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Clock(trial)

上条「俺はこの先どうすれば……!」-クリスマス募集企画-



――オービット・ポータル芸能警備会社

マネージャー「お疲れさまですARISAさん。ささ、どうぞどうぞおかけになってください」

鳴護「帰っていいですか?動画撮影用のカメラが設置してあって、しかも赤いランプついてるんですよ。ほらそこに」

マネージャー「誰かがきっと消し忘れたんでしょう。うっかりさんですね」

鳴護「この事務所内でそんな暴挙に出るのは当麻君ぐらいで、見過ごすのもあなたぐらいしかいないんじゃ……?」

マネージャー「それでですね、大人になったプリキュ○さんがプチ炎上してる件についてなんですが」

鳴護「あれプリキュ○さんでやる必要あります?『頑張れプリキュ○!』って流石にちょっと……」

マネージャー「啓蒙系を狙ったんでしょうね。劇画・オバケのQ太○と比べればまぁ、ですが」

鳴護「オバケのQ太○君は知ってますけど、帰って来たんですか?」

マネージャー「寄宿先のお友達が大人になった頃にまた訪れた、という正式な続編です」

鳴護「あ、いいじゃないですか!大人になって疲れた心を癒す的な!」

マネージャー「しかし現実では『サラリーマンになって家庭を持ち子供も生まれるのに、Q太○君たちの居場所はどこにもなかった』というオチです」

鳴護「地獄じゃないですか。あらゆる意味で子供の夢を打ち砕きにかかってますよね?」

マネージャー「確かロボコ○などでは親子二代での交流を描いたり、上手くやっていたのですが……これをプリキュ○に例えましょう」

鳴護「設定に大分無理が……」

マネージャー「少年が大人に成長してプリキュ○が戻って来たら、と」

鳴護「成長させるの視聴者側ですか?確実に薄い本ですよね?」

マネージャー「マジカルなパワーも社会には通用しないというお話ですよね。ARISAさんもどうかお気をつけください」

鳴護「そんな機会は永遠に来ないと思いますが……」

マネージャー「巷に腐るほど流れているユダヤ陰謀論についてなのですが」

鳴護「今ですか?今それする必要ってありますかね?」

マネージャー「番組改編期によくある都市伝説番組では『世界を牛耳るユダヤ人の脅威()』を説きながら、数十年間少年たちへの性犯罪について黙殺していた」

マネージャー「つまり逆説的に言えば、どこぞの芸能事務所はこの日本においてはユダヤ人を凌ぐ影響力を行使していたのも同義なのですが、同じ芸能界を身を置かれるタレントとして如何お考えですか?」

鳴護「あたしを巻き込まないでほしいですよね!誰とは言いませんけど主義主張的なね!」

マネージャー「もう何かリークをする場合にはBBCの方が早いって事ですよね。まぁそれはさておきまして本日お呼びした件なのですが」

鳴護「当麻君に督促状を持っていきましたけど?」

マネージャー「じゃない方です。実は弊社のタレントで悩みを抱えてる方がいまして」

鳴護「あれ?あたし相談しましたっけ?人使いの荒い会社の方針とか」

マネージャー「物理的に0円賃貸者を追い出しても構わなかったのですがね。その場合は『悲劇!極貧学生が冷房代を払えず熱中症死!』というニュースに日々怯えて過ごすだけで」

