Category

Counter
Access Counter

On-line Counter



Clock(trial)

レッサー「恐怖!復活のジー○サッカー……ッ!!!」

 
――とある高校

土御門「な、カミやん放課後ちょっと時間ねーかにゃー?いいバイトの話があるんだけど」

上条「あ、すいませんそういうのいいです間に合ってますから」

土御門「ちょっとだけだぜぃ?ちょっとだけでいいから!ほんの少しだけでいいからやってみない?」

上条「やめてください!手を離して!人を呼びますよ!?」

吹寄「はいそこ教室で小芝居しない。姫神さんの情操教育に悪いわ」

姫神「『へっへっへっへ。いいから一緒に来てデュエ○ファイトしようぜ』」

吹寄「新キャラ登場!?しかもヤカラの方で!?」

上条「いやバトス○は良い子のゲームだろ。最近コラボが凄くてガンダ○からウルトラマ○まで手広くやってんだからな!」

土御門「そのうちデジモ○世界とも繋がりそうだぜぃ。てか末期症状のソシャゲー……うんまぁ、そういうこともある。強く生きろ!」

吹寄「まさかアホ二人から反論されるとは思ってなかったけど。バイトの勧誘?」

姫神「ちょっと興味がある。私も一枚噛ませてほしい。カードゲームの何か?」

土御門「いやトレカは関係ないぜぃ。肉体系ガテン系ア゛ッ系バイトだからカミやんにしかオススメしない」

上条「待って?肉体系とガテン系はまだ俺向きだけど、最後のオノマトペって何?大切なモノを切り売りさせられようとしてるの?」

土御門「需要はあるから!日本人ならいいって人が!」

姫神「やめなさいよ。今更だけど姫神さんの教育に悪いわ」

姫神「――いや。その業界は全く甘くない。夢を見ない方がいい……ッ!」

姫神「某二丁目に『ここでならウ×ができる!』とトチ狂った青年からおじさんが迷い込んでくるそう。しかも毎年数人は」

姫神「大体ヤケになった人がトイレでウロチョロしてるからすぐ分かる……ん。だけども現実は非情で」

姫神「『異性にもモテなかった人間が同性に限ってモテる筈はないよね?』というのを丁寧に丁寧にお話しして。引きとってもらう」

姫神「まぁつまりゲ○だからって見境なしではない人が多い。まして某二丁目はブロードウェイなのだから目が肥えている」
(※全て某ゲイ芸能人曰く)

