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Clock(trial)

CRとある魔術の禁書目録・開発秘話(嘘)

 
――○○学区特設ホール

土御門「おいっすカミやん、お疲れー」

青ピ「お疲れさまですやん」

上条「あぁ二人ともHRぶり。てかなんの集まりか知ってるか?」

青ピ「さぁ知らんわ?ボクらもバイト中に『行きぃや』って言われとぉ」

土御門「だにゃー。俺らも突然で訳が――ってどうしたカミやん?」

上条「嫌な予感がする……!前にも新しいゲーム作るとかアニメ1クールへ収めるとかそういうあったような気がする!」

土御門「にゃっはっはっはー!何を言ってるんですたいカミやん君!アニメは無事2クールに収まったじゃないか!散々だったけど!」

青ピ「そやんね!『これやったら1クールの方が傷は浅ない?』とか言うたらあかんよ!ボクが許さへんよ!」

上条「気持ちは分からないでもないが、誰かと戦ってんだお前ら」

青ピ「次は早くて6年半後やねぇ……ボクら一体なにやってんのかなぁ」

上条「お前はきっと変ってないと思う。『実はレベル5でした!』って言っても『知ってた』だし、違ってたら違ってたで『えー』みたいな」

青ピ「どっち転んでも責められんのはボクやね!」

土御門「あーでもカミやん、意外と出番は早いかもしれないぜぃ?エヴ○だってそうだったし」

上条「なんで?なんかあんのか?」

絹旗『――皆さんご静粛に、超黙りやがれゴミども』

上条「口悪っ?!進行の人なのに!?」

青ピ「いや――騙されへんで!コレはこれでアリや!」

上条「お前のナシの基準ってあんの?ドラム缶とか自販機とかスポーツカーでも時と場合によってはヒロインになるんだろ?」

土御門「あくまでそれはネタ……うん俺はネタだって信じてるぜぃ。だってリアルだったら怖すぎるから」

絹旗『はいそこ超シャラァッ!横隔膜打ち抜きますよ!』

上条「そんな脅し文句ねーよ。妙に具体的すぎて引くわ」

絹旗『でしたらどうそ壇上へ超どうぞ?私は、やりますが、何か?』

上条「――さっ、静かにしようぜみんな!先生の話は静かに聞かないと!」

土御門「いやまだ先生が出てくるとは……」

アレイスター『――どうも、先生です』

土御門「理事長であって教員免許は……まぁ暇潰しかなんかで取ってそうだけど」

アレイスター『初めての人は初めまして、それ以外はごきげんよう。私が学園都市の元・統括理事をしていたアレイスター=クロウリーだ。見知りおくがいい』

アレイスター『本日は秋深まって紅葉が綺麗なみぎり、行楽に仕事に仕事にゲームに仕事に忙しい中、よく集まってくれた。感謝してやらなくもない』

上条「時候の挨拶を入れた割には態度悪いぞアイツ。てか仕事の比率が高くないか?」

土御門「まぁ……暗躍するので忙しいんだろ。色々と」

アレイスター『まぁ君たちも学園都市の一時中止、邪魔が入ったアニメ化にイベント自粛』

アレイスター『そしてまさかの煉○さんの中の人にHAMADURA抜擢と喜ばしいこともあった』

上条「それ俺ら関係あるかな?『おぉスゲー!』って素直に思ったは思ったけどさ」

絹旗『ちっ』

アレイスター『私喋ってるよね?喋ってる最中に舌打ちをマイク乗せるのってありえなくないかな?』

