『第一回・とある使いやあらへんで!チキチキききレッサー対決!』
――学園都市 某スタジオ
警策「――レッディィィス・アン――ジェンドルメン!ご来場のクソヤローのみなさんコンニチハ!」
警策「やってきました緊急企画!もたたろう完結直前にほっぽり出しぃーの、決して場つなぎの企画ではないですからご注意下さいねー!」
警策「ていうかハロウィン(10月30日)からクリスマス(12月24日)からバレンタイン(2月14日)まで二ヶ月置きでイベント続きなのに、後は空くよね?」
警策「年度的にも新しくなるしぃ、ゴールデンウィークなんかそうジャン?とかなんてちゃったりする訳ですケドケド――」
警策「マァマァそんな大人の事情はさておき!始めたいと思いますねっ。第一回ィィィィィィィッ!」
警策「『――とある使いやあらへんで!チキチキききレッサー対決』ゥゥゥッ!!!」
上条「なんでだよ!?余所様のパクリな上に意味が分からんわ!」
警策「ア、モルモットの上条当麻さんいらっしゃーい。ハジメマシテー」
上条「あっハイ――じゃなくて!そういう話じゃないんだよ!」
上条「つーかなに?アレだろ?日曜23時25分ぐらいからやってる某バラエティ番組のパクリだよな?」
上条「最初に目隠しして何か食わせられて、どのメーカーのどんな商品かってのを食べて当てる、みたいな」
警策「オマージュですね」 (キリッ
上条「モノは言いようだなあオイ……いやいや、まぁ百歩譲ってそれはそれでいいとして、つーか俺も『ききポテチ』は参加したかったけどもだ!」
上条「『ききレッサー』って何よ?レッサーに料理でも作って貰って、俺らで当てようとか?」
警策「オシイっ!チョチョットすこーし違うけど、大体合ってるかなぁ?」
上条「てかそれ以外には怖い想像しか出来ないんだが……」
警策「デモデモおにーさんの予想は合ってますよ?まぁまずは本日の主役、レッサーさんにご入場頂きます、ドーゾー!」
レッサー「やー、どーもどーもっ!ブリテンの方から来ましたっ!処×ですっ!」
上条「てか佐天さんは?企画的にこの手のイベントの司会やらされてヤラカすのって可愛いけど残念な子の担当じゃ?」
警策「『まずは慣らし運転』だそーです。意味不明ですが」
レッサー「……クク、私の渾身のボケをスルーするとは、中々やるようになって来やがりましたねっコンチクショーが!」
上条「最近悟ったんだが、ボケは一々拾ってたら調子に乗るってのがな。割とマジで」
レッサー「ツンデレ風に言うと?」
上条「ひ、拾ってなんかやらないんだからねっ!」
警策「どーゆー状況だよ。タダノ態度悪い人?」
レッサー「もしくは『隣の男の子のペンケースを落としておきながら言いやがった』、というのはどうでしょうか?妄想が捗ります!」
上条「それどう見てもイジメかタチの悪すぎるマッチポンプだろ!?イジメ、良くないよっ!ダメだからなっ!」
警策「アーはいはい。いつまで経っても終っわんないので、レッサーさん、説明を」
レッサー「えぇと『捗る』と書きまして『はかど-る』と読むんですが、これは数年前にヤポンのインターネットスラングでですね」
上条「そっちの説明は求めてないし別に必要ねぇし!」
警策「オニーサーン?ツッコんでんぞー?」
上条「これは――強いられているんだ……ッ!」
レッサー「ってのもまた某ガンダ○の黒歴史と名高いAG○で有名になった台詞であり」
上条「やめてェ!?滑ったギャグを解説しないで!?」
警策「リアクションがHAMADURAっぽい気が……」
レッサー「てか今思い出してんですけど、あのBAKAガンダ○、『百万本売れるガンダ○ゲーム』を目指してたらしいんですよ、えぇ」
上条「おい、今その話する必要なくないか?」
警策「どんな爆弾が飛んでくるか、チョオォットと興味あるな」
レッサー「私の知り合いのホームステイさせてた方から聞いたんですが、その方は『まぁまぁ一応ガンダ○だし!ゲームに罪はないから!』つって買ったんですよ」
レッサー「内容は……一言で言えば、まぁ原作のダイジェスト版をサラっとやったり、旧型の機体が新しいマップで急にポンコツになったり」