吹寄「どうしよう。汚れなき姫神さんがアホどものせいで汚れきってるわ」

上条「フッてただろお前。デュエ○ファイトの前にもうフッてたよね?」

土御門「そりゃ女好きで見境ないヤツも居るけど大半はそうでもないって話だにゃー。分かる分かる」

姫神「そもそも大抵の場合は『見境なく口説く』人も。”(※ただし美人か可愛い子に限る)”と但し書きつく訳で」

上条「本当に姫神も慣れたよね?こなれたっていうか慣れちゃ行けない感じに馴染んだっていうか」

土御門「まぁ人間誰しもが外見で判断するよねって話はさておくとして、どうバイト?何日かなんだけどする気ある?」

上条「業種と時間をまず教えてくれよ。姫神達もしたいんだったら一緒に」

土御門「俺も知らないんだにゃー。とにかく手を借りたいって元統括理事長が言ってんだぜぃ」

上条「そっかー、あのアホ案件かー、断るわ」

吹寄「いや、ツッコミなさいよ!?偉い人代替わりしたっていうけど、あんた達の知り合いじゃないでしょ!?」

土御門「『――あ、もしもしアレイスター?うん、JKがお前と話したいって、うん、オッケ?代るなー』――はいどうぞ」 ポン

吹寄「電話を渡されてもね!――『あー、もしもし?』」

電話の声『――今どんなパンツはいてるのかね?ちなみに私は全裸にローブ』

吹寄「――オォラッ!!!」 ブンッ

土御門「俺のスマートフォンが異世界転生を!?」

上条「だから分かってただろ。開いてる窓を確認してから渡してたよな?」

土御門「って訳で、バイトどう?ちなみに今のはアホ直通のケータイだから無くなってもいいぜぃ!」

上条「あぁそういう。でも夜中に戻って来そうで怖いよな」

吹寄「絶対に騙されてるでしょ。なんで阿吽の呼吸でセクハラかましてくるのが統括理事長なのよ」

姫神「分かった。統括理事というあだ名の知り合い?」

土御門「元の上司で今は同僚!まさかの人生革命状態だぜぃ!」

上条「どっちもお前を人間だと思ってなくね?あぁいや土御門が悪いんじゃなくてさ、こう」

土御門「『――もしもしアレイスターか?貴様のスパイは預った!返してほしければ分かっているな!?』」

上条「『――実に興味深い話だね。ただ今ちょっと立て込んでいて、気が済んだら着払いで届けてくれないかな?』」

土御門「言うわー、あの最低人間なら言いそうだわー」

吹寄「誰よ」

姫神「第五部のボ○っぽい」

土御門「『――もしもし白モヤシか?貴様の同僚は預った!返してほしければ分かっているな!?』」

上条「『いえ違いますけどォ?アドレス間違ってますよォ?』」

土御門「言うわー、俺だってそんなんかかってきたら他人のフリするわー」

吹寄「だから誰よ」

姫神「大丈夫。きっとホントのピンチになったら『やれやれだぜ』とか言いながら助けあう。男子の友情」

土御門「『――もしもし上条当麻か?貴様の親友は預った!返してほしければ分かっているな!?』」

上条「『ちょっと何言ってるのか分からないですね、ガチャン』」

吹寄「友人が一番の塩対応!?」

姫神「照れているだけ。きっとそう」

土御門「それで頼むぜぃカミやん。ただちょっと遊んでくるだけでギャランティが発生するんだにゃー」

上条「遊んでほしいんだったら俺より適任がいるだろ。心の友と書いて『カナリア』と読む青ピさんとか」

姫神「カナリア?」

吹寄「カナリアは大体いつもご陽気に鳴いてるから、鉱山で一酸化炭素や有毒ガスが発生したら即座に静かになるのね」

吹寄「だから真っ先に死ぬことで危険を知らせる人や部隊を、『カナリア』と」

土御門「残念だけどご指名案件だぜぃ?断っても構わないが――いいのか?きっと後悔する羽目になるぜ?」

上条「おっ、やってみろやコノヤロー!俺は脅しには屈さないぜ!」

土御門「女体化したままでカミやんちまで乗り込んだ上、あることないことご近所に触れ回った挙げ句、ノリで全裸になる」

上条「――くっ!?なんて怖ろしい相手なんだ……ッ!?アホは自分へのダメージを度外視するから始末が悪い!」

吹寄「教育者の設定は?ねぇ、曲がりなりにも理事長って名乗ってるんだったらもっと生徒に優しくないの?」

姫神「楽しそうな生き方だよね」

土御門「で、ちなみにですね、バイト代がこのぐらいに――」

上条「――ってやるぜ!俺たちの友情はカネなんかじゃ壊せないからな!」

土御門「あ、ちなみに日当に換算すればの話だから。注意するんだぜぃ?」

姫神「汚い。陰陽師流石汚い」

上条「インデックスが欲しがってる円盤があるんだ!俺見てないけど名作らしいからその資金にしようって!」

姫神「完璧なまでのガッカリフラグです。本当にありがとうございました」

吹寄「えーっと、何?」

土御門「調べてみたら7/21日発売で5/20から絶賛予約開始中にも関わらず、25号以降ぶっちゃけここ一ヶ月広告が載ってないダメアニメ、なんだぜぃ」

土御門「そして全12話なのに円盤定価は3万で全話収録という地雷っぷり。三話ごとに刻んだどっかのアニメの風上にもおけないにゃー」

姫神「それでもファンは買うのだから。業が深い」



――学園都市某事務所 放課後

上条「指定された場所はここか……てか夜逃げでもした後のオフィス、っぽい?机とイスが雑多に」

レッサー「くっくっくっく……!ようこそいらっしゃいましたね、ささどうぞどうぞ奥へ!」

上条「出やがったな不謹慎の悪魔め!監督以上にアレな発言が多いから一番アレな時にはいないことになってた謎の国の人め!」

レッサー「新型インフ○が一抜けしたんで、『世界pgrwwwwwwwwww』ネタを挟もうとしたらまた感染が増えやがりましたが何か……ッ!?」

上条「どんなに苦しいときでも自虐ネタをさせたら世界屈指のイギリスさんだぜ!そこに惚れないし憧れもしないけど、生き様はしびれるな!」

レッサー「いやーみんなサッカー大好きですからね!ヤポンでJKがウェーイするのと同じで!」

上条「一部の人だけだよ?普通の人はただ静かに引いてるだけだよ?」

レッサー「あ、こんなところにもSacker(サッカー)が!」

上条「やかましいわ!?つーか分かりづらいわ!?誰がSackerだコラ!?」
(※オランダ語の『ルーデサッ○』→コンドー○→サッ○野郎=日本人の7割)

レッサー「こないだレゲー漁ってたんですよ。くに○とか大工の○さんとか」

上条「お前が知ってんのがスゲーよ」

レッサー「そしたら『ジー○サッカー』って差別的なタイトルのゲームが!可哀相なジー○さん新手のイジメですかねこれ!?」
(※意訳;「ジー○のサッ○野郎」)