鳴護「実質的には人助けの上、普段使ってない会議室なんだから別にいいんじゃ?」

マネージャー「――えぇと、こちらの資料をご覧ください。たまたま持ち歩いていたタブレット端末です」 ゴトッ

鳴護「人を殴れるレベルに重くて堅いですよね。バフを極限にまで重ねたような」

マネージャー「ではまず最初のグラフを見て頂きたいのですが。ある時期を境に数字が上昇し、高止まりしている状態にあります」

鳴護「なって、ますねぇ。7月の半ば頃からぐいーんっと。奇しくも居候二人をお迎えした時期と一致してますが、これ何の数字です?」

マネージャー「弊社が攻撃を受けた回数です」

鳴護「なんて?」

マネージャー「外部からの攻撃です。銃撃であったり得体のしれない超科学であったり」

鳴護「いや、なんでですか?前職のレディリーさんとは無関係ですよね?」

マネージャー「その中の9割が特定の部屋を狙ったものであると判明しています。もうどこだかおわかりですよね?」

鳴護「流石は当麻君だねっ!『不幸』はみんなに悪さをするんだよ!」

マネージャー「なお逆に元のアパートの方は爆破も放火も不審火も起きなくなり、徐々に他の入居者の方も増えているそうですよ」

鳴護「『世界から嫌われてる説』」

マネージャー「ちなみに5回に1回ぐらいは自分も巻き込まれるため、多脚戦車は地下の駐車場に常駐させておくようになりました」

鳴護「あの……まさかとは思いますが、『暴れる原因がやってきてラッキー☆』とか、そういうんじゃないですよね……?」

マネージャー「断じて違います。最初から上条さんをバックアップするのが一番解決するスピードが早いと学習しました」

鳴護「それを人は『惰性』と呼びますよ?いいんですか?」

マネージャー「ちなみに未確認情報、というかあくまでもバイトの事務員の女性の証言ですが」

鳴護「ま、まだ何か呼び寄せちゃったり?」

マネージャー「帰宅しようと会社を出たら、半透明の女性や足しかない変な生き物、また『大英帝国バンザイ!カエル食いマンに死を!』と連呼するテロリストを見たとかで」

鳴護「確実に当麻君のせいですよね!悪いのを引っ張ってきてる!あと最後の人には心当たりあります。行動原理は不明ですけど」

マネージャー「なのでシャレにならない、とまでは言いませんがそこそこの被害を被っています」

鳴護「勿論当麻君には関係ないよ!被害者だよ!」

マネージャー「名指しで襲ってくる相手もそこそこいるので……」

鳴護「だ、暖房費は!そのぐらいだったら払ってあげましょうよ、ねっ!?」

マネージャー「そこら辺が妥協点ですよねぇ。迷惑では決してありませんし、一部の血の気の多い隊員は『ラッキー☆』と言っているのもまた確かなのですが」

鳴護「……もう一度念を押しますけど、それってマネージャーさんじゃないですよね?」

マネージャー「いいえ、残念なことにあなたの義理のお姉さんです」

鳴護「すいませんね義姉がご迷惑を!あぁ見えて脳筋なんですよ!意外でしょう!?」

マネージャー「傭兵としての技術を叩き込んだ身として、少なからず後悔しています。『あぁこいつに必要だったのは情緒だな』と」

鳴護「あ、じゃあマネージャーさんが悪いってことで」

マネージャー「そういうとこですよ?悪いお友達に影響されていて何よりですが」

マネージャー「ともあれ断腸の思いで上条さんを元の場所に戻してあげてください。次は不用意に拾ってこないように」

鳴護「あの……去年も今年もあたしが何かした訳では決して」

マネージャー「とまぁ脱線はこの程度にするとしまして、我が社には悩みを抱えるタレントがいます。是非先輩としてアドバイスを頂けたらなと」

鳴護「法的なお話でなければ……」

マネージャー「ありがとうございます。では、お入りください」

ガチャッ

クロ太(※着ぐるみ)『……』

鳴護「予想してたのと違ってたね!?まぁ結局一緒なんだろうけども!」

クロ太(※着ぐるみ)『……』 ドスッ