絹旗『あぁいや超失礼しました。浜面が幸せそうだとイラッとする病に罹っていまして』

上条「(合ってるよ。病気は病気で合ってるけども病名は違う)」

土御門「おいカミやんもっと大きな声で言わないと!ステージの上には届かないぜそのツッコミがな!」

上条「怖いから小声でツッコんでるんだから察しろよ!?俺多分映画企画でもっかいイジられんだから余計な事言うな!」

絹旗『上条当麻さん、マイナス一っと』

アレイスター『ねぇだから私のターンだよね?イチャイチャするのやめてくれ――そいやっ!?』 ボスバスッ

絹旗『あ、超すいません。蚊じゃなかったですね、ただの腹筋でした』

上条「……なっ?」

青ピ「うん、生命の危険を感じんね!」

アレイスター『……まぁ君らの素行はともかく、はっきり言おう――』

アレイスター『――お金が、ないんだ……ッ!!!』

ほぼ全員「……」

アレイスター『お金が』

上条「違う違う違う違う、聞き取れないとかそういうこっちゃない。今の沈黙は『何言ってんのこいつ?』って意味だから」

アレイスター『うん、まぁアレだね?みんなが腕白すぎたりイギリスへカチコミかけるものだからね?』

上条「半分お前だろ。50%はお前の仕業だろ」

アレイスター『なのでこうね、幸いなことにとあるメーカーさんから「パチンコ出してみないYou!」ってね。資金繰りな意味で』

上条「正気かアホ!?お前この作品登場人物のほぼ全員が未成年(含む浜面も)なんだぞ!?」

アレイスター『必要かな?その(含む浜面)ってことさら強調する必要はあったのかな?』

絹旗『えぇ正直に言いますと私も超驚きました。とある警備員が「お前免許取れる年齢じゃないじゃんね?」的なツッコミを見て、「マジかよ浜面!?」と』

上条「いいかアレイスター、恥を知れ恥を!正常な判断力を持った大人達から巻き上げようだなんて!恥ずかしいと思わないのかよ……ッ!?」

上条「違うだろ!そうじゃないだろ!?学生をメインターゲットにして課金・課金・水着・課金で健全なゲームをやっていこ……あれ?なんだろこれ?」

土御門「カミやんカミやん、自分にメガン○撃ってるぜぃ。効いても効かなくても自分だけ必殺みたいな」

青ピ「ギャンブルも大概やけど、かといって基本無料コンテンツも……まぁうん!賛否両論やんな!」

絹旗『そして課金の間にさりげなく水着が入ってますね。ある意味それが超メインっちゃメインですけど』

青ピ「ちなみに著作権っておいくら貰えるん?」

土御門「今から30年ぐらい前、北野○のサイキック青年○ってラジオで話してた分には一台数万だっちゅー話だぜぃ」

青ピ「たった数万!?安ないの!?」

土御門「勘違いすんなにゃー。一”台”だから、メーカーが1,000台作ったら数千万版権料が入るんだにゃー」

青ピ「マジで!?凄ないの!?」

土御門「これは業界の規制が甘かった頃の話で、今はもっと景気悪いだろうが……まぁそんなんでも元が取れるっちゅーんは”そーゆー”ことだぜぃ」

土御門「あとメーカーは古い台を廃棄にしないでネトオクで売り払ったり、中の液晶外してリサイクル業者が持ってったりとしてるぜぃ」
(※ソースはマジハ○買った友人。もう5年ぐらい会ってないですが)

青ピ「ほーん……エヴ○の映画が『パチスロで金入って来たから作れました』っちゅーんのは、あながち都市伝説でもないんか」
(※っていう噂です)