上条「キレるわー。俺がジー○だったらぶち切れるわー。サッ○野郎ではないけどー」

レッサー「まま、ともあれようこそ!我らが城へ!」

上条「あぁうんどうも上条です。つーかレッサーさん、なんでここに?」

レッサー「下請けです!『ユー、どうせヒマなんだからウチでバイトしちゃいなよ』と誘われたもんで!前回のミステリ劇から引き続き!」

上条「俺らが誰一人として空気読まなかったアレが。特に酷かったインデックスと怪談おじさん二号(闇咲)」

上条「てかお前本業はどうしたよ?『新たなる光』は?」

レッサー「新たな……?え、なんです?新しいスイーツですか?タピる的な?」

上条「ダメだコイツ早く何とかしないと。てかそれ言うほど流行ってたか?一回目のブームでも飲まずに終わったし、二回目もそうなりそうだわ」

レッサー「あーでもフルーツサンドは美味しいですよねー。昔あった購買の隅っこの方で乾いてた頃のとは偉い違いで」

上条「なぁ、前から思ってたんだけどお前っ歳いくつ?中二?それとも黒井ミ○方式で大体いるもんなの?」

レッサー「ふっ、人にモノを尋ねるときはまず自分から!かの有名な北風と太陽でもあったではないですか!」

レッサー「『旅人を脱がせるには、まず自分が脱がないと北風くん』ってね……ッ!!!」

上条「イギリスの北風と太陽ってそんなシーン入ってんの?太陽さんが言ってるっぽいけど、あれ二人とも全裸じゃなかったっけ?精霊的な感じで?」

レッサー「まぁそんなことはどうでもいいのでR-Typ○の続編出たのを祝して、カンパーーーーーーーーーイ!!!」

上条「一個もしてねぇよそんな話!?あぁまぁオッサンとグロ系シュー好き人には朗報なんだろうけど!」

レッサー「ささ、どうぞまず一献!麦茶ですが!」

上条「あ、どうも。それよりバイトの話を」

レッサー「バイ○ですね分かります!えぇまぁ彼らは人類が未来に捨て去った超科学兵器なのですが、それが何の因果かタイムスリップして現代の人類に牙を剥」

アレイスター『――って長いね!長いよ!本題に入ってもないのに!』 バタンッ

レッサー「ふっ、かのアレイスターすら私を使いこなすには至らず、と!」

上条「誰だってそうだよ。お前のその無駄な行動力と邪悪な思考体系をどうにかできるのは……えっと土方歳三でギリかなー」

レッサー「誰が山南敬助ですか!総受けですねっ!」

上条「だからそーゆーとこ」

アレイスター『というか理事長オコです!分かるかね上条当麻君!君のことを怒っています!』

上条「珍しくシニカルなキャラじゃねぇ!いや別に嬉しくも何ともねぇけど!」

アレイスター『理事長頑張ったのに!生徒諸君に楽しんでもらおうとミステリの舞台を用意したのに!謝って!』

上条「俺はむしろリアクション役で貢献した気もするが……ごめんなさい」

アレイスター『ふっ、気にはしてないさ。だが君が謝りたいのであれば好きにすればいい』

上条「不安定か。出会ってからオールウェイズ不安定だけど大丈夫か?」

上条「つかバイト代に引かれてきたんだけどさ、俺何すんの?危ないことすんだったらカナリア一号に頼んでくれよな?」

レッサー「おぉっと失礼ですねカナリア二号のくせに」

アレイスター『大した話でないのだがね。この間ね、ふと寄ったレストランで食事を取ってね』

上条「そのカッコ(男性&逆さ)でレストラン……まぁいいか。コスプレも市民権を得つつあるからな」

レッサー「何かのイベントだと思ったでしょうね。もしくはゲリラ心霊」

アレイスター『ラーメンセットを食べた後、いざカードで支払おうと思ったらカードが使えなくてね』

上条「その光景が超見たい。写メされまくるだろうな』

アレイスター『生憎現金を持ち合わせていなかったので、その場はダッシュで逃亡して事なきを得たのだが』

上条「おい犯罪者。そして店側も災難だったろうな!」

レッサー「カネも貰ったら呪われそうですし、店側としても助かったと思います」

アレイスター『と、言うような事が何度かあったのだよ。私の持っているカードがことごとく使えない的な?』

上条「何かしたのか?人の恨みは国単位で買ってるだろうけど、電子的な攻撃喰らったとか?」

アレイスター『私もそれを最初に思いついてね、電話をかけてみたんだよ、”彼”に』

上条「どちらさん?」

アレイスター『そうしたら君、なんて言ったと思う?――「これ以上学園都市の口座からビタ一文出す気はねェよこのクソニート野郎」ってね!』

上条「100%一方通行が正しい。そしてやっぱ流用してやがったなテメー!?」

レッサー「まぁまぁ、魔術師界ではレジェンド枠ですし、もう精神が人間の域を超えて仙人ぐらいになってますんで」

アレイスター『ギャルのぱん○ーおくれ!』

上条「亀仙○はそんな事言わ――んー……?言うな!続編で元気になってきた武天老○様だったら言うわ!」

レッサー「この元統括理事長ノリノリである」

