Category

Counter
Access Counter

On-line Counter



Clock(trial)

アレイスター「第三期おめでとう――だが喜んでばかりいるようでは、な」

 
(※勿論全てフィクションですが何か)


――とある魔術の禁書目録・アニメ第三期祝賀会会場

上条 キョロキョロ

土御門「うーい、こっちだぜぃカミやん」

上条「おぉいたいた。お疲れさまです」

土御門「お疲れさんだにゃー」

上条「お前らなんで先行っちまうんだよ。会場着くまで迷っちまったじゃねぇか」

土御門「カミやんは禁書目録連れてんだろ?レディエスコートする人が他人とは来ないんだぜぃ」

上条「エスコートて。ただの立食パーティだろ、これ」

土御門「その当人は……あぁ、あっちで爆食してるんだにゃー」

上条「……まぁ、イギリスにいた頃のシスター友達って子達に預けてきた。友達は友達だしな」

土御門「普段会えないからにゃー、こういう機会でもないと厳しいんだぜぃ」

上条「舞夏は、出るんだっけか?」

土御門「びっみょー?俺のケータイの話し相手で出るかどうか、つーか俺的には出したくないが本音」

上条「まぁ気持ちは分かる。てかお前と青ピと一緒に来て……あぁすまん。何となく分かった」

土御門「うん。キャーリサに告白して『騎士団長』フロントチョークでオトされてた」

上条「そのガッツだけは買うんだが、てかあいつ顔は良いしノリもいいのに、彼女なんてすぐできそうな感じなのになー」

土御門「それは誰かさんが乱立するフラグを余所に個別ルートへいつまで経っても入らないと同じなんだぜぃ」

上条「そんなことよりもっ!そんな不毛な話よりも立食パーティだなんてたーのしーなー!今までなかったんだからな!こんな豪華なこと!」

土御門「いやぁカミやんよぉ。俺的にはヤッバイ予感がするんだぜぃ」

上条「ヤバイ?よせよ土御門、流行りのデスゲームでも始まんだったら逃げ一択だ」

土御門「まぁアホ統括理事長だから可能性はゼロじゃあないが……噂、あんだろ?」

上条「噂?」

土御門「ほら、放送期間が2クールでイギリス動乱編がカットされるっていう」

上条「あー、言ってたな。PVでなんか『絶対に出てなきゃおかしい人たちがいない!?』っていう逆心霊現象」

土御門「だにゃー。1・2期で1〜13巻までやってんのに、残り9巻プラスSSやんのは無理じゃん?的なやつだぜぃ」

上条「……そうすっとイギリス編ぶった切れば丁度なのか。どうなんのかなー」

土御門「火野の例もあるし、ない話ではないってーのが嫌な感じだぜ」

御坂「――ぐ、偶然よねっ!こんなところで会うなんて!」

上条「いや偶然ではない。出てるだろ、ちょくちょく見切れてるだろ」

御坂「じゃ、じゃあ運命……ッ!?」

上条「おい初春さんか誰か!相変わらず乙女心が振り切ってるからツッコミ役の人来て下さい!」

初春「あ、お疲れ様ですー」

上条「あぁ初春さんもどうも。なんか酷い役らしいな」

初春「まぁ宿命かと。あとCGなんでフリだけです、フリ」

上条「ならいいんだけど。それより柵中のナラティブガンダ○(デストロイモード)の子は、どこ?」

上条「フリーにさせたら流れるようにオウンゴールを決める○○君みたいな人材なんだからね?」

初春「もうそれだけで誰が見当はつきますけど、出ませんよ。今日は流石に」

上条「なぁこれは仮の話なんだけどさ、あるラノベがゲームとタイアップしたときにパイロット枠四人を持っていった子達がいるんだ」

上条「『だって原作アレだし、まっさか超電磁砲の枠はビリビリだけだよー』って直前にまで誰かが言ってた」

初春「し、知らない話ですね?私たちには関係は全く、えぇもうそれはっ!」

土御門「業界は世知辛いぜぃ。多分時期が時期ならターニ○きゅんがゲスト参戦してたんだにゃー」

上条「いや、勢いでだけでいえばアイン○様じゃね?中の人繋がりで浜面も出せるし」

土御門「機体はバル系かスペ系だよな。夢が捗るんだにゃー」

上条「それよりお前ってドリルに興味あったっけ?」

土御門「止すんだカミやん!俺たちを撃ってもフレンドリーファイア扱いになるだけだから!」

ビーーーーーーーーーーーーーーーッ

土御門「お、始まるな」

上条「いやでもさぁ、どうせアレでしょ?佐天さん司会やってて『また君か!ちょっと中の人が人気あってキャラも続々フィギュア化されるからって調子に乗るなよ!』ってツッコミ入るんでしょ?」