土御門「誰とは言わないけど借金抱えた歌手が軌跡の復活したのもその関係だにゃー」

アレイスター『そう、土御門君は良い事を言ったね!予算があれば劇場版もまた作れるかもしれないよ!』

絹旗『全国じゃなくて大都市周りだけで上映するんだったら、超狙えますよね』

上条「い、いやでも!チビっ子たちはどうなんだよ!?応援してくれる人たちに申し訳ないとか思わないのか!?」

土御門「ちなみに版権元にもメリットはあって、新規カットやら新作画像、あと販促のアメニティグッズや中の人の新規ボイスなんかも」

青ピ「あぁボクらには全然関係あらへんけど、『その幻想をぶち殺す――リーチッ!!!』とか言わされるんやね」

土御門「めでたく一発当てれば、アニメのために台へお布施をするという苦行者、もといシンフォギ○商法っつーのもあってだ?」

青ピ「ファンとしての意識が試されとぉな!ボクはちょっとノーサンキューやけど!」

絹旗『そしてガルパ○ストラ○サク○等々、「これ全員未成年じゃねぇか」ですからね。まぁここは割り切ってしまうのが超いいかと』

上条「そっか……ま、まぁそれじゃしょうがないよな!みんな(除く課金者)が幸せになるんだったら!俺もこれ以上は言わない!」

佐天「――ちょっと待ったあぁぁぁぁぁぁぁぁ!その議論おかしいですよ!」

アレイスター『おっとなんだね。折角まとまりかけていたのに』

佐天「はい!『とある魔術の禁書目録ファン<とある科学超電磁砲ファン』(数的な意味で)ですから、御坂さん主役の方が売れるんじゃないですかね?」

上条「異議あり!被告は根拠の無い事を言わないでください!もしくは俺の居ない所で言うように!」

青ピ「そこは『そないなことあらへんよ!』ちゃうんかい」

佐天「想像してみてください――パチンコ筐体に上条さんと御坂さん、さてファンはどっちをプレイするでしょうか……っ!?」

上条「俺は別にそっち方面の勝負はしてねぇよ!?アピールするんだったらインデックス一択だろ!?テーマ的にも原作的にも!?」

土御門「まぁ俺が客だったらカミやん筐体は画像撮ってタバコの火を押しつけてから、JCの方行くだにゃー」

上条「ガラ悪くね?そしてお前って煙草吸ってったっけ?」

青ピ「ボクも客やったらカミやん筐体には呪いの五寸釘を打ち込んでから、JCの台に座るんよ」

上条「だからガラ悪――悪いってレベルじゃなくね?俺お前に五寸釘刺されるほど怨まれての?」

アレイスター『私が客だったら上条当麻君の筐体で自撮りして炎上させて楽しむな』

上条「俺ってそんなにアレなの?たかが画像一枚で炎上するぐらい世論を動かせるの?」

佐天「マジな話、萌えパチ萌えスロ系の方がお客さんはつくと思うんですよ。下手に原作に忠実よりかは媚びを売る感じで」

上条「何キミ今の状況で既に媚び売ってねぇとでも思ってんの?君らアレだよね?銭湯回だけで円盤出してたよね?ケンカ売ってんのかな?」

上条「俺が脱いだって需要はそんなにないんだよ!なんで君らが脱ぐとすぐに映像化されるの!?おかしくねぇかそれ!?」

上条「ストーリー性は!?魔術と科学が出会うって話は!?散りばめられた伏線や細かな心理描写は!?」

土御門「おい言ってやれ青ピ、この現実見ないバカに」

青ピ「カミやんこれはね――”みんな大好きJCだから”、やんね?」
(※主語はJCです。JCを修飾している訳ではありません)

絹旗『ストーリーもクソも超ないビキニウォリアー○がそこそこ売れる時代ですのですからね。男の性(さが)は悲しいやら超虚しいやらで』

上条「なんでだよ!?似たような格好してるんだったらノー○きゅんが評価されるべきだろう!?」
(※超可動ガー○。アニメ版は今一)

アレイスター『だがしかし萌え業界の端っこにいる身としては言わせてもらうが、そんなに単純な話でもないんだ』

上条「おいテメーいつから萌え業界に就職したんだコノヤロー」

アレイスター『この世界には様々な作品がある。名作もあればその10倍、いや数百倍は駄作も存在するだろう』

アレイスター『君だってそうだろう?原画買いしたらそのCGが殆ど入ってなかった、と涙を飲んだことが!』
(※銃騎○(エフォルダムソフ○・あかべぇそふ○系列))