アレイスター『なので、ね?お金を稼ごうと思って。合法的に』

上条「そっか!それは良かったな!でも俺はちょっと用事があるからこの辺で失礼するぜ!じゃあな――って離せコラ!?」 ガシッ

レッサー「逃がしませんよぉ……?あなただけは、あなた一人だけはどこまでも道連れに……!」

アレイスター『というか君がダメでも私たちは自宅へお邪魔するけどね?』

上条「最近のヤク×だってもっと大人しいわ!下手にやらかしたら即・世界発信されるから!」

レッサー「時代は変りましたもんね。『××××バッチこーい!』とネット番組で公言する経済評論家もいますし」

アレイスター『微笑ましい時代だよね。まぁその分悪党が悪用することも多い、というか大概のツールは割るようされるのが常ではあるが』

上条「つーかなんで俺に話持って来やがった!?自分で言うのもアレだが、金運さんとは生まれてこの方ご縁がねぇわ!?」

アレイスター『いいかい?私は真面目に稼ごうと言ったね。過去私は洗脳されていたとはいえ、これからの人生は誰にも恥じる生き方をしていかなければならない』

上条「洗脳?過去を改変して無かった事にしようとするのをまず恥じろ」

レッサー「カイ○ロジックですね!――ハッ!?続編で息子が槍を装備できるのはまさか……ッ!?」

アレイスター『日本語ではなんと言ったかな、えぇと、托卵?』

上条「やかましいわボケども!?シモ系に関してアンリミテッドなアホ二人だから遠慮しねぇのな!」

レッサー「メインヒロインはリディ○(小)でいいと思うんですよね」

アレイスター『じゃあその方向で作ろうか。ジャンルはRPGでいいね?』

上条「ツッコんだから話切り上げろよ!?そういうお約束でしょーか!?」

上条「……てかRPG?作る?」

アレイスター『作るっていうかツクー○でいいかな。ちょうど最新のも出始める頃だ』

レッサー「あれ地雷じゃねーでしょうかね?どう考えても要求スペック高い上に汎用性がアレな感じで」

アレイスター『ユーザーは動けばいいのに対し、制作側と思惑が違うのだから仕方がないね』

上条「お前、作るっていうか――同人ゲームで一発当てようと?」

アレイスター『Chemistry!!』

上条「Exactlyな?」

レッサー「ぐぎぎぎ……!私がボケで後れを取るとは……!」

上条「超面倒臭い。てかお前らよくボケ二人で企画しようと思ったな!?」

レッサー「いえ、それが進行は早いんですよ――『孤島でミステリーをやろう!』と私がボケたら」

アレイスター『「いいね!ウチの子たちを呼んで盛大に!」と。ボケにボケを被せるため後に退けなくなるっていうね』

上条「やっぱお前らか。お前らの無責任さが失敗の原因になったんじゃねぇか。俺のゴメンナサイ返せや」

レッサー「リディ○(小)がセシ○(黒)とのカップリングだなんて夢の共演!滾ってきましたな!」

アレイスター『他のシリーズの召喚獣とかも出せばいいんじゃないかな?なんだったらジャクショ○システムを前面に出してだね』

上条「だから聞きなさいよ人の話を。お前ら仲良いな、親子か」

レッサー「おとう、さん……?あなたはもしやこっち来る前に『お土産は雷おこし』と頼んできた、生き別れのお父さんなんです……?」

アレイスター『そういえば顔も知らない名前もうろ覚え、そして何よりも生死が曖昧で満100歳を超えても生きてるかもと思ってた我が娘と同じ性別――」

アレイスター『――まさか!?そんな偶然が!?』

上条「近々会ったばっかじゃねぇかお前の親父さん。そして性別はほぼ二択だよ、最近増えたけどどうなんだろうなアレ」

レッサー「競技会では無改造&無転換なネイティブ女性が一番割を食いますよね」

アレイスター『その内ナチュラルな女性を守るために立ち上がる人が出ると』

上条「危ねぇ話題になったら帰ってくんなよ!?スルーしろスルーを!」

アレイスター『――と、見て分かっただろうが、我々にはプランがあるが具体性が欠片もないのだよ』

上条「お前の人生ってほぼそんな感じゃね?夢は高いんだけど、それ以外がガッバガバ的な」

レッサー「ですのでレベルの高い童×、つまりDTの方を招聘して現実性のある計画に落とし込もうという寸法ですな!」

上条「DTってレベル高いの?レベルが1のまんまだから低いんじゃないの?」

アレイスター『まぁ蛇の道は蛇、というヤツでね。いいかい?DTというジョブはその必然性から成り立っているんだ』

上条「ジョブっていうかただの悪口だろ」

アレイスター『私の娘は判明しているだけで二人、そしてフリーセ×××を主とした魔術儀式を行っていた期間があった』

上条「テニスサークルか。まだあっちの方が建前ある分だけマシだけどな!」

アレイスター『つまり二人の娘を持つ私の方が、波のDTよりエ×いということに……ッ!!!』

上条「まぁ、行動力はあるわな」

アレイスター『あれ?なら頼む必要がないよね?』