御坂「その後に『それは別に調子乗ってもいいと思うわ』までがテンプレよね」

初春「あ、御坂さん戻って来た」

司会者『――えーと、静粛に静粛にー、静かにしないと理事長さんって人が話せないの、ってミサカはミサカは注意してみる!』

上条「司会から一番かけ離れた人選しやがったな!?せめて仕切れる子いんだろ!」

打ち止め(司会者)『だって直前になって言われたし、お姉様が捕まらないんだから仕方がないんだもん、ってミサカはミサカは反論するんだよ!』

土御門「まぁまぁいいじゃねぇかカミやん。好きだろ、なっ?」

上条「その周囲がよってたかって俺をロ×スキー認定止めてくんない?俺はただ管理人さんが好きな普通の男の子よ?」

土御門「想像してみよう――『両親をはやく亡くして一人で切り盛りする年下の管・理・人・さ・ん☆』」

上条「バカ言うな土御門。俺が入寮して即日プロポーズするに決まってるじゃねぇか」

土御門「俺のどこをカミやんはバカって言ったの?なぁ教えろよ、なぁ?」

御坂「……」

初春「あの、御坂、さん?」

御坂「……不幸が続けば、その間は側にいてくれる……ッ!!!」

初春「駄目です!その考えに落ちてしまってはヒロインとしての資格かヤヴァイです!」

アレイスター『……』

土御門「あ、出てきた」

アレイスター『――君たちが静かになるまで8分かかりました』

上条「いつもいつもツッコむが陰湿だよ」

アレイスター『本日は私が主催したパーティへようこそ。アニメ化なんてもうない思っていたからビックリしてしまったよ』

上条「格好良い口調で格好悪い事言いだしたぞあのロン毛」

土御門「いやぁカミやん。割かし諦めてたファンはいると思うぜぃ」

アレイスター『なお本日は無礼講だ!好きなだけ飲食してくれたまえ、クククク……!』

上条「なぁ土御門。パーティの主催者がククク言い出したら、メシに毒入ってるのと、殺人鬼用意してるのと、どっちだと思う?」

土御門「アホのパターンからして『実はどっちも用意しておらず、ただのハッタリか悔し紛れ』だと思うぜぃ」

アレイスター『――あぁ、そうそう。諸君らの間に流れる不穏な噂、そしてそれがもたらしている不安を取り除こうと思う』

アレイスター『感謝は結構だよ。これも私も統括理事長としての立場があるんでね』

上条「噂っつったらアレだよな。2クールだって」

土御門「あぁ、それしかないぜぃ――てかカミやん気づいてるか?」

上条「何を?」

土御門「この会場にキャーリサ第二王女とその仲間達が来てるって事をだ」

上条「あぁ青ピが吶喊し――ってまさか!?」

土御門「そうだぜぃ。幾ら何でもあのアホが出番もショートカットした人を呼ばないと思うんだにゃー」

上条「良かった……じゃあイギリス編もするんだな」

アレイスター『あぁ静粛に。何となく一部のものは気づいているかも知れないが、まぁそうはやることはないさ』

アレイスター『私も鬼ではない。教育者としても父親としても男としても魔術師としても失格かも知れないが、矜持はある』

上条「それレッドカードもらってないカテゴリーあるか?それ以外に残存してんのって『人類』ぐらしかなくね?」

土御門「あれだけ大多数に分裂といて、実はそれも怪しいんだぜぃ」

アレイスター『ヒロイン化することでそげぶを回避しつつ、それっぽいポジションに落ち着こうという算段だ!』

上条「あ、ゴメン。人類って括りでもお前は失格だよ。だって心がないもの」

アレイスター『まぁあまり待たせるのも失礼なのでさっさ結果を言ってしまうが、2クールではないよ』

上条「良かったー。いやマジで心配してたんだよ」

御坂「あの、ごめん。ツークールって何の話?」

上条「今度俺らアニメの仕事あるじゃん?それの放送期間が3ヶ月単位なのは分かるよな?」

御坂「うん。一年に四回入れ替わるわよね」

上条「その一期間を『ワンクール』、二期間だと『ツークール』って呼ぶんだ」

御坂「あたし達の冒険は基本2クールよね」

上条「そうそう。だもんで今回、もしかしたら原作にあったのに端折るかもって」

御坂「あー……凹むわよね。出番削られたら」

上条「だな」

アレイスター『あぁ静かに。まだ私の話は終わってはいないよ、喜んでくれるのは嬉しいがね。まだ続きがある、というのも――』

アレイスター『――1クールなんだ、うん。すまない』

全員「……」

アレイスター『――という訳で異論もないようなので私もこれで失礼させてもらうよなんせ次の飛行機の予約がだ――』

上条「座れ、俺たちが笑っているうちに、なっ?」



――とある魔術の禁書目録・アホ統括理事長を吊し上げる会(元・アニメ第三期祝賀会会場)