上条「実名出すなよ。えっと、その一般人なんだから困りはしないんだが!」

アレイスター『だがスタッフはだ!大勢のスタッフは駄作を作ろうと思って作ってるのではない!限られた予算と納期内で必死にやっているんだ!』

上条「だから誰に言ってんだよ。そして誰が『あぁアレイスターよく言ってくれた!』って共感してくれんだよ」

アレイスター『時には原画が逃げシナリオが逃げ外注のグラフィッカーが逃げ社長も行方をくらます!そんな厳しい社会なんだ!』

上条「それもう社会人の対応じゃなくね?一々逃げてたらもう業界で居場所なくならね?」

アレイスター『私が何を言いたいのかまだ分からないのかね上条当麻君!?』

上条「『素人は絶対にこの業界入ってくんな』、かな」

青ピ「はい、理事長はん」

アレイスター『どうぞ青ピ君』

青ピ「『結局カネにモノを言わせて原画・キャラデザ・制作スタッフ・声優・ラジオ・販促、考えられる全部に力を入れた”うみものがたり 〜あなたがいてくれたコト○”のクオリティは素晴らしい』?」

アレイスター『――ふっ、いい顔をする』

上条「なんっっっっっっっっっっっっっっっっっでだよ!?まぁ某大手老舗パチとのコラボでカネ有り余ってんだと思うけど!」
(※作画がアタリの回はどのシーン抜いてもポストカードで売れるレベル)

土御門「まぁアホが言いたかったのはだ?予算をかければ良いものが作れるって訳じゃないけど、良いものは大体結構な予算がつぎ込まれている、ってことだぜぃ」

上条「なにその鴨川会長の資本主義パターン」

アレイスター『佐天涙子君が言っているのは真実だ。どのような良い作品でも売れなければ続かず、続かなければ物語は終わってしまう』

アレイスター『君だって覚えがあるだろう?三巻ぐらいで終わる予定だったラノベが、人気が出たから急に新しい敵ができたり性格が変ったり!』

上条「お、俺は何も知らないぞ!お前が何の話をしているのか全然分からないからな!」
(※最初アレイスターとローラが掛け合い漫才してたのがその証拠らしいです)