上条「不安定なんだよ。お前の存在そのものが、基本不安定なんだよ」

上条「しかもソーズティや姫神のようなフワッとした軽さじゃなく、お前の方は何らかの病名つきそうな不安定さなんだよ「」

上条「そして論理展開がギャグベースなんだよ!?少しは、っつーかたまには『あ、こいつ賢いな!』ってところ見せてくれよ!」

アレイスター『「タイB○」』

上条「賢い要素あるか?あぁいやB○が悪いっつー話しじゃないんだが、やたらパワーワードのその単語に賢い要素ってどこ?」

レッサー「『あの時代のアテ○がやったら弱かったのは、別時代のアテ○が勝手に降臨しくさっていた件について』」

上条「長かったよな!キン肉マ○と同じで何十年ぶりに回収したフラグだったけども!」
(※大昔からファンは「サバオリ(城戸沙○の蔑称)、なんてこんなポンコツなん?」と疑問に思われていた)

上条「てか説明ししないと分からないネタはやめろっつってんだよ!?俺が何でもかんでも拾うから悪いのか!ごめんね!」

レッサー「最終的にノリツッコミですか。いい加減そのパターンも飽きてきましたよねぇ」

アレイスター『そろそろ何か新機軸がほしいところだね。何かこうオリジナルのかけ声とかがいいんじゃないかな』

上条「お前ら『幻想』もろともぶち殺すぞ?なんだったら幻想どうでもいいから」

レッサー「それも昨今のコンプラ的にどうなんですかね。SNSで書き込んだら通報されてもおかしかないですよね」

アレイスター『そうだね。女性に暴力を振るうのも男性社会の生んだ歪みと言えなくもないかもしれないね』

上条「こっちずっと文字通りこれ一本でやってんだよ!?今更部外者に言われてもな!」

レッサー「ではちょっとフレーズを変えてみましょうか!りぴーとあふたーみー――『西葛西って知ってるか?』」

アレイスター『さん、はいっ』

上条「くっ!あぁ言えばこういう!屁理屈言わせたらイギリストップ3の二人がそろってるのは分が悪い!」

上条「あと被害は俺だけに留めて置けよ!いつまで初春さんに流れ弾当ててんだよ!そろそろ許してやれよ!」

レッサー「擁護する体で詳しく説明してダメージを与える芸ですね。勉強になります」

アレイスター『こういう味方面した仲間が一番手に負えないんだよね』

上条「そろそろ帰るよ?お前らと絡んでるとなんかこう、俺の不幸パワーが溜まっていく気がするんだよ。ストレッ○パワー並に」

アレイスター『待ちたまえよ。このまま君が帰って我々が暴走したら、どうせ止めるのも君の役割になるんだよ?』

上条「俺はお前らのかーちゃんではない。絶対にそんな気がしないでもないが」

レッサー「ふっ、ここで大人しく我々のボケにツッコむか、それとも後で警察に事情をツッコまれるか!好きな方をお選びなさいな!」

上条「今俺は金田○さんに出てくる犯人達の気持ちと同一化していると思う。何かもう勢いとテンションで手を汚しそう」

レッサー「ご心配なく!禁書目録さんの所にはピラ友が延々メシを作っていますから時間はたっぷりありますよ!」

上条「可哀相なフロリス……まぁいい。話が進まないんで俺が進行すっけど、お金がないのな?それでゲーム作って稼ごうって話?」

上条「……一応聞くな。昨今のゲーム業界について、元統括理事長は如何お考えで?」

アレイスター『あれだろ?ピコピコとかそんなんだろ?』

上条「ヤッベーこいつ根本的な所から理解してねぇ!?科学の街の元トップだったのに!?」

アレイスター『そう、だな……私もね、こうやって第一線から身を引いた上でこそ見えるものがある。そうだね、ある能力者の話をしようか』

アレイスター『あまり過去の話をするのもなんだが、まぁ調べれば直ぐに分かることなのであえて話すけども、彼はある年齢までは普通に市井の家庭で暮らしていたんだ』

上条「みんなそうじゃね?」

アレイスター『しかしある日、彼の能力が暴走してしまい、警察や自衛隊が出動する騒ぎになってしまった。それはとても悲しいことだったが――さて』

アレイスター『「ベクトルを操作できる能力者を発見した――そう、私の所へ一報が届いたとき、どんな気持ちだったか分かるかい?』

上条「あぁ、『スゲー能力者ゲットだぜ!』みたいな?」

アレイスター『「え、ベクトル操作ってなに?怖っ!?」』

上条「お前が引くなや!?俺もビリビリから初めて聞いたとき『なにそれこわい』だったけどもだ!」

アレイスター『というか今更にして思うのだけれど、「超能力って科学じゃなくてオカルトのジャンルじゃね?」ってね』

上条「知ってたわ!誰もが知ってるわ!みんな薄々そうじゃないかなっては思ってるけど、なぁなぁで済ませてきたんだから言うんじゃねぇよコラ!?」

レッサー「補足しますと現代の超能力は20世紀に『ニューエイジ』と呼ばれたオカルトからの分派ですな。超能力の覚醒方法とか、魔術サイドにイニシエーションそのまんまっすわ」