アレイスター「やれやれ。仕方がないな、ふっ」

上条「おい誰か会場の出入り口に鍵かけてこい。あと『騎士派』から何人か見繕って歩哨に立て」

初春「……やけに指示が具体的かつ手慣れているように見えるんですが」

御坂「それだけテンパってることよね、うん」

上条「なに?衝撃過ぎて全員素でツッコむの忘れたけど、お前なんつった?今なんつった?あぁ!?」

アレイスター「1クールだが、どうかしたかね?」

上条「かね、じゃねぇぞこの若作り!おま、お前っ、どうすんだよ!?2クールでも泣く泣く減らせば何とか収るかもって話なのに!」

土御門「よーしカミやん俺に任せるんだ!ヤローの髪全部抜いてヅラ作ってやるぜ!」

アレイスター「ふっ、それはそれで『アクマくんにお願○』のキー○のコスプレが楽しめそうだな」

上条「今から30年以上前の少女マンガ(未完結)の中井貴○モデルのツルッパゲ魔導師のことなんか誰が知ってんだよ!」

御坂「日○先生は割とセカイ系の大御所だから、あたしは知ってるけど」

上条「思えば○ーエ姉さんも今で言えばロリババ○枠だったんだよな……」

アレイスター「私は記憶を失って同棲する話が一番哲学的で良いと思うのだがね?」

上条「つーかウルッセェよ!人が何でもボケ拾うと思ったら大間違いだからな!」

初春「検索してみたら今から32年前のネタで盛り上がるって何なんですか」

アレイスター「というかだ、土御門元春くん。君は私へチェックメイトを突きつけているようだが、実は追い込まれているのは君の方だと何故気づかない?」

土御門「テメエ――舞夏に何かしやがったのか!?」

アレイスター「それすら不要だ。私がたった一言つぶやけば、それで事足りる」

土御門「……なんだと?」

アレイスター「――フッ、そんなことも造作もないのだよ元春兄くん」

土御門「許した。元春兄くんは義妹を許した」

上条「おい目を覚ませ土御門!外見はともかく中身は下ネタとエロが好きで行き当たりばったりの残念なオッサンだぞ!」

御坂「そして今はオッサンバージョンであって、妹らしさの欠片もないんだけど……」

土御門「クッ!誰かが俺をあにぃと呼んでくれない限りこの呪いは解けない……!」 チラッ

初春「こっち見ないでください」

上条「流石は『黄金夜明』の魔術師!俺たちの断金の絆を裂くのもお手の物ってことかよ!」

初春「すいません。話が全然進まないのでちょっと、黙れ?」

上条・土御門「ごめんなさい」

御坂「あー、じゃ確認したいんだけど、1クールって3ヶ月よね?ってことは11、2回ぐらい?」

アレイスター「12回だ。そこは死守させてもらったよ」

初春「死守、まぁ何があったのか聞かせてほしいんですが」

アレイスター「予算がね、思ってた以上に厳しくなってしまったのだよ」

キャーリサ「吊そーぜ。汚い果実になりそーだし」

初春「お気持ちはよく分かりますが、少し待って下さい!せめて事実関係が明らかになるまでは!」

御坂「……それってその後吊ろうぜ!って意味じゃ……まぁいいわ。キリキリ喋りなさい」

アレイスター「例えば、中の人、いるだろう?」

御坂「何の事か分からないけど、まぁそういう都市伝説もあるわよね。何の事か分からないけども」

アレイスター「昔はだね、新人だけど実力があってフレッシュな人材を起用したのだよ。誰とは言わないけど主役の子とか、日本一童貞の演技が上手い中の人をだ」

御坂「あー……うん。そう、ね?」

アレイスター「それがかれこれ10年以上、誰かも彼も中堅以上、人によってはベテランの域に達して、ギャラもスケジュールもキツいってどういう事なのかな?」

初春「まぁ気がつけば事務所から独立して一児の母となった方もいますしねぇ。誰とは言いませんですの――あ、言い間違えました。ですね、です」

御坂「一応大体全員で走り続けてるし、そこは……うん、誉められる点だと思うのよね!逆にね!」

アレイスター「そして予想以上に評判が微妙だった『とあ電』!古参のバーチャ乗りからは文句を言われ、ご新規さんには対人戦が敬遠されまくる!」

初春「上級者がのさばって駄目になった格闘ゲーム業界を彷彿とさせますね」

御坂「初春さんはプレデターの方よ?狩ってるんだからね?」

アレイスター「だから!私だって長尺確保したかったよ!私の登場シーンも増やしてやりたかった!」

御坂「出るっちゃ出るわよね。最後の最後にチラッと」

初春「というか最初に流れていた2クールという噂は?」

アレイスター「ふっ、事前に期待を削いで心理的なダメージを少なくさせようとした」

御坂「姑息っていうか……てかアレか、今後の更生を期待して吊っといた方が良いんじゃ?」」

上条「――理事長は悪くないよ」

御坂「あんた……」

上条「お前ら理事長を責めるのもいい加減にしろ。今更責めたって何にもならないだろ?」

初春「まぁ、それはそうですけど」

上条「でも俺は仕方がないと思う。誰だってさ?全力でやりたい、成功させたいよ?」

上条「でも全ての人が全て、どんなことにも全力でできるって訳じゃない。限られた時間とリソースに縛られて、その中でやりくりしなきゃいけない――」

上条「――よく考えてくれ、みんな!ここで理事長を糾弾するのが正しいのか、それとも前向きに1クールで何ができるかって考えるのか!」

上条「答えろ、お前ら!――誰の考えでもない、本当の声をな……ッ!!!」

土御門「――などと意味不明の供述を繰り返していますが、実は作中最大のネタ場面『熱膨張って知ってるか?(ドヤ顔で)』がスキップされそうなので安心のカミやんであったとさ」

