Category

Counter
Access Counter

On-line Counter



Clock(trial)

クロ太「『なぜなにARISAさん☆ 〜海のおともだち大集合の巻〜!、クロ☆』」


――オービット・ポータル芸能・警備事務所

マネージャー「あけましておめでとうございますARISAさん。昨年は大変でしたね」

鳴護「おめでとうございます。原因を作ったのは仕事を選ばない事務所じゃないかと思うんですけど」

マネージャー「いえいえそんなとんでもない。冗談がお上手ですね」

鳴護「せめて口だけでも否定してくださいよ!?不安になりますから!」

マネージャー「時にARISAさん、Eテ○は見ます?」

鳴護「話題の変え方が不自然過ぎて怖いです。Eテ○……あー、今日の料○ぐらいですかね」

マネージャー「では昔、知育番組などはご覧に?」

鳴護「あー、見てましたね−。院の子たちと一緒に、歌のお姉さんやお兄さんが着ぐるみと踊るのとか」

マネージャー「あぁそれは良かった。実はですね、そんな感じのお仕事が来ておりまして」

鳴護「本当ですかっ!?……本当です、か?」

マネージャー「なんで二回聞いたのですか?」

鳴護「あたしの中で事務所への不信感がMAXになっているからですよ?」

マネージャー「『フードファイター以外のお仕事を!』と仰っていたので、ご希望に添った結果ではないですか」

鳴護「訴えますよ?自分で文×砲とか言ってる人達に窮状をリークしますからね?」

マネージャー「映画やドラマで大活躍でしたよね?万人が望んでもたった一人しか得られない主役の座も頂きましたし」

鳴護「見解が違いますけどね!絹旗監督に関われば関わるほど損をするんですよっ!?」

マネージャー「今年は事故物○映画の円板が控えていますからね。今年も監督は(悪い意味で)裏切りませんよ」

鳴護「それってタイトルが事故物○って意味ですよね?決して映画そのものが事故物件だと言ってる訳じゃないですよね?」

マネージャー「監督曰く、『犬鳴○のあとにサイレ○見ると、意外といい出来だったかなって超思います』とのコメントが」

鳴護「ダメ映画の後にダメ映画見たって口直しにはなりませんからね?一般人は余計お腹が持たれますよ?」

マネージャー「まぁ監督はさておくとしまして、どうしますか?弊社はARISAの自由意志を常に尊重しています」

鳴護「できれば、もう少しだけ具体的な内容を教えて頂けると安心出来るんですが……」

マネージャー「ですから知育モノです。着ぐるみとお姉さんがレギュラーで、毎回社会の仕組みや成り立ちを子供たちへ分かりやすく伝えるそうです」

鳴護「あー、タイトル忘れちゃいましたけどありましたねそんなの。へー、それはちょっとやってみたい、かも?」

マネージャー「一応最初のはスポンサーへのプレゼンということで、試しに一回収録するそうですよ。そこでお気に召さないんでしたら、以後はお断りになれば良いかと」

鳴護「……できるんですか?」

マネージャー「できますとも。ウチの事務所はこう見えてもタレントさんへのアフターケアはバッチリでして」

鳴護「そのタレントがあたし以外いない件について。あ、当麻君も入ったんだっけ」

マネージャー「……バーターですよ?」

鳴護「いや誰でも知ってますよ!?むしろ当麻君のどこにスター性を見いだしたのかと!?」

マネージャー「声は中々じゃないですかね。えっと、中堅のベテラン域ぐらい?」

鳴護「まぁそうですけども!当麻君がいたら『俺はイジってもいいけど中の人はイジんなや!』って言うだろうけども!」

鳴護「あの……病みちゃんねるの二の舞になったら嫌なんで事前にお伺いしますが、テーマとかって分かります?そのプレ回のお題を」

マネージャー「Aパートはラッコだそうです。哺乳類で海に浮かぶ」

鳴護「あ、可愛いですよねー!お腹の上で貝殻を割っちゃうのが!」

マネージャー「自分も子供の頃にブームになりましたねぇ。お風呂で遊ぶ湯太○って玩具が」

鳴護「クロウ9さんも昔は改造されてなかったんですね」

マネージャー「まぁ人の子ですから。それでどうしましょうか?気乗りしないのであれば、別の先約があったということにしまして」

鳴護「あ、他にもあるんですか?」

マネージャー「はい、デパ地下での営業が」

鳴護「まだしなきゃダメかなそれ!?ちょっとした箱物も満席に出来るぐらいは頑張ってるのに!」

マネージャー「初心忘れるべからず、ですよ。名前忘れましたが『ダメよ、ダメダメー』の人たちは今もまだデパ地下で営業されていますからね」

鳴護「意味合いが違いますよ?他に行く場所がないからそこでお仕事してるだけですよね?」

マネージャー「まぁ現場へ行くだけ行ってみては如何でしょうか。TorM@さんも同じ現場ですし」

鳴護「それ当麻君の事ですよね?芸名もうちょっと地方のホストクラブっぽいのじゃなく、もっとこう無難なのにしてあげません?」

マネージャー「今だったら上太か三十ですかね」

鳴護「いそう!去年の