鳴護「いやあの、字面でお伝えしにくいんだけど、二人掛けソファに割り込んでられても、その、物理的にも心理的にも圧が!」

クロ太(※上条ボイス)『――俺は、迷走しているんだ……ッ!!!』

鳴護「うん、知ってた。むしろクロ太君っていう素材を一切生かそうとしない姿勢に怒りすら覚えるよ」

クロ太(※上条ボイス)『微妙に黒夜の残り香があって恥ずかしい……!』

鳴護「そういう事でもなくてね?てかダメだよーそういうこと言っちゃ。海鳥ちゃん意外とナイーブなんだから」

クロ太(※上条ボイス)『例えるのなら、そう――ミニ四○のギアに差すグリース?』

鳴護「義体のだね。別に恥ずかしくもなかったよ!」

クロ太(※上条ボイス)『そっか……女の子ってグリースのニオイがするんだ』

鳴護「って言ってますけど?」

マネージャー「内蔵してあるパワードスーツのですね。一度クリーニングとオーバーホールしていますので」

鳴護「てゆうか当麻君は人が羨む同棲生活を送ってる筈なんだけども」

クロ太(※上条ボイス)『ある日の家に帰った俺の感想――隠しておいた最後の一枚のビッグカ○の残り香』

鳴護「あー、食べちゃったかーインデックスちゃん。マネージャーさん、すいませんが」

マネージャー「帰り際にビッグカ○の箱をお渡しします。社内有志のカンパを集い」

クロ太(※上条ボイス)『そしてこっちは基本的にアホ企画だから向こうみたいな殺伐としてなくて楽しい……ッ!』

鳴護「強いられているよね。一周回ったのにあれだけ楽しないのもどうなんだろう」

鳴護「そして当麻君?悲劇を止めるのは結構なんだけど、誰か大切な人を忘れてないかな?誰とは言わないけど悲劇から生まれる子だっているんですよ!?」

クロ太(※上条ボイス)『流石に無理だろ。乗客全員をピンチ・ドッキリ☆に晒した後では生まれてこないだろ』

クロ太(※上条ボイス)『しかもあっち、運営が「まぁ一週で終わるよね☆」って軽い気持ちで始めたら、次々と伏線回収を強いられているんだッ……!』
(※シリアスが多いため行間芸を挟めず悲しい)

マネージャー「あ、ほらサンシャインさん。折角ウチの稼ぎ頭さんが相談に乗ってくださるのですから、あまり遊ばずにお願いしませんと」

鳴護「そう思ったらあたしはコント要員から外して欲しいんですけども!」

クロ太(※上条ボイス)『俺はっ!迷走を!』

鳴護「違う、そうじゃないよ。事実の確認じゃなくてホウレンソウをはっきりさせよう?何がしたいのとかどうへ向っているのか、出発地と目的地だけははっきりさせよう?」

クロ太(※上条ボイス)『動画配信のキャラに悩んでいます!もっとこう強烈な個性が欲しいんです!』

鳴護「いや、あたしに言われましても……あぁじゃあ歌でも歌ってみようか?」

クロ太(※上条ボイス)『一番、上条当麻歌います――「ゼロからの逆襲」』
(※ドラマCDで阿部○さんが歌っていたキャラソン。出来は……)

鳴護「それ以上自分を傷つけないで!?当麻君は悪くないよ!当時の主流として声優さんに痛めのキャラソン歌わそうってのがあったってだけなんだから!」

クロ太(※上条ボイス)『なぁ、知ってるかアリサ――おまもりひま○のキャラソンアルバムがあったんだ』

鳴護「知らないし何の話?」

クロ太(※上条ボイス)『ある人は「へーキャラソン……うーんまぁ中の人好きだし、それぞれのキャラクターソング聞けるんだったら、まぁ」と思って購入したそうなんだが』

鳴護「ひ、酷かったの?」

クロ太(※上条ボイス)『ボイスドラマの合間に中の人の曲が入ってた、入ってたのは間違いないんだが……』

クロ太(※上条ボイス)『その曲が全部EDテーマ一本縛りってどう思う?』

○トラック構成
トラック1 ボイスドラマ第一話
トラック2 BEAM my BEAM(歌:小清水亜美)
トラック3 ボイスドラマ第二話
トラック4 BEAM my BEAM(歌:野水伊織)
〜以下略〜
(※つまりヒロイン五人が歌ったED曲が五本入ってた。なお歌唱力は野水さんが圧倒)