上条「よし、ぶっ殺す!」

初春「あー、はい。実はイギリス編スキップで安心してるのは上条さんですかね、御坂さん――御坂さん?」

御坂「やだ、ステキ……!」

初春「帰って来てくださーい。特に大した内容は言ってませんし、テンションで誤魔化そうとしただけですから」

博士「すまんが、いいかね?」

上条「……どちらさん?」

博士「誰でも構わんさ、見てられなくての。年の功というヤツで口を挟ませてもらうぞ」

アレイスター「私の方が年上だかね」

土御門「そして精神年齢は打ち止めクラスだろ」

博士「その1クールなのは分かった。お前が言う以上、他に手がなかったのも事実だろう」

アレイスター「私なりに全力を尽したさ。だって吊られるの怖いから」

上条「いいけどキャラ崩れすぎてねぇかこのオッサン」

博士「そこで何を削るのか、どういう話にするのかを話し合った方がいいと思うのだが、どうだろうか?」

御坂「異議なし――要は全員潰せばいい訳よね?」

上条「待てや北○脳。世紀末覇者のように力でナントカする癖どうにかしろや」

アレイスター「全てを原作通りというのは土台無理な話だ。かといって特定の話だけ抜き出すのも君たちの間にシコリを残しかねない」

姫神「あの。。。コミックス版の」

アレイスター「そこで提案がある――オリジナル、というのはどうかな?」

上条「お前それファンに一番嫌われるヤツだろ!原作レ××で定評のあるKADOKAW○だってやって良いことと悪い事があるんだからな!」

御坂「そうよ!原作レ××で定評のあるKADOKAW○だからって好き勝手させないわよ!」

初春「お二人とも、弁えて下さい。一応神様(※鎌池先生)の神様(※出版社)ですから」

アレイスター「何も無茶を言っているのではないよ。ONE PIEC○劇場版第一作のゾ○のようなチンピラさをしようという訳ではない」

土御門「アニメに漫画にと詳しいなお前」

アレイスター「オリジナルキャラクターを入れない。大筋も変えない。キャラから外れた言動をさせない――これだけ守れば何とかなるんじゃないかね?」

博士「『暗部』編も二回あるのだったが……展開次第では一回にまとめられそうか」

アレイスター「そして何より!オリジナルにすれば切られる話が出ない!多少内容は変るが、イギリス編を放映できるということだ!」

上条「あー……まぁそれだったら、悪くかないか」

初春「待って下さい。現実的な側面からツッコみますけど、話数の割り振りはどうなってますか?」

アレイスター「まずはそれから話し合わないとだね。スクリーンに出してくれたまえ」

……

アレイスター「スクリーンに……?」

初春「先程のあほ毛ちゃんは金髪の幼女ちゃんと隅っこでカードバトルしてますね」

御坂「まぁ子供って飽きやすいし」

上条「……というかアレって」

土御門「少なからずオリジナルの素養を、だな」

御坂「何っ!?聞くわよ!」

アレイスター「まぁ自分の端末から映すが」 カチッ


14――アビニョン
15――暗部抗争
16――アックア迎撃
17・18――イギリス動乱
19――暗部ドラゴン探索
20・21・22――ロシア


御坂「これを12話ってのは無謀にも程があるわね」

アレイスター「いや、まずは圧縮できるだけしてしまおう」

上条「圧縮?」

アレイスター「舞台が同じもので、続いても違和感のないものはこれだな」


15・19――暗部抗争・ドラゴン探索


土御門「抗争しつつ実は”手袋”じゃなくてドラゴン探してましたー、的な話にすんのか。それなら、まぁ」

アレイスター「だろう?」

御坂「それじゃあさ、アビニョンとアックア?って人も一緒にならない?どっちも外国の人だし」

上条「二人で来られたら俺が死にます。そして天草式にかかる負担が半端ねぇわ!」

土御門「ローマ正教が負けたのって『戦力を小出しにして各個撃破』だからなー。まぁフィアンマの監視で動かせなかったんだろうが」


14・16――アビニョン・アックア迎撃


上条「いやまぁ俺だけが文句言うのもアレか。頑張ってみっけどさ……負けてシリーズ終わせてやっかな?」

土御門「待つんだカミやん!多分こっちが終わっても向こうが残るからKADOKAW○的にはそんなに問題ない!」

上条「悪かったなぁ関連グッズの伸びがイマイチで!でも俺が戦ってんのはローマ正教でもロシア成教でも魔神でもなく!」

上条「色んな意味で上から数えた方が早いJC四人組なんだよ、分かるかっ!?」

アレイスター「一歩引いてみれば健闘していると思うがね。他に何かないかな?」

博士「イギリスとロシア、どうにかなるではないかな?」

上条「無理だろー。だって場所が違うんだぜ?」

アレイスター「いや……そのブランで行こう。というか監督の手腕に賭けてみたい」


14・16――アビニョン・アックア迎撃
15・19――暗部抗争・ドラゴン探索
17・18・20・21・22――イギリス動乱・ロシア


上条「……まぁ――うん、整理はされたけど。これを12話に収めるんだろ?超無理だって」

土御門「いや……3・3・6、でなんとか入るぜ!つーか入れるぜ!」

上条「巻数と話数を正比例さすんだったらそんな感じか。つーか理事長?お前いま監督っつったか?」

アレイスター「言ったとも。この不可能なミッションを達成させるためには彼女らの協力が必要だ」

アレイスター「一連の物語の演出と構成を全て任せることで、大胆かつ抜本的なショートカットができるというもの」

上条「……ちなみに人選は?俺の知ってる人?」

アレイスター「では入ってきたまえ」

佐天「どうもっ!第一パートの監督ですよっ佐天涙子です!」

上条「やあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぱりじゃねぇかよ!何か静かだと思ってたら!一枚噛んでくるんだから君は!」

