪一等を減じ、上条当麻はアズカバン送りとなるのである!」
上条「……はい?」
――『上条「ここがアズカバンか……」』、へ続く
アックア「――では、ただいまから『上条当麻、ラッキースケベ裁判』を始めるのである」
上条「……はい?」
アックア「被告人、宣誓をするのである。右手を胸に置いて、メモを読み上げるのであるな」
上条「待ってくれよ!?俺が何をしたって言うんだ!?俺は疚しい事なんかひとっつも――」
上条「……」
上条「――して、ナイヨ?」
アックア「いいからさっさと読み上げやがるのである。時間の無駄であるが故に」
上条「……てか何?朝一で呼び出されてみりゃ裁判ってどんだけ理不尽極まねぇんだよ……!」
アックア「さっさとするのである。しないと裁判官の心証が悪くなるのであるが」
上条「裁判官って……アックアが?」
アックア「同性だと裁判中にフラグを立てられる恐れがあるため、立ち位置的にも比較的ニュートラルな私が選ばれたのであるな」
アックア「よって一度引き受けた以上、私の名にかけて理不尽な判決が下る可能性はゼロである」
上条「あぁそう?だったらまだ救いようはあるが……何々」
上条「『わたくし、上条当麻は人の持つ良心に従い、嘘偽りのない証言をすることを誓います』」
アックア「宣誓は為された。では検察官、罪状を読み上げるのである」
青ピ「はいなっ!」
上条「予想通りお前かい」
青ピ「被告人はラッキースケベと称して数々の犯罪行為を女の子にしてますぅ!これは立派な犯罪やで!」
上条「不幸なのは仕方がねぇんじゃねぇかなって」
青ピ「よって検察は『チ××切断の刑』に処するように望みますわ!」
上条「刑罰ヘビー過ぎんだろ!?つーかどんな刑だ×ン×切断!?」
アックア「そんな刑はないのである――さて弁護人、前へ」
ステイル「あー、検察の話していることは真実であり、弁護人の立場からしても処刑が妥当だと思われます」
上条「裁判官!弁護人が弁護以外の役割をしてるんですけど!」
上条「つーかアウェイ過ぎるだろ!?何この状況!?」
アックア「では検察」
青ピ「はいなっ!まずは証人その一!どーぞ!」
インデックス「……」
上条「ヤバイな!最初っからいい訳も申し開きも出来なくなった!」
青ピ「では被告人からあなたがされたセクハラを証言して下さい!辛いと思うけど、しっかりしてや!」
インデックス「……えっと、とうまに何回も裸見られたんだもん……」
ステイル「――もう死刑でいいんじゃないかな?いいよね?つーか殺すからそこを動くな!」
上条「ごめんなさいインデックスさん!本当にごめんなさいだから今は空気読んで!」
アックア「はい、弁護人は退廷するのである――と、被告人は新しい弁護人を呼ぶか、自身で弁護するのである」
上条「チェンジしたら誰が来るの?」
アックア「HAMADURAがやりたそうにしていたのであるな」
上条「だったら俺がするよ!つーかアイツ俺の交友関係知んねぇのになんでエントリーしてやがる!?」
アックア「他に弁護したがるニンゲンが――いや別に何でもないのである」
上条「……どんだけ野郎から人望ないんだ……!」
アックア「で、被告人兼弁護人、反論は?」
上条「異議あり!証人の証言は正しいですが、それは過失の筈です!」
上条「被告が意図的にした訳ではないので罪に問えないんじゃないですかっ!?」
青ピ「そうなん?」
インデックス「それはっ!そうかも、だけど……」
アックア「確かに過失であれば、過失自体の罪はあるものの、性犯罪自体を立件すれば冤罪になるのであるな」
上条「よしっ!」
青ピ「裁判官!次の証人を出しますわ――どうや!」
御坂「……」
上条「ビリビリ……いや、ビリビリさんも大体インデックスと同じシチュじゃ――」
御坂「……った」
上条「あい?なんて?」
御坂「私のおっぱい、触った!」
アックア「強制猥褻罪、6ヶ月以上10年未満の懲役であるな」
上条「待てよ!?俺ビリビリを触った憶えなんてねぇぞ!?」
御坂「しらばっくれるんじゃないわよ!あ、あ、あんたが触ってきたんでしょうが!」
上条「そりゃー……御坂妹のは入院していた時に触ったけどさ」
御坂「よし殺す」
アックア「証人は冷静になるである!復讐するのであれば裁判が終ってから!」
上条「いやでもビリビリ触った憶えは………………あ」
アックア「思い当たる点があるのであるか?」
上条「そういや……トールが御坂に化けてた時に、面白半分で触ったような……?」
一同「……」
上条「……なんだよ。なんで全員急に静かになるんだ?」
御坂「あんた……”男の胸”だったら触るの……?」
上条「そりゃそうだろ。何言ってんだ」
御坂「ちょ、ターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーイムッ!」
〜審議中〜
上条「審議中ってなに?つーか今俺の罪状審議してる真っ最中じゃねーの?」
上条「てか主にビリビリと御坂妹達のひそひそ話なんだが……」
〜審議終了〜
上条「あ、終った」
御坂「――裁判長!」
アックア「なんであるか」
御坂「BLは嫌いじゃありません!ホモが嫌いな女子は居ません!」
上条「なんでその結論になった!?」
御坂「や、まぁ男だったら……うんっ!応援してるわ!頑張って!」
上条「嫌な理解のされ方だなチクショー!リアルゲイとBLは別もんだろうが!」
アックア「――と、いうか検察。埒があかないのである」
青ピ「ま、まだまだやっ!他にもラッキースケベに遭ぉた証人ならダース単位で居まっせ!」
アックア「そうではないのであるな。先程も言ったように、『被告人が強制猥褻の意図があった』と証明出来なければ、それはただの軽犯罪に留まるのである」
上条「……真面目だ……てっきり冤罪でぶち込まれるもんかと」
アックア「ギャグへ走る程落ちぶれてないのであるな」
青ピ「――あ、そういやカミやん、ヴィリアン第三王女にドキドキしてませんでしたっけ?」
上条「あー……あったなぁ、そういや」
アックア「判決を申し渡すのである!上条当麻は××コ切断の刑に処するのである!」
上条「変わり身早っ!?つーか今までのは全部フリじゃねーかよ!?」
上条「ていうかチ××さんは関係ないだろ!悪さをしたのは主に右手であって×ン×さんは新品未使用だから罪はねぇよ!」
アックア「――ならば罪一等を減じ、上条当麻はアズカバン送りとなるのである!」
上条「……はい?」
――『上条「ここがアズカバンか……」』、へ続く