アレイスター『中の人が大体同じ詐欺師だからね。私は違うが』

上条「てかお前らさ、考えた方が甘いんだよ!ゲーム作りました、さぁ売れましたって業界じゃないんだからな!?」

上条「そのジャンルで日々鍛錬や研究して!同じことばっかずっと考えてる人たちが頑張った上で作ってんだから!」

レッサー「ほう、つまりエ×ゲームを作るに当たって必要不可欠な素質とは?」

上条「そりゃお前エ×いことばっか考えて――」

上条「……」

上条「――あぁなんだ俺たちか!?大体の男子高校生は資格充分だわ!?」

レッサー「よっ、ナイス人選!この『幻想』殺しっ!」

上条「いやぁそれほどでも、つーか俺を指名したのはお前かよ覚えてとけテメー」

アレイスター『ふっ、心配性だね君は。所詮はゲームなのだから、ある程度のポイントさえ抑えていれば売り上げは見込める。マーケティングだよ、要はね』

レッサー「『名作を書くには名作を理解しなければいけない』ですに。他人の感動したりハマるツボさえ抑えときゃいいんですよ」

上条「まぁ大事は大事だよな。こういうのが売れたとか、あぁいうのが売れてるとか参考にしたり」

アレイスター『要はアレだろ?エ×いゲームだったら、どんなにバグが残っていても許されるのだろう?』

上条「雑だよな?『売れるゲームを作れば売れる!』とかたまーに言い出すアホな社長レベルの話だぞ?」

アレイスター『それこそ思慮が足りないのではないかな。私であればまず有名なイラストレーターを雇う!初期投資は必要だからね!』

アレイスター『そうすれば多少物語が破綻しようが!イベント用グラフィックが少なかろうが売れるに違いない!』

上条「レッサー、お前ちゃんとこのアホに説明した?それもう『絵フォルダ無』でお馴染みのエフォルダムソフ○が通った道ですよって」

レッサー「いえ全く。このまま第二のアナフィラ騎士ーが爆誕するのもそれはそれで一興かな、なんて思っていた!」

上条「元理事長、それもうダメだからな?エ×だからって手を抜いたらその分だけの報いは受けるんだぞ?」

アレイスター『心配はいらない。よくよく考えれば初期投資する資金すらないのだからね』

上条「じゃあ何ならあるの?愛と勇気も必要だけど、それしか持ってないんだったらアホみたいに時間かかるよ?」

レッサー「――これは、ジー○サッカーあるあるなのですが……ッ!」

上条「これ以上そのネタ膨らませる意義あるか?俺も今日まで存在すら知らなかったけど、実はスゲー名作だとか?」

レッサー「あぁいえ、内容自体は『スーファミで最もつまらないサッカーゲー』の称号をほしいままにしています」

上条「称号ってそんな使われ方するっけ?」

レッサー「年代的に他のハードが出始め、ジー○サッカーはワゴンセールの番人として全国に知れ渡ったのですが――」

レッサー「――実は一時!その需要が大幅に上がった出来事があったのですな!」

上条「プレミアでもついた?あ、タレントが番組で取り上げたとか?」

レッサー「いいえ、それがですね、当時はケータイはおろかパソコンもない時代……人々はエ×に飢えていました……ッ!」

上条「なんて?」

レッサー「なので!家庭用ゲーム機のROMを改造し、そこにエ×いCGを詰めて再生できるようにして転売するという商売がありまして!」
(※マジです。大抵盗作)

レッサー「しかし改造には元となるROMが絶対に必要!しかもできれば大量に入荷できて安ければ安い方がいい――」

レッサー「『――そうだ!我々にはジー○サッカーがあるじゃないか……ッ!!!』とね!」
(※業者がジー○サッカーを大量購入→中身をエ×いのへ差し替える→売りさばく)

上条「なんて悲しいお話……!」
(※大体実話です)

アレイスター『つまりエ×い向けに改変すれば許されると?』

レッサー「イエスッ!まぁ同人ゲームだったら多少お目こぼしもしてくれますし、パクリ上等で行きましょう!」

上条「この組み合わせはホンッッッッッッッッッッッッッッッッットに最後にしてくれよ……!手がつけられないっつーかアホ二人で二倍辛いわ!」



――

レッサー「では残り時間も少なくなってきたのでちゃっちゃとプレゼンしましょうかね!はいディレクター!私に案があります!」

上条「世界で一番嬉しくないディレクターは俺。まぁ言うだけ言ってみ?案を出すだけ出して、そん中から絞っていけば大惨事は避けられるだろ」

レッサー「最近流行りじゃないですか?人の都合でモンスターをゲットして育成し、人の自己満足のために戦わせ、人の虚栄のために称号を得る的な?」

上条「サト○全否定すんなよ。まだ旅してんだからなあの人。そして人気あるコンテンツとして定着してるわ」

レッサー「育成要素と収集要素を兼ね備え、なんだったら販売後にL.○としてお布施を募るのもいいと思います!」

上条「エグいこと言ってっけどダウンロードコンテンツはDLCな?L.○は雑誌、うんまぁ」

レッサー「その名も――『TOKI-MON』ッ!!!」

上条「おぉ意外!てっきり『MISA-MON』とか大人数ネタで来るかと思えば!」

レッサー「何言ってんですか上条さん。そんなゲーム津きっても一人だけVVVRで残りは全部Cって地獄じゃないですか!」

上条「そして俺だったら始めて数時間でコンプリートさせられる自信があるぜ!望む・望まないに関わらずな!」
(※シークレットで御坂パパと御坂ママ)