佐天「座右の銘は『フェネクスガンダ○(デストロイ)に”そこ盾付けるところじゃなくね?”』です!」

上条「誰がそのボケに『あぁそうだよね』って同意すんだよ」

土御門「きっとフェネクスさんも歳取ってから『俺も昔はあんなとこに盾付けたっけかなぁ』って思い出すんだぜぃ」

初春「思いのほか擬人化が進んでますよね」

御坂「というかアレはバーニア代わりであって」

上条「全員乗ってくるなよ!俺まだ見てないのに!」

アレイスター「佐天監督は出演が決まっていないのでね。妥当な人材だと思うが?」

上条「お前ら揃って俺の喉を枯らすつもりかコノヤロー。今日ここまでのツッコミでもうカラッカラなんだよ、喉が。喉への圧がハンパねぇんだよ」

アレイスター「そして第二パートの監督は!」

レッサー「イギリス大好きっ子JC(多分)のレッサーちゃんですな!宮崎ゴロ○のように閲覧を振いますよっ!」

上条「振うのは辣腕。閲覧はするもんだよ、つーかお前と喋ってっとゲシュタルト崩壊しそうになんだよ!」

レッサー「そんな私のミニ知識、フランス人が一番嫌がる一言――」

レッサー「――『フランスのために戦った英雄のジャンヌ・ダルクのお墓ってどこにあるの?ねぇお墓参りしたいんだけどどこに行けばいいの?』です!」

上条「使う機会がまずねぇ。フランス人にケンカ売るような人生送ってない」

アレイスター「なお正解は『十字教的に復活できないよう、念入りに火葬して灰にした後、海に撒いた』だな」

上条「お前ら見ると半世紀前も同じノリだったんだなー、ってつくづく思うわ」

上条「つーか待て待て。佐天さんは百歩譲って良いとして、レッサーはダメだろ。出るんだから」

レッサー「あ、いえ『暗部』のお話は出ないんで、その間はフリーですな」

上条「確実にメッチャクチャになるぞ?」

レッサー「むしろ上条さんにだったら喜んで!」

上条「って言うノリだもの、この子」

アレイスター「……上条当麻君」

上条「なんすか」

アレイスター「原作を”ある意味”上回るアニメって、伝説になるよね?」

上条「なるよー、そりゃなるともさ。伝説になって帰って来ないんだよ、そして伝説へって地下世界行って戻って来れないんだ」

土御門「最近は帰れるしラノベにもなるぜぃ」

レッサー「アレのリメイクが一番してほしいんですけどねぇ。メーカーはスプラッシュウェイ○で」

上条「エロい同人ゲームだろ。てか無駄にクオリティ高いわ」

アレイスター「それでは最後の監督。出てくるがいい!」

バードウェイ「楽しそうな話をしているじゃないか、なぁ?」

上条「人選がカオスなんだよっクソ理事長!?なんで大トリにドS持って来やがった!?好きかっ!?」

アレイスター「取り敢えず一人入れておけば人気が出ると」

上条「そりゃ出るさ!そういう風潮だけど!バードウェイ関係ないんだから、せめてこう、もっといるだろ!誰かが!?」

アレイスター「私もね、ARISAとどちらにするか迷ったのだが、あの性格で戦闘シーンは無理だと判断したのだ」

上条「アリサで良いだろ。だってあの子は優しいから俺らに無茶ぶりしないもん」

バードウェイ「……ほう?私としては優しくしてやるつもりだったが、これは期待通りにせねばならんよなぁ」

上条「見ろホーラ。ドSが張り切っちゃってもう」

アレイスター「第三パート、イギリス・ロシア編担当の監督。意気込みを聞かせてくれたまえ」

バードウェイ「何かもうクッパ大○も幼女化するし、何でもアリな世界観だよな」

上条「それ以上言っちゃダメだ、ボス!誰もが薄々『もうこの世界(※画面の外の方)ってバグ多すぎて軌道修正できないよね?』って思ってるけど、口には出さないんだから」

アレイスター「多様性があるのも言い換えれば『もう収集がつかない』なのだし――さて!」

アレイスター「ここに前途ある若者が集った!私たちが力を合わせれば1クールでもなんとかなるだろう!」

上条「言っとくがお前はお前で総括だからな」



――第一パート 『アビニョン・アックア迎撃編』 撮影チーム

佐天「はーい皆さん集まって下さーい!ダッシュで集まらないと出番ボッシュートですよー!」

上条「横暴すぎんですけど」

佐天「これで全員ですか?そっちのピアスの方とアフロの方はご兄弟で?」

建宮「違うけどよ。ブラザーって意味だったら、それなりに」

テッラ「一緒にしないで下さい異教徒の人。殺しますよ?」

佐天「はいそこケンカしない!時間ないんだからちゃっちゃといきますよ!」

佐天「てゆうかあたし達はチームです!家族です!短い間だけからこそ団結してください!」

佐天「一人はみんなのために!みんなは一人のために!いいですねっ!?」

神裂「最初は不安でしたが、その言葉を聞いて安心しました」

上条「……神裂、お前はこの子の残念さを知らない……!」

神裂「良い子、でしょう?」

佐天「あ、ども。えーっと話のキーになる団体の代表の人ですよね?」

神裂「はい、若輩者ですが勤めさせていただいております」

佐天「じゃカットでお願いします」

神裂「テーマですよ!?むしろ!というか後半はそれが主要なテーマなのに出番が無いんですかっ!?」

佐天「おねーさん、アビニョンいませんよね?出てきませんもんね?」

神裂「え、えぇそうですけど……」

佐天「じゃそちの五和さんって方を前半・後半共にメインへ置いた来た方が、より原作に近いのでは?」

神裂「時間の都合上否定出来ないかもですけど!む……!」

上条「戦力足りなくてアックアに負けるわ。てか勝っても説得力ないわ」

佐天「そこは大胆な解釈を加えたいと思います――御坂さんっ!」

御坂「は、はいっ?あたしっ?」

上条「あれお前出てたっけか?」

御坂「出てるわ失敬な!」

上条「……どこに?」

御坂「……主にすれ違ったり見切れる役で」

上条「俺、そっちでの出番皆無なんだけど……」

佐天「人気の差ですね」

上条「やめろよ!人が気にしていることはっきり言うなよ!」

佐天「まぁ見切れに定評のある御坂さんですが、時間ないんで最初っからいることにします」

上条「不自然!?最初からってどこの話だよ!?」

佐天「メインストーリーはこうです。二人の刺客が学園都市にやって来ました」

テッラ「私とアックアですかね−」

アックア「ふん」

佐天「なんでしたっけ?C文書?だかってエンジェルハイロ○装置を使ったバチカン、しかし学園都市が対抗措置を打ち出してきたため、それを破壊、もしくは妨害するためです」