アレイスター『よって!もしかしたらワンチャンあるかもしれないから!頑張ってCR機になろうじゃないか!』

上条「……まぁ、みんなのためになるんだったらいい、か?本当にいいのかな?」

絹旗『あ、超すいません。私も気になってたんですけど、質問良いですか?』

アレイスター『なんだね。ようやくまとまりかけていたのに』

絹旗『パチンコ化するのは決定として、映像化ってのは超仮定の話ですよね?その予定も予算もなく、っていうかまだ設置されてないんですし』

絹旗『そもそも”幻想収束”の方でそこそこ大きい利益が出ているのでは?なんだかんだで超続いていますよね?』

アレイスター『――さっ、では収録の方へ移ろうか!』

上条「せめてフワッとした疑問には答えていってくれよこの詐欺師!」



――キャスト

絹旗「話が進まないのでここからは私が超仕切ります。反論があればメールでどうぞ」

上条「それ聞く気ないよね?迷惑メールとしてゴミ箱へ直で入れるってことだよね?」

絹旗「いいえ?アドレスそのものが超存在しませんが何か?」

上条「あ、これたまに不安になるやつだ。『このサポートにメール出しても……』って届くのか心配になるやつだ……!」

絹旗「クレーマーは置いておきまして、ここからはゲームの顔、スロットの数字を決定しちゃいたいと思います」

上条「えーっと、スロットってのは数字とか絵柄が3リールで回転するんだ。それが三つ揃ったら玉が出ると」

インデックス「そんなざっくりとした説明で大丈夫なんだよ……?」

上条「まぁ詳しくはググるか現地で調べてくれ!俺も人から聞いた話なのでよく分からん!」

絹旗「話を引き継ぎますと、そのゾロ目の”アタリ”にもレギュラーとビッグボーナスがありまして。まぁ小さいアタリと大きいアタリだと思ってください」

絹旗「なので大きいアタリの数字には人気キャラが、小さいアタリの方にはそれ以外のどーでもいい数合わせが超つくことが多いです。あくまでも傾向ですが」

インデックス「あ、じゃあわたしは?」

絹旗「あなたは1ですね。そりゃまぁ超当然と言えるでしょう」

上条「お、俺は?」

絹旗「4か0の二択です。超お好きな方をどうぞ?」

上条「縁起悪っ!?」

インデックス「とうまは……うん、ぎゃんぶるとは一番遠いところにいる存在だから、まぁれべる0とかけて0番でいいんじゃないかな?」

絹旗「では私は3を、と超言いたいところですが第一期なので出して貰えないでしょうしね。浜面と同じで待機組です」

絹旗「なので3は御坂美琴さん、5は神裂火織さん、7は姫神秋沙さんで決まりのような気がします」

インデックス「順番からすると……おるそらやまいかは?」

絹旗「シスター・オルソラが9、その他あぶれたメンツで適当に枠を埋めればいいんじゃないですかね。超ロ×先生とか」

上条「あ、そういえば最近小萌先生と全然喋ってない!?」

土御門「ガッコ来いよ、なっ?学園都市亡命してとんぼ返り中の俺が言うのもなんなんだけどさ?」

青ピ「そして二人ともボクに内緒で……!」

インデックス「ともだちってなんなんだろうね……」



――リーチ演出

絹旗「はい、ではここからリーチ演出について超学んでいきたいと思います」

上条「今更なんだけどなんで君が仕切ってんの?ポジ的に浜面当たりが適任じゃね?」

絹旗「浜面がパチンコ行く、というのは『ちょっと台イジって玉盗んでくる』のと超同義ですので。あれはあれで才能だと思いまいが、色々不適切です」

上条「そんなに厳しいんだ」

絹旗「ジャン○の呪術廻○では『高校生がパチンコ打ちに行った(らしい)描写』を、編集部に『やめてくれ』と言われたそうなので、厳しいところは厳しいです」

上条「まぁコンプラ的には正しいけど、ラオ○さん何回ホールで爆死してんだって話になるだろ」

絹旗「なお作者は『直すの超面倒クセー、あぁまぁ通らないだろうけどそのまま出しちゃえ』って出したらそのまま載ったそうです」

上条「自由だなその作者!そして釘○さん助けて上げて!レギュラー居なくなるのって心に来るから!」