レッサー「その点はご安心を!トキモン――正式名称・常盤台モンスターを集めますんで、バリエーション豊かな人材が!」

上条(※裏声)「うん、待とうかレッサーちゃん。スッゴい不安だけど、この不安は的中するんだよね?」

レッサー「アリサさんが言いそうなツッコミですな!裏声でサブイボが出ましたが!」

上条「常盤台モンスターって何?」

レッサー「まぁまぁ話を最後まで聞いてからにして下さいな。物語は少年が成長する過程を描くんですよ!サラマタウンに住む少年サトツが主人公です!」

上条「サト○に謝れよ。『ピカチュ○縛りのダメマスターって世界中からアホ扱いされているサト○に謝って!」

レッサー「ある日サトツは旅に出ます。ヴォーキド博士とママの仲が妙に良くなり、家での居場所がなくなったからです!」

レッサー「なので彼は高い高い目的を掲げ、実質二度と家には戻らない決心をしていたのでした……!」

上条「ちょっとお前『あ、そうかも……』みたいに匂わせんのやめろや!?」

レッサー「そして旅先で出会った女の子を取っ替え引っ替えし、終わらない旅で少年達からお布施を受け続けるのです!」

上条「モンスターは?俺が一番引っかかったモンスター部分はどこいった?」

レッサー「おっと失礼!サトツは旅に出た途端分かったんです――あぁ戦力がほしいな、と!」

レッサー「なので常盤台の能力者達をモンスターにし、代理戦争の使者へ仕立て上げようと……!」

上条「どんなシステムだよ。ポケモ○ボールでもぶつけてゲットすんのか」

レッサー「いいえ、ハイエー○をぶつけます」

上条「お前、本気でTOYOT○に謝れや!?どんだけあの車種が風評被害に遭ってっと思ってんだゴラアァッ!?」

上条「こないだある人がメシ食ってたら、近くテーブルのガキが外見て『あ、レ××ワゴンだ!』って言ってるぐらいに破損されてんだよ名誉が!」
(※実話です。ピラフ吹いた)

レッサー「そして弱ったところを確保しなんやかんやして味方にします!この部分がポイントですね!エ×いゲームたる由縁のアレです!」

上条「深くは言わんでいい!もうこれ以上真っ当にファンを敵に回したくはない!」

レッサー「低レベル能力者でトキモン軍団を結成しより高い能力者を打倒する!どうですか上条さん!?まさにゲームの王道じゃないですか!」

上条「動機と手段と著作権的に非人道的なのに目を瞑ればな。てかエ×いゲームなのに全員中学生っぽい時点でアウトだよ。試合にならねぇ」

アレイスター『あと学園都市はそこまで無法じゃない。流石にそこまではちょっと』

上条「あと事と場合によっては神様(※鎌池先生)にも迷惑かけね?どっかのマスコミが炎上目的で取り上げたら、本家にまで迷惑かけるよね?」

レッサー「あ、大丈夫ですよ!御坂さんが戦う女性主人公としてトップに立っているんで、人権の当たり屋にはスルー案件です!」

上条「そっか、なら安心だな!でも他に男性主人公がいるって事も忘れないでほしいかな!誰とは言わないけど!」

レッサー「どうですー上条さん?もうそろそろトキモンゲットしたくなりません?」

上条「言っとくけど同人ゲームの中でも最底辺の部類だからな?原作へ対してリスペクトの欠片もなく、『つーかお前原作知ってる!?』ってツッコまれる類の」

レッサー「いやでもこの間やったゲームでは早○さんがお嬢言葉を……」

上条「東○の話はしてねーよ!あれのゲームは面白いからノーカしといてやれよ!」

レッサー「さぁどうです!?あ、これ一発で製作決まっちゃうんじゃないですかねー、いやー悪いですよねー」

上条「却下だよこのヤロー。俺が許すと思うな」

レッサー「でも本音を言えば?」

上条「システム回りと原画をどうにかすればガチで売れ――は、しないな!心あるファンのみんなは買わないから!」

アレイスター『というかだね、黙って聞いていて思ったのだが』

上条「なんすかご意見番」

アレイスター『元教育者として君の言わんとすることは分からないでもないのだよ。婦女子の、それも児童が肌を晒すのは不謹慎だと言える』

上条「死刑確定したシリアルキラーが『人の命は大切だから死刑反対』って言ってるレベルの説得力だが、まぁそれで?」

アレイスター『しかし某ソシャゲーでは春になったらまず脱いで、夏はやっぱり水着で脱いで、秋も当然ハロウィンで脱いで、冬も何故かサンタコスで脱いでいるし』

アレイスター『公式自体が未成年の半裸祭りなのに、非公式はダメというのは納得がいかないよね?』

上条「――はーい次の企画持って来てくださーい!次!次へ行きますよー!