佐天「でもって妨害を食い止める役が上条さんと御坂さんチーム、並びにアフロ生教の人達、という構図を描いております」

上条「……おぉ!意外と筋通ってる!」

建宮「アフロ生教……」

土御門「質問だにゃー、JCのお嬢ちゃん」

佐天「あ、はいどうぞアロハの方」

土御門「そうじゃなくて『お兄ちゃん』って呼んでくれてもいいんだぜぃ?」

建宮「分かったのよお兄ちゃん」

土御門「お前じゃねぇよ……じゃなくて。学園都市の対抗措置ってどんなん?説得力は出せんの?」

佐天「そこはもう考えてありますよ!ここで出番は御坂さんですっ!」

御坂「……」

佐天「みーさーかーさーんーでーすー!!!」

御坂「ゴメンね。聞こえてなかったんじゃなくて他人のフリしただけだからね?」

上条「あーこれダメだ。駄目になっていくパターンだ」

佐天「まぁまぁ話は最後まで聞いてくださいよ!この学園都市の半沢直○と呼ばれたあたしに!」

上条「ネタ中途半端に古いな。時系列的に遡って君、小学校ぐらいのドラマだろ」

佐天「海外からの謎電波へ対する方法、それは――”御坂さんアイドル化計画”です……ッ!」

御坂「だからゴメンね。それもうやってるから、あたしの与り知らぬところでもう既にやってるからね」

上条「というかインデックス……うん、確かにこの巻とこの巻じゃほぼ出番ないけど……」

佐天「何を仰いますか!アイドル稼業だったらファンは課金して幸せ、アイドルはファンを栄養にして幸せっていうwin-winでしょーが!」

御坂「あたしをなんだと思ってるの?」

佐天「そもそもですねぇ。なんかこうアンチ学園都市を教会がしようって話ですけど、リアリティが無いんですよ!」

佐天「聖職者のじぽ&#metoo案件が多発する中、『アンチ学園都市やってね☆』って言っても誰が従うんですか!」

上条「佐天さん佐天さん、えっと……ちょっとここじゃ詳しく説明できないから、後で楽屋で話があるからね」

上条「具体的には全方位にケンカ売るな、なっ?」

佐天「アイドルとして活躍する御坂さんを狙う教会の刺客!マネージャーをしている上条さんが立ちはだかるも劣勢に立たれる!」

佐天「しかし昔ヤンチャしてた頃の仲間が駆けつけ、少年ジャン○的なバトルになっていく……!」

上条「ありそう。それ誰かSSで書いてそうだし、そのノリはチャンピオ○かな。でももう今は入○くんとレゴ○くんだけでいいと思うよ」

御坂「――佐天さん」

佐天「はい?」

上条「ほらビリビリも怒ってんぞ。言ってやれ言ってやれ」

御坂「今度前から行きたがってたUSJ行かない?たまたまチケットが四人分取れちゃったから、部屋代はこっちが全部持つし!」

佐天「あざーす!ゴチになります!」

上条「おい誰かアホの理事長呼んでこい!堂々と買収してるやつがいんぞ!……なぁ佐天さんさぁ?」

佐天「はい?」

上条「君、念のために聞くけどなんか邪な思惑があって、妙にビリビリの出番増やしたりとか、そーゆーこっちゃないんだよね?」

上条「公平な視点から判断してんだよね?一応はさ」

佐天「――はい、という訳でチーム佐天頑張っていきまっしょい!」

上条「そこだよ。そういうところが信用できねぇんだよ!アホ理事長と一緒で!」

佐天「ちなみにそのアホの方へ事前に脚本を見せたところ、『やっちゃいなよYOU』とゴーサインは既にもらっておりますが!」

上条「……マジか……つーかこれやんのか?」



――第二パート 『暗部抗争・ドラゴン編』 撮影チーム

レッサー「――お聞きなさい!ユニオンジャックの元に集いし勇者どもよ!」