レッサー「基本的にだだっ広いマップで敵を求めてグルグルするわ、システムはダンボール戦○の劣化版だわで、面白くはなかったとかで」
警策「『残飯にキャビア載せても残飯は残飯by久保保久先生』」
上条「……えーっと……アレだ、うんっ!それでっ!?」
レッサー「唯一評価出来るのは二点。まずはAG○シリーズの派生機体等々、設定だけでボツになったガンダ○も使え、ライブラリで見放題」
上条「唯一っつってる割には二点てなんだよ」
レッサー「もう一点はダイジェスト版ながらも『最初から最後までやりきった』所でしょうか。『最初から最後まで』ね」
上条「なんで二回……」
レッサー「……ちなみに発売日が8月30日、アニメ本編の終了日が9月23日でしたよ……」
上条「……うん?」
レッサー「まぁぶっちゃけると『アニメの終了日よりも早くゲームでお届けしちゃった』んですね、はい」
上条「……うわぁ……なんつったら分かんねぇけど……うわぁ、としか言いようがないわ」
警策「なんつーか、ネタのような話がまたここに……」
レッサー「――ですが!よく考えてみて下さい!そんなバカやらかしたのに、当時は誰も騒いでなかったじゃないですかっ!?」
上条「ゲーム出たのが……あーっと」
レッサー「2012年です」
上条「だったら見てた、設定なのかなぁ?俺も」
警策「私はナイナイですねー」
レッサー「……何が悲しいかって、ゲームそのものが全ッ然売れなかった上、最後までプレイした人口が少なかったため話題にすらならなかった……ッ!!!」
上条「これは……涙?泣いているのは、俺?」
警策「切ないってーか、しょーもなっ!?」
レッサー「ちなみにこの話を体験したバカが、知り合いに『ゲームじゃこうなったけど、流石にアニメが後追いとかないよねー』と笑ってたんですよ?」
レッサー「『あんなぁPSP版はさ、この後ポッと出のキャラがズワー○もどきに乗っとぉて戦うねんて!そんなアホな展開ある訳ないわなぁ』」
レッサー「『ここまで引っ張っとぉたキャラ放ぉりぃの、ンーな事はないって!いやいやマジで!』」
上条「フラグじゃねぇか。積極的に当てに来てるじゃねぇか」
レッサー「……最終話に近付くにつれ、ゲームそのまんまの軌道から一切外れなかったため、笑いは恐怖へと変わったそうです」(※実話です)
上条「話の本題とこれっぽっちも関係ないが俺でもツッコムのを躊躇うわ!色々な意味で関わり合いになりたくないし!」
警策「マァマァそれはさておき本題へ――ってか本当に関係なかったですけど」
レッサー「――時に上条さん、某テレビ局の『ききあんパン』でしたらどんな風になりますかねぇ?」
上条「どんな、って……まぁ、目隠しして、あんパン一口食べさせられます」
上条「次に目隠しをといて、10種類ぐらいのあんパンの中から一つずつ試食しーの、それが最初に食べたヤツかどうかを判断する、みたいな?」
レッサー「ぶっちゃけそれを私でやろうって持ち込み企画です!」
上条「やっぱ発案者お前かい!」
レッサー「ルールは簡単!有志の方数人程度をまず用意致しまして、全員に何かのお題を出して貰います!」
レッサー「それらへ対するリアクションから私かどうかを上条さんが見極める!どうです?簡単でしょう!?」
上条「主旨は分かった、っちゃあ分かったが……リアクション?」
レッサー「当然私のフェイクの方々にはボイスチェンジャー&特殊な映像加工でお届けしますんで、そう簡単には見破れませんよ!」
レッサー「いっやー困りましたねー、体型に特徴があると困っちゃうなー」
上条「嫌いじゃないけど寄せて上げて見せつけるようにするのはやめなさい!嫌いじゃないけどもな!」
レッサー「ゲスいですがまさに殿方はそうでないと!」
警策「いい加減にしろボケとツッコミ。話が進まない」
上条・レッサー「「……ごめんなさい……」」
警策「デハデハ試しにやってみましょうか。レッサーさん、スタンバイお願いします」
レッサー「ヤー」
上条「いやあの、俺やるって一言も言ってないんだが」