――

アレイスター『ふっ、私に常に人を使う側だったのだがね。人生とは面白いものだ』

上条「あ、そういうのいいんでさっさと進めちゃってください。てかブレストなんぞ一本一本丁寧にボケてったら終わんねぇぞ」

アレイスター『私もね、ぴゅう○の頃からゲームを嗜む者として、一家言なくもない』

上条「お前の設定が二転三転してね?ゲーム大好きなの?それとも全然知らないの?」

アレイスター『最近は、えぇと少女に武器を持たせて戦わせたり、少年を刀にするのが流行っていると聞いたね?』

上条「経済分析が壊滅的な経済紙に書いてるコラムか。ザックリしすぎてるわ。ぶつも○流行ったら『タヌキブーム!』レベルの取り上げ方」

アレイスター『甘く見ないで貰おうか!このアレイスター=クロウリー、稀代の詐欺師として伊達に名を馳せた訳ではないよ!』

上条「って言ってんだけど」

レッサー「まぁ世間様には詐欺師扱いですね。別名『獣(BEAST)』と」

上条「あぁ話が通じないからな」

アレイスター『私が推すのはこれだ――「ガンコレ」!』

上条「すいませんアレイスターさん、着眼点はいいし俺も嫌いじゃないんだけど、もうあります」

アレイスター『なだタイトルしか言ってないのに!?』

レッサー「察するにGUN的なものをコレクションすんでしょうが、マジで結構ありますよ銃の擬人化。『ウホっ○!』とかのマンガに始まり、ソシャゲーじゃ数多」

上条「『うぽっ○』な?ただの面白擬音になるだろ」

アレイスター『待ってくれたまえよ。コンセプトは同じだが、私のは多少フレンジを加えている!』

上条「アレンジっったってなぁ。そっち系好きと思われる制作が出してるゲームなんか腐るほどあるし」

アレイスター『それは兵器や武器に限って、ということでだろう?何かこう銃を持たせたり、大砲を積んだりとそれは違うと思うのだよ』

上条「つまり?」

アレイスター『全裸でいいじゃないかな?』

上条「制作側の正気を疑うわ!?どこの世界のゲームで登場キャラがマッパなんだよ!?」

アレイスター『結局はエ×目的の上、最終的に裸(ら)になるんだから手間を省いた方がいいのでは?』

上条「あー……――いや、納得はしねぇよ!?一瞬『そっかな?』って騙されそうになったけど!」

アレイスター『というか、もう戦う必要もいいじゃないか。別にSLG好きという訳ではないんだろう?』

上条「って人もいるけど!自分の嫁のために頑張ってるんだよみんな!大して好きでもないし興味もないゲームを!」

アレイスター『ならばホラ、好きなゲームをするがいいさ!公式で新キャラを出して同人で勝手に裸(ら)を出してだね?』

アレイスター『そしてまた同人から原作に入る人が増えれば、ね?ちょっとぐらいパクったところで、最終的には全員が得をするんだよ?』

上条「そう考えればwin-winの関係と言えなくもない……ッ!?」

レッサー「騙されてますよ、超騙されてます。海賊版と称した違法コピー業者と同じレベルの言い訳です」

アレイスター『まぁ問題はそうなってくるともうゲームである必要性すらなく、CG集でいいのではないか、という点だがね……ッ!』

上条「ダメだろ。ゲームは?同人ゲームで一発当てようって話は?」

レッサー「絵の質と量の問題ですな。そもそもCG集として満足できるほどのクオリティが私たちに出せるとでも!?」

上条「うん、一回正座しようか?『そんなシロモノを売ろうとしてゴメンナサイ』って言って?」

アレイスター『――という訳でゲーム作りは然るべき人材がそろったら、にしようか』

レッサー「そうですねニート社長!我々には不向きだってことが分かっただけでも収穫があったって事で!」

上条「諦めるの早っ!?おいアホ二人、俺のギャラも含めてどうすんだよ生活費!」

アレイスター『心配ないよ。オレオレと言いながら募金を貰う活動をしていてね」

上条「『――あ、もしもし”必要悪の教会”ですか?ここにアレイスターが隠れています』」

アレイスター『また正しい相手に通報したね!色々あったけど敵認定は解かれていないからな!』

上条「……そして今週の企画ヒッデーよな。いつもまぁこんなもんっちゃこんなもんだけど、いつもにましてヒデェ」

レッサー「さぁキリキリ歩きなさいよ罪人め!あなたは『新たなる光』のレッサーが確保しましたからね!」

上条「高速で裏切るイギリス人。いや、こっちは別に違和感はない」


-終-

inserted by FC2 system