初春「違います。集ってるのは第三パートの方達であってこちらは基本アウトサイダーさんばかりです」

レッサー「あれ?あなたこっちにいましたっけ?」

初春「チョイ役ですけど。アシスタント(ツッコミ役)を買って出る方が他にいなかったもので。仕方が無く」

レッサー「それは良い心がけですね!よーし出番を増やして水着シーンもいれましょう!」

初春「それで『わーい、やったよ!』って言う人、いないと思うんですよねー。本業の方であっても」

レッサー「え?私だったら嬉しいですけど?」

初春「えーっとですね。世の中には定規というのもがありますが、人の心の中にある定規は決して同じではなく」

レッサー「超長いお説教始まりそうですからスキップしますよ!レッツ!キッス!ほっほよっせ○っ!」

初春「それスキップじゃなくてジェンガです。話を飛ばす意味でのスキップを歩調のスキップにしようとして、更にはジェンガにまで飛び火させるなんて」

初春「ていうかツッコミが説明台詞になりがちで大変なんですよ!?私は本業じゃないんですから少しは自重してください!」

レッサー「初春さんとやら、あんまりハイペースだと息切れしますよ?」

初春「初春です、初春飾利。今字面じゃ分からなかったと思いますが、この方は『はつはるさん』と宣いまして」

初春「初対面の方には大概そう呼び間違えられますから、慣れてはいるんですが」

レッサー「恨むならご両親をどうぞ。私は素敵なお名前だと思いますよ?」

初春「だから苗字だから両親ノータッチ――話が進みませんね!」

レッサー「ふっ、なんだったらこのまま私たちのダベるだけで三話進めてもいいのですよ!」

初春「いや流石にそれは演者の方々にフルボッコされるかと思います」

レッサー「大丈夫ですって。このチームはほほ全員アウトサイダーなんでやる気がナッシング――つまり!」

レッサー「なんだったら三話丸ごと使って私たちが活躍する学芸都市編(超電磁砲SSアニメ特典)をやったって構わないんです……ッ!」

初春「『――あ、もしもし?上条さんですか?えぇ……はい、予想通り私の手には負えません』」

レッサー「甘いんですよ娘っ子が!私に勝ちたければそっちの準レギュください!ワンシーズンだけのゲスト出演でもいいですから!」

初春「『えっとこの言葉を言えば?はぁ、大抵の言う事は聞く、多分』」

レッサー「かかってきなさいカミジョーサーンー!事件は現場で起きているのに会議室(※隣のスタジオ)にいるあなたに何ができますかっ!?」

初春「『――アルバート・ヴィクターさんは元気ですか?』」

レッサー「――じ、時間も押していますしちゃっちゃと行きましょう!かかってこい荒くれどもめ!カラテを教えてやるぞ!」

初春「ちなみに興味がある方は同名でググってみてください。昔はそういう時代でした」

レッサー「まぁ真面目なお話をしますと、基本こっちは暗いじゃないですか?ダークサイドの戦いと言いますか、悪が悪を噛む的な」

レッサー「中には心ない方もいますよ、そりゃね。子供に何させてんだとか、そういうじぽ大好きですぐへへへ的なね!」

初春「後半マルッと関係ないですよね」

レッサー「でもね!私らだって生きてるように、彼らだって生きてんですよ!そりゃ十全揃った人ばっかじゃないでしょうが!中にはハンデ背負った生い立ちの子だっていますよ!」

レッサー「そういう生き方しかできない人や、それしか知らない人もいるんですよ!そういうのを描いて何が悪いんでしょうか!?いいえ、悪くなんてありませんとも!と・もっ!」