土御門「あれ俺も引くぐらいの外道な世界なんだにゃー。まぁ好きだけど」

絹旗「さてではここからリーチ演出です。前に言ったとおりゾロ目がそろうとアタリになる、ということなんですが、ただ単に揃ったら超感動もあったもんじゃない――」

絹旗「なので!リーチを超”演出”することによってユーザーを楽しませようとする!エンタメとしては見習わなければいけない姿勢です!」

インデックス「はい、せんせー!よくわかりません!」

絹旗「でしょうね!今から実演しますので見ててください!では……画面上に3つのリール、回転ドラムが回って、7・7と超停まりました!」

絹旗「もう一つ7がくれば大当たり!来なければやり直しという超熱い二択です!すると画面が切り替わります!」

土御門「『――ふっ、上条当麻!ケンカで俺に勝てるって思ってのんかよ!』」

インデックス「あ、あれ?『御使堕し』のラストっぽい雰囲気に?」

絹旗「ちなみにこの間もドラムは回転し続けています」

上条「『あぁ止めてみせるさ!犠牲がどうの、足し引きがどうのって話じゃねぇだろ!?誰かのためになら一人が犠牲になるだ?そんな――』」

上条「『――そんなクソッタレの”幻想”は俺がぶち殺す……ッ!!!』」

上条「……」

青ピ「どしたん?」

上条「なんか久々で照れる……!ずっとこの運営はギャグばっかだったし!」

絹旗「心配しないで下さい。もう少しでクソ映画の再現ブイの超予定が」

上条「苦行だわ!前のサメ映画からずっと苦しいだけだわ!」

インデックス「へー、演出って燃えるんだ……ね?」

上条「なんで疑問系?」

インデックス「あぁいえ今ちょっと思ったんだよ。これ二択って言ってたんだよね?当たるか外れるかの?」

絹旗「まぁそうですね」

インデックス「つまりとうまがここまでドヤ顔で言ってるのに、『やっぱ負けました(´・ω・`)』ってオチも多々あるってことなんだよ……?」

絹旗「はい。てゆうか確率的には負ける方がずっと高いです」

上条「気をつけろインデクッス!これ俺を全国の笑いものにするトラップだ!」

インデックス「うん、じょーくじゃなくそう思うんだけど。てか確定だよね」

絹旗「まぁパチスロのエヴァでも使徒に何回滅ぼされたか超分かったもんじゃないですからね」

上条「一方通行とのバトルに負けて『ぽぽぽぱー』とか倒れる面白映像が……!」

土御門「それはそれで見てみたいぜぃ。てゆうかホントになんねぇかな!超楽しみだにゃー!」

青ピ「ボクはボクは数字キャラ以外で出られるかどうかが勝負やねん!演出の背景に見切れるかどうかレベルでな!」

絹旗「なお超余談ですが、皆さんゲームとかしますよね?最近微妙に廃れ気味のコマンド入力式RPGなんか?」

上条「ドラク○って言えよ。国産で数十年やってるんだからさ」

絹旗「あれの処理って『コマンド決定→速さの順(+乱数)で行動→命中判定→クリティカル判定……』と続いていきますよね?」

上条「よね、と言われてもプログラムは全然分からない」

絹旗「でもあれ内部的には全部最初に超一括で計算してるらしいんですよ。当たり外れから特殊な判定まで一通りしてから、そのあと『演出』というか形でユーザーに見せてる感じで」

上条「おいなんか嫌な単語出て来たぞ」

絹旗「専門外なので詳しくは分かりませんけど、そうした方がバッファ的にも助かったり、あとから手を加えたり直すのも超楽なんだそうです」
(※本体の世代によって違いますが、例えば全ての魔法演出をバッファに読み込んでおいたら容量食うし、逆に使う度に呼び出していたらロード時間を食う)
(※光学ディスク辺りから問題になって、ゲーム機本体の性能上昇で改善したかと思ったら、今度は超画質のゲームが超重いエフェクトをかけて微妙に追い付かない状態に……)

絹旗「まぁつまり私が何を言いたいのかといえば、『パチンコのリーチ演出も所詮は”演出”であって、ムービー流してる間には既に勝つか負けるか決定してる』ってことですけどね……ッ!!!」
(※本当です。てか「射幸性を煽る」ため、そこに手を入れたら認可下りません)