鳴護「逆にちょっと聞いてみたいよそのCD!?」

クロ太(※上条ボイス)『なんてオイシイんだよ!そこまでしてEDテーマ歌わせる意味が分からんわ!割と名曲だとは思うが!』

クロ太(※上条ボイス)『それと同じなんだよ!俺にも何か他の人に誇れるような!誰にも負けないサムシングが欲しいんだよ!』

鳴護「と、意味不明の供述を」

マネージャー「ご本人は真面目かと」

鳴護「じゃあまずそれ脱ぎなよ?真面目な話をするんだったらそれ相応の態度があるよね?」

クロ太(※上条ボイス)『芸能人アリサに……態度が悪い……服を脱げ……パワハラ』 カチカチカチカチッ

鳴護「法的に出るとこ出るよ?あとあたしがここの事務所から追い出されたら、当麻君たちのセーフハウスが消えるんだからね?」

マネージャー「ちいか○並に小動物ハートのARISAさんにそんな大それた事は……」

鳴護「し、しないだけだもん!あたしだってその気になれば!」

クロ太(※上条ボイス)『じゃあアリサはキープで良いじゃないか!そんなことよりも俺だよ!』

鳴護「歌、というか歌唱関係がダメだったのなら……あ、そうだよ!ガチャ系、は……」

クロ太(※上条ボイス)『じゃやってみせようか!?1,000連ガチャでUCしか引けない俺をのギャンブル運を!』

鳴護「昨今のソシャゲーインフレから見ると、それは別に当麻君じゃなくても似たような結果になりそうだよね」

マネージャー「特に『今始めたらRが絶対に当る!』系のにありがちですよね」

クロ太(※上条ボイス)『頑張ってるのに!コツコツ動画をアップしているのに!』

鳴護「あー……じゃあ参考までに最近の動画ってどんな感じなのかな?それ見て感想を言うぐらいは出来るから』

クロ太(※上条ボイス)『「私人逮捕されてみた」』

鳴護「また急角度にケンカを売るスタイルだね!?しかも何をどうしたら被害者側に回れるのかな!?」

クロ太(※上条ボイス)『まず俺が電車に乗ります』

鳴護「うん、もういいかな?それだけでもうなんか泣きそうだから。マネージャーさん?」

マネージャー「ブラックフライデー商戦で何となく買った福袋の詰め合わせも家へ配送しておきます」

クロ太(※上条ボイス)『ダメかな!?かなっ!?』

鳴護「えぇと……うん、悪くないよ?当麻君の特長を生かしたコンテンツだと思うけど、もうちょっと楽しいの!楽しい方があたしは好きだよ!」

クロ太(※上条ボイス)『「人生ゲームを一人四役でやってみた」』

鳴護「楽しいよ?楽しいんだろうけど、実は悲しいよ?四人それぞれのキャラを演じ分けた上で、方向性も変えるって中々出来ないけど、それ故に涙が……」

マネージャー「……伊藤ハ○のモーニングセットもつけておきますね。自分なんか近くのコンビニで買えば良いですから……!」

クロ太(※上条ボイス)『「スーパーリアル麻○を俺一人でやってみた」』

鳴護「ただの心を病んだ人だよね?『あれこれ元々部員招聘のための美人局じゃ?』って接待プレーがよりレベルの低い」

マネージャー「本気でカツアゲしにきますからね。勧誘する気がするあるのかと」

クロ太(※上条ボイス)『「森の中で薄いワンピースで生活してみた」』
(※系の動画は実在します)

鳴護「それ説明しないとダメかな?『若い娘さんだから数字が稼げるけど、当麻君は需要ないよ』ってあたしが言わないと?」

マネージャー「エセ・ネイチャー系動画ですね。自然の中でそんなに肌を出していたら、切り傷・擦り傷に日焼けでエッラいことになる、というお手本のような」
(※森林で生活する人がほぼ顔しか出さないのと一緒)

クロ太(※上条ボイス)『何が悪かったんだよ……ッ!俺だって、俺だって幸せになる権利はある筈だ……!』

鳴護「ギャグに走ってるからだよ。だってどれもツッコミ待ちでしょ?あたしの目を見てもう一回言える?今の台詞?」

クロ太(※上条ボイス)『勿論だとも!俺の、この頭頂部の脇に位置する澄んだ眼を見てくれ!』

鳴護「それ着ぐるみね?中の方にカメラっぽい光が見えるんだけど」

マネージャー「人間の視界よりも広角度ですよ。ゆくゆくは強化外骨格として売り出そうかと」

鳴護「てかツッコミ待ちコンテンツばっかりな上、怪談おじさん二号機との闇話ばっかで対象がニッチだな……!」

クロ太(※上条ボイス)『え?怪談って今ブームなんだろ?』

鳴護「その心は?」

クロ太(※上条ボイス)『予備知識なしで話作れるし、基本的に著作権が超ルーズだからパクり放題だし?』
(※二昔前は特に。稲川淳○クラスも後進のネタをパクって後に謝罪)

鳴護「業界批判はやめようか?それで食ってる人たちもいるんだからね?」

クロ太(※上条ボイス)『呪いや人の死に接している人達なのに、何故か常に元気でピンピンしてる不思議……ッ!』

鳴護「お仕事だからね。大事なことだからもう一回言うけど、それで食べてる人達なんだよ?」

クロ太(※上条ボイス)『次はなんかこう、「一口大神」とか「大根収穫NGの日」とか、更に意味が分からないんだよ!?』
(※やや黒めの民俗史。しかし生活に根ざしてはいます)