初春「お、おぅ……意外に熱い映像論が飛び出してきましたね。一部不穏当な台詞がない訳でもないですが」

レッサー「要はアレですよね?マフィア映画みたいなスタイリッシュな感じで撮ればいいんですよね?ゴッドがファーザーするような」

初春「もう少し若々しいですが、大分正解に近づいてきてますよ。その意気です」

レッサー「そういうことなら任せてもらいましょうか!こんな日も来ようかと日本の映画には正通した私ですよ!」

初春「下ネタ挟むと思ったら自重したレッサーさん、映画って一体……?」

レッサー「ゲド戦○にギャラクシー街○、進撃の巨○にくまみ○」

初春「もう恐怖しか感じないラインナップですね。特に最後のは私たちと親戚と言えばそう言えなくもない感じで……」

レッサー「まさか私もアニメの最初で炎上商法するんだったらまだしも、『最終回でバーニング!?』と神が降りてきたと確信しました」

レッサー「なお流石にですね、私一人じゃちょっと荷が重いと思ったんですよ。フロッグバイターのアルジェリア独立戦争ばりに荷が重いと」

初春「政治的なネタを入れるの止めてください。いやでも私は映像作品なんて無理ですよ」

レッサー「いえあなたではなく事前にその道のプロの方にお願いをですね。私をサポートしてくれるように依頼しておきました」

初春「このアホ企画がいつ決まったのか知りたいところですが……どなたを?」

レッサー「この方です……ッ!」

絹旗「どうもです」

初春「あ゛ああああああああああああああああああっ!?出てましたね!両方とも出てましたよ!そう言えば!」

絹旗「毒を以て毒を超制すといいます。私がいればどんな名作でも名シナリオでも名原作でも、超立派なB級映画に仕上げてみましょう!」

レッサー「その言葉を待っていました!あなたがいれば鬼に金棒、横綱にビール瓶、相撲協会にパワハラですな!」

初春「その、地味に時事ネタを入れてくるのも……人を選びますので」

絹旗「ただその、超根本的なことから言っていいいですか?」

レッサー「どーぞどーぞ」

絹旗「おっさん達がバトルするよりも、布地の薄い女の子出して中の人にエロい台詞言わせた方が超売れると思うんですよ」

レッサー「おおっ!それ以上閃乱カグ○への中傷は私が許しませんよ!最初あれパチスロだと思ってた私がね!」

初春「世知辛い業界の闇を見ました」

絹旗「あのゲーム作ってるタムソフ○はレースゲーム作らせたら超定評がありますね」

レッサー「右に関羽!左に張飛!鉄壁の布陣を持つ私たちが負ける道理はありません!」

初春「張飛はいやです。頑張っても関羽は無理です。精々陳宮かと」

絹旗「一騎当千JCの手綱を握ってる以上、ポジション的には超同じと言えなくもないかと」



――第三パート 『イギリス動乱・ロシア編』 撮影チーム

インデックス「えっと……人がね、いないんだけど」

バードウェイ「仕方があるまい。前二つの撮影はある程度平行してできるが、大抵のキャストは被っているからな」

インデックス「てかどんなトンデモにするの?とうまの負担も考えてほしいんだよ」

バードウェイ「失敬だなシスター。私はするとも、そりゃ完璧に仕上げて見せるさ。それが役割だからな」

インデックス「貰った話数が6だからね。厳しくはありけど、今撮ってる人達に比べれば自由度と裁量は広いんだよ」

インデックス「けどあなた的にはじぽ案件に引っかかるので、自重してほしいなーなんて」

バードウェイ「でも流行りだろ?」

インデックス「流行ってるね!超流行るどころがそれがメインって今多いよね!」

インデックス「わたしが出たときにも『この子、出すのマズくね?』みたいに言われ方したんだけど、今は普通なんだよ!」

バードウェイ「お前、というかお前らは浅いというのだ。ものはやりようだ。きちんと仕事をこなしていればできることもある」

インデックス「はぁ」

バードウェイ「知恵を貸せ禁書目録。お前の頭脳は私のためにある」

インデックス「最近れぞんでーとる、について考えさせられるけど、その答えは違うと思う」

バードウェイ「お前の出番も増やしてヒロインらしく扱ってやろうと言っているんだ。悪い話ではあるまい?」

インデックス「いや、ひろいん”らしく”じゃなくてね。めいんひろいんはわたし……」

バードウェイ「だからな、これを――こう、して」

インデックス「あぁ!確かに!だったら――なんだよ!」

バードウェイ「少々駆け足になるが、まぁこの程度の報酬は貰っても構うまい」

インデックス「わたしは構わないけど」

バードウェイ「ただ問題があるとすればだ」

インデックス「すれば?」

バードウェイ「『もう長編なんかどうでもいいからこっち書け』とマジで言われたらどうしようというのが懸念ではある」

インデックス「みんな大好きだからね。ローパスフィルターというか」

バードウェイ「てゆうかコミックL○が16周年なのにコミックKO○が5年で休刊ってどうなんだ?」

インデックス「みんな大好きだからね!購買力的な意味では単価が上がっても買う人は買ってくれるんだよ!」
 
(※続いちまったよごめんなさいちょっとだけ続く)

inserted by FC2 system