青ピ「そんな!?『エヴ○負けないでアス○頑張ってシン○死ね!』ってピュアな心で応援しとぉたのに……!?」

上条「最後の一つ邪気入ってね?そして今更だけど高校生がパチンコすんなよ」



――筐体

上条「『なんてこった……!?』」

上条「『やったか!?――いや、まだだ!』」

上条「『まさか外すだなんて……ついてないぜ!』」

上条「『うおー!?』」

上条「『僕の、僕の縦笛は――』

上条「『絹旗ちゃんぷりちー』」

上条「『ぽぽぽぱー』」

青ピ「なぁ、つちみー?カミやんの負け台詞ってそんなに必要あるん?あと明らかに関係ないのが混ざっとぉ気が……?」

土御門「いや……騙されるな!最後のはアリコ○の廃人ネタと最後から二番目はみやびちゃんプリチ○団ネタなんだ……ッ!」

青ピ「なぁそれ本題と関係あるん?」

絹旗「――はい、以上でMAD用もといボツ音声用データは録り終わったので、続いて販促用グッズの構想へ超移ります」

上条「なぁこれやっつけすぎないか?俺ら集められてそのまま素材収録って早すぎない?」

土御門「大体は過去アニメからの素材流用なんだにゃー。だもんで絶対に言わなかったであろう、『リーチ!』とか『スペシャル!』みたいな音源だけ撮ればいいぜぃ」

絹旗「はいそこ無駄口を超叩かないで下さい。大事な企画を練っている最中ですからね今」

インデックス「本当に大事だったんだったら、もっと詳細詰めてから……うん」

絹旗「そこはほら、オッサンが考えるよりもユーザーに近い年齢である若人に超任せたいそうです」

上条「あー、『こういうグッズがあったら買いたい!』ってのな」

絹旗「Oh、カミジョーさんそれはいけませんよ。パチンコは遊戯なので買うとか買わないじゃないですからね?交換して遊ぶっていうだけですから間違わないで下さいね?」

上条「そのダメ理論をいつまでゴリ押しするつもりだよ。いい加減規制厳しくなって来てんだからな」

絹旗「いえでもマニアというのは超侮れないのです。これは実際にあった話なのですが、とあるマジハ○ファンが欲しい景品があったそうです」

上条「本当になんでもストックしてあんのなこの実話ですシリーズ!」

絹旗「いえいえ、今回のは割かしまともな方でして、まずパチ屋のカウンターでメダル枚数を超確認します」

絹旗「次に適当な台へ座ってメダルと現金を超交換し、それら全てを台ではなく千両箱へ入れます。これを数回繰り返します」

絹旗「んで席を立って両替機でカードに変えてもらい、またカウンターへ戻ってグッズを超ゲットしました」
(※実話です)