鳴護「それはそうだね。当麻君と誰か替わってあげたら?っていつも思うよ。あたし以外の誰かに」

クロ太(※上条ボイス)『あ、じゃあ俺が来週からARISAになるから、アリサはサンシャインに配置換えで』

鳴護「それは逆にちょっと見てみたいかな。浮気のケジメをとって浜田ばみゅばみ○をやらされた人みたいに」

鳴護「――と、いうかね当麻君!この際だからはっきり言わせてもらうとプロ意識が足りていません!」

鳴護「お金を貰うんですから体を張るのも頑張るのも当り前です!結果が直ぐに出ないからってスネないで!」

クロ太(※上条ボイス)『そ、そう……だな?そうだよ!流石はアリサ!俺と違ってプロは言うことが違うな!』

鳴護「あ、あれ?もっと言う事あったのに一瞬で立ち直った?」

クロ太(※上条ボイス)『美空ひばりさんって昭和の大歌手を知ってるか?』

鳴護「またなんかヘイトを溜めそうだけど……まぁ超有名だよね。懐メロのアーカイブで、へーって感じの」

クロ太(※上条ボイス)『あの人はな!病魔に冒されていながらも、最後のステージでは2時間20分で全20曲を歌い切ったんだぞ!?』

クロ太(※上条ボイス)『コンサート直後には即入院!ヘリコプターで帰れないぐらいに憔悴しきって!命を削ってオーディエンスを喜ばせる!それがプロってもんだよ!』

鳴護「前フリが長いと悪口が重くなるんだよね。レッサーちゃんで学んだよ」

クロ太(※上条ボイス)『なぁ聞いてるか!?自分のライブで3曲しか歌わずクソみたいなフリートークで失笑された山崎まさよ○さんよぉ!?』

鳴護「うん、あたしも正直どうかとは思ったけど。てかあたしが言ったことにしようとしてない?」

クロ太(※上条ボイス)『くっ!確かにプロの仕事かと言われれば、まぁ写真集もミニ写真集もアルバムの初回特典写真集もリリースしてない俺に分が悪いのもまた事実!』

鳴護「disってない?円盤一枚出すたびに特典を使い分けて多々買わせている三○さんにケンカ売ってる?あたし買うよ?代理でね?」

クロ太(※上条ボイス)『――マネージャーさん!大至急お盆を二つ用意してきてくれ!トーマ120%として裸一貫でやる気概が足りてなかったんだ!」

鳴護「BANされるだけだよ?着ぐるみから裸芸に飛ぶのって不自然過ぎないかな?」

マネージャー「余談ですが、件の裸芸はよく見えないだけで映っているそうです。ハイスピードカメラで撮影したらはっきりと、という検証済みでしてね」

鳴護「興味はないです。特にこれといって」

クロ太(※上条ボイス)『こうなったらもう――そうだ!俺の、俺のファンに考えて貰おうぜ!』

クロ太(※上条ボイス)『俺にやってほしい全裸企画とか検証してほしい全裸都市伝説――へぶしっ!?』

〜しばらくお待ちください〜

鳴護「『えぇっと……当麻君が体調不良によりログアウトしたので、あたしが後を引き継ぎます。事務所の一応先輩のARISAです』」

鳴護「『企画、募集――あぁそうだね!時期も時期だしクリスマスでプレゼントを配達します!サンシャインさんが!あたしではなく!』」

鳴護「『誰かに何らかのプレゼント持って行ってほしいとか!そういうの書くと実現するかもしれません!あたしではなくて当麻君が主体です!』」

鳴護「『なんだったらドッキリでも良いかな!そういうのも対応しますよ!当麻君がね!』」

鳴護「『応募期間は12月の第2週ぐらいまではなんとか出来るかも?まぁ最悪年越してもショートSSはしますから!当麻君が責任を持って!』」

鳴護「『また当麻君でなく、他の人にやってほしかったりしてほしかった場合も、当麻君の謎人脈でなんとかしますよ!ファイッ!』」

マネージャー「責任転嫁が多くないですか?」

鳴護「これ以上しょーもないネタ企画に巻き込まれたくないんです……!」

マネージャー「あぁでは今やってる転生モノに参戦します?丁度学園都市に舞台が移動しますし?」

鳴護「殺伐とした世界観じゃなきゃいいですよ!」

-終-



※上条さんにやってほしい全裸企画、並びに検証してほしい全裸都市伝説は現在募集しておりません

【※告知】
クリスマス緊急企画ではSSのシチュエーションを募集しています
今年もやりますネタに詰まったときには読者様参加企画

【誰】が【誰】へ【どんなクリスマスプレゼントを持っていく】のかを明記すると、そのSSが出来るかも知れません
また【誰】が【誰】に【どんなサプライズ(ドッキリ)】をするでも構いません

なお基本的な制限は以下の通りとなっております

・とある魔術の禁書目録・超電磁砲のキャラクターのみ。含む新約・劇場版
・多くてもトータルで10人(話)ぐらいなので、まぁ早い者勝ちでどうぞ
・募集期間は12月頭ぐらい?場合によっては伸びますしクリスマスを超えて来年発表になるかもしれません

基本的に意味が分かればオッケーです。例として、

【上条】さんが【インデックス】さんに【日ハ○の新○監督が描かれているためクソ程も売れてなかった日ハ○製品】をプレゼントする
【レッサー】さんが【御坂】さんへ【逮捕のためとはいえJCにタックルするのはいいぞもっとやれ】と激昂に行く
【HAMADURA】が【電撃編集部】へ【アイテムってのは俺達がアイテムなんですよ!つのれ俺も含めてね!】と泣き脅しに行く

みたいな感じで↓に書いておくとその内容がSS化するかもしれません
あまり人が多かったら無作為に抽選となりますが、残念ながらそんな事態は一度もなく (´・ω・`)





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