警策「見事レッサーさんを当てれば商品券的なモノが」
上条「――よーしやろうかっ!俺にかかれば簡単だぜ!」
警策「チョロい反応ありあーす――と、終ったみたいですね」 ガラガラ
上条「モニター?」
警策「今からレッサーさんが何人か登場します。最初は……そうですねぇ、簡単な自己紹介からしましょう」
警策「全員のリアクション、今回の場合は台詞からレッサーさんを当てて貰い、当たったら商品券。外したら罰ゲームとなります」
上条「罰ゲーム……?」
警策「ソリャアありますよー?つってもその場で済ませられるような感じだから、ダイジョーブ!」
上条「本家もCO2だし、まぁ……あ、そんで質問いいかな?」
上条「これ、俺が一発でレッサー当てたら終わりなのか?後ハズしてもそれで終了?」
警策「前者はイィエッス!後者は『全員ハズレるまでやる』ですね」
上条「って事は何か。失敗し続けても、最終的には二択になるって事か」
警策「ちなみに一回でも最後でも商品券の額は同じになっておりまーす」
上条「なにそれこわい。俺に条件有利すぎじゃね?」
警策「ってワケでもなくてですねぇ。その、参加者の方には罰ゲームの内容も持参して貰っちゃったりなんかしてまして」
警策「例えば上条さんが間違えて私を指定した場合、私が設定した罰ゲームの内容になるって事で」
上条「あー……」
警策「な・の・で!上条さんに一発食らわせてたい希望者いらっしゃーーい!と、そんな企画ですねぇ」
上条「……まさか!?佐天さんが居ないのもっ!?」
警策「それは神のみぞってヤツですねぇ。では改めましてレッツオープン!」
上条「大型スクリーンに映ってんのは……人影だな。三人分。大きさは同じぐらいで、はっきり言って体型すら分からん」
警策「ちなみに今回のイベントに関して、事前に打ち合わせていたのは一時間!そして個々のリアクションは個人のアドリブです!」
上条「じゃないと俺が不利すぎるからな。裏で誰かがまとめて指示してたら見破る自信はないし」
警策「ではレッサーAさんから自己紹介どうぞっ」
レッサーA「えぇと、わたしはレッサーなんだよ!」
上条「はいありがとうインデックスさん。次の方、どうぞ」
レッサーA「待ってよ!?まだ話の途中なんだもん!」
上条「あれ?そういえば冷蔵庫にアイスって残ってたっけかな?」
レッサーA「あ、それだったらとうまがお出かけしてる間にわたしが頂いたんだよ」
レッサーA「今年の夏はチーズ系が流行りになるって、ラムレーズンにベイクドチーズケーキの風味が混ざって、中々手強かったかも!」
上条「……」
レッサーA「……」
上条「――はい、レッサーBさんお願いします」
レッサーA「ちょっ待つんだよ!?」
警策「この段階で『レッサーAさんはレッサーさんじゃありません!』宣言してもいいんですけどぉ?」
上条「その場合、ハズしたら次の問題に移んのかな?それともシャッフルしてやり直し?」
警策「シャッフルですねぇ。流石に絞れすぎなんで」
上条「……まぁでも、レッサーはインデックスと面識あるし、一応保留としておこう。一応な!」
警策「尚、このメンバーはチュートリアル用なので本番は多分入れ替わります」
上条「てか俺から質問するのはアリなの?」
警策「えっと、それには注意書きで指示されてまして……『アレは秘密』だ、そーですねぇ」
上条「アレ……あぁ魔術――マジック系の意味での質問はダメだよね!ネタバレだから!」
警策「ではレッサーBさん、どぞっ!」
レッサーB「あーっと……」
上条「……」
レッサーB「レッサー?じゃんよ、うん」
上条「はいありがとうございました黄泉川センセー。次の方、どうぞ」
レッサーB「待つじゃんよ!まだ私だって決まってないじゃん!?」
上条「黄泉川先生をレッサーが知ってる訳ねぇだろ!」
警策「あー、それについては『知ってる』んデスよ」
上条「何?また何か都合の良いトリック的な?ジョバンニさんがやってくれたの?」
警策「ではなくー、最初に『一時間ぐらい打ち合わせした』って言いましたよね?」
上条「あー……情報仕入れたのはお互いに、って意味か」
警策「デスネー。とは言っても表層的な口調ぐらいは真似出来るでしょうが、根本的な所は無理です――」
警策「――そういう能力を持ってない限りは、ですが!」
上条「やだ能力者(含む魔術師)超キタネェ」
警策「言ってる私もそう思う」
上条「んじゃ仮に『先生、盾と矛どっちが好きですか?』って聞いたら」
警策「本編では質問数を絞らせて貰いますし、リアクションの内容によっては質問そのものが出来ませんが――」
レッサーB「そりゃ突いて良し、払って良し、殴って良しの盾に決まってるじゃんよ」
警策「――と、いう答えが返ってくる訳ですよ」
上条「あー……それじゃ最初のインデックスも、実はレッサーの可能性があるって話かよ」
上条「あいつも俺んち来てるは来てるし、時系列どこにあるか分かんねぇからなりすますのは可能と」
警策「ただし質問に対して真正直に応えるとは限りません。上条さんのヘイト値が高い相手は特に」
警策「そして芸達者な子がエントリーすれば本格的に演技しますしねぇ」
上条「海原エツァリさんとか木原円周さんとかだな、この場合……てか意外と難しいな……Bは違うだろうけど、んじゃC行ってみるか」
警策「では最後のエントリー、レッサーCさんどうぞっ!」
桂(レッサーC)「レッサーCじゃない、桂だ!」
上条「ちょっと待てテメー!?何しに来やがった!?」
桂「テメーじゃない、桂だ!」
上条「ていうか禁書キャラだけじゃなかったの!?ボイスチェンジャー仕事してねぇし!」
上条「確かにロン毛は被るけども!あんた今烙陽でバトルってるだけどぉ!?」
桂(裏声)「『テヘっ、レッサーちゃんなんだ・ゾ☆』」
上条「Cです、C!Cはレッサーじゃないです!」
警策「即決ですねぇ。いいんですかー?」
上条「ていうかなんでいんだよ!?ネタ回だからってやって良い事と悪い事があんだろ!?」
上条「そもそも裏声使っても桂さんは桂さんだから!声変わってないから!」
警策「では、お約束の台詞をどうぞー」
上条「えっと……『レッサーCさんはレッサーさんご本人ではありません……ッ!!!』」
警策「ドコドコドコドコドコドコドコ……」
上条「SE口で言うの?」
警策「――――――――ブブーッ!」
上条「………………え」
レッサー(桂)「はーい、ざーんねんっ!やーい引っかかったー引っかかったー!罰ゲーム決定ですなーっ!」
上条「チョッ待てよ!?お前声はっ!?」
レッサー「ですから『ボイスチェンジャーで変える』って言ったじゃないですか、何を今更」
上条「変えるって……他の人の声もオッケーなのか!?ズッリィだろォォォォォォォォォォォォッ!!!」
レッサー「ていうかですね上条さん、現実を見て下さいな、現実を」
レッサー「銀○はフィクションですよー、週刊誌で連載されてるんですからー、私達と違うんですからねー」
上条「止めろよ!第四の壁を壊そうとして逆に打ち立てようとすんなよっ!」
レッサー「では罰ゲーム執行――目ぇ瞑って歯ぁ食いしばって下さいなっ」
上条「ちょま――あべしっ!?」 ペシッ
レッサー「その幻想をぶち殺した……ッ!!!」
上条「俺の……中二……追い打ち、禁止……!」
警策「……本番はもっとマイルドになるといいですね(希望的観測)――と、ここでエントリー募集しまーすねーっ!」
警策「参加条件は性別・年齢・国籍・種族・人権一切不問!禁書キャラであればどなたでもどーぞ!」
警策「参加するキャラ名、並びにオニーサンがミスった時に執行する罰ゲームを明記して下さい!」
警策「罰ゲームは『この場で執行出来て後々(そんなに)引きずらないモノ』でお願いします!『腕一本』とかアレなのはダメです!」
警策「ただし腹芸が出来ないキャラ(御坂妹や火星カビ)だとあっさり見破られ、罰ゲームされないかも知れませんので!そこはご了承のほどを!」
警策「あ、ちなみに最後までレッサーさんを当てられなかった場合、イギリス移住だそうです☆」
上条「罰ゲーム重すぎん・だ・ゾ☆」
(※本当に募集しています。期間は大体一週間ぐらいでどうぞ)