上条「それギャンブルしてねぇな!?普通にメダルで景品買ってんのと同じだな!?」

土御門「ある意味健全っちゃ健全……か?ロスしてもないが、なんかこう、うん!」

絹旗「と、いうぐらいグッズはファンにとって超魅力的であるといえるのですよ。そこを踏まえて決めちゃってくださいな」

青ピ「――はい!フィギュアがいいと思います!」

上条「欲望にストレート過ぎる……!お前一番クジの時も似たような事言ってたじゃねぇか!」

青ピ「いや欲しいんですやん!?今回のはお金かけられるからクオリティもそこそこ高いの用意出来ますし!」

上条「あー……初期フィギュアの『これ誰?インデックスのコスプレしてる素人さん?』ってのも、まぁない訳では……」

インデックス「あれね!わたしがイギリスにいちじきたくしたら散々邪神でっく○でっく○イジられたんだよ……!」

土御門「んじゃまぁ要望としてフィギュアは決定と。禁書目録に第三位とねーちんぐらい?」

上条「いや俺……あぁごめんなんでもない。自分でも『ないな』って思ったわ。てか廃棄処分される俺フィギュアが可哀想で……!」

絹旗「定番なのがキーホルダーにストラップとしまして、ジッ○ライターや100円ライターもですね。ホールは超喫煙率が高いので」

土御門「最近は無縁が流行りだけど、パチ屋行ってるおっちゃんおばちゃんはフツーに吸って――閃いたぜカミやん!禁書目録のライター作ってステイルへ送ってやろうぜ!」

上条「天才現る……!よし決定な!なんだったら無煙タバコ本体でもいい!絶対捨てるに捨てられなくてしまっておくと思うぜ!」

土御門「そして上司に見つかってイジられるまでが確定だぜぃ!やったにゃーステイル!」

青ピ「あぁ……ボクの知らないところで盛り上がる二人!疎外感を感じるんよ!」

インデックス「そがいかんは覚えるものであって、感じるのは頭痛が痛いというのと一緒でね」

絹旗「はいはい超脱線しない。ではタバコ関係も候補に入れておきますけど、他には何か?できれば『やりやがったな運営!?』ぐらいのインパクトがあればよし、です」

上条「定番を抑えるのも大事だと思うが、できれば俺たちならではのグッズがいいよな」

青ピ「『学園都市謹製、能力開発キット!コレを使えばアタリ確率がなんと1%上がりますん!』」

上条「需要あると思うわー。マジで生活にしてる人たちにとっては安い買い物だと思うわー」

インデックス「『イギリス清教謹製、シスターの焼いた”風”クッキーつめあわせせっと。なお焼いた人はおるそら、あにぇーぜ、るちあ、あんじぇれねからランダムで』」

上条「俺が全部買うよ!オルソラの手作りなんか他のヤローにやれるか!」

青ピ「ちなみにレートの方どないなってますのん?」

インデックス「えっと、おるそらは10000分の1ぐらいでいいんじゃないかな?味を再現して売るのに多大なこすとがかかる分、他の子で相殺しないと……」

絹旗「あえて不味くする必要は……あぁ私的には超好きですけど」

上条「『学園都市謹製その二、今までのケータイゲーム機が全て起動する夢の携帯用ゲーム機』……ッ!!!」

土御門「流石カミやん目の付け所が違うぜぃ!ただ惜しかったのは中国製(チャイナ・ボム)でもう既に何機種かあるんだなこれが!」

青ピ「アマゾ○で見てちょっと欲しくなるやんね」



――

アレイスター『……ふっ、みんな生き生きとしているな』

佐天「あの……販促、てゆうか商品はあたし達で決められるもんなんでしょうか?盛り上がっていますけど」

アレイスター『勿論メーカー側へ要望を伝えておくよ?実現されるかどうかまでは分からんがね」

佐天「ゲコ太商品で普通にいいような……」

アレイスター『うん、あのねファンのみんなは意外に心が強いらしくてね』

佐天「なんですか急に」

アレイスター『”とあるファンだと一般人に分からないように……そうだ!一見すると普通のファンシーキャラにしか見えないゲコ太を作ろう!”って発想だったらしいんだよ』

アレイスター『昔はヲタバレすると社会的な死を意味していたしね』

佐天「なんて修羅の世界だ……ッ!?」

アレイスター『だがしかし今のファンの子は”鬼○?好き好き、ほらチュウ次○くんの!”って普通に付けるもんだから、まぁ開発も割とストレートに売るんだそうだ』

佐天「イマしたっけ?そんな名前の鬼滅隊隊員の人居ましたっけ?」

アレイスター『まぁなんにせよ、私の手を離れて色々するのはいいことなのだろう――しかし惜しくもある』

佐天「とは?」

アレイスター「いいかい?どんな優秀なコンテンツだって流行り廃りがある。最初は大人気でも次第に支持を失ったり、新作が出れば前のは人気を失う。それは仕方がない』

アレイスター『想像してご覧?店の片隅、1パチコーナーに『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない○』と並んでおかれる禁書台を、な』

アレイスター『それを見た素人さんが、”あれこの台のめん○って子とこっちのシスターって同一人物だよな?”と、一笑いできるのを、是非この目で見たかった……ッ!!!』

佐天「なんて後ろ向きな願望!?タイミング的には超難しいですけどね!』

アレイスター『まぁそんなわけで!人生と金を無駄にしたい人は行ってみるがいいさ!まだ課金ゲームの方が建設的だと思うがね!』

佐天「うっわー……建前だけでも誉めときましょうよ。あたしだって思うところはあるんですから」

アレイスター『勿論大ヒットして映画が作れるのがベストだけれども、実はもう一つプランがある』

佐天「ほうほう?ヒゲグラサンが言いそうな台詞ですが?」

アレイスター『大爆死したらしたでまた自虐ギャグが一本増えるというね……ッ!!!』

佐天「なんて後ろ向きに前向きな姿勢!?見習いたくないけどこの人は人生楽しんでそう!」


-終-
(※情報を一切入れずに想像だけで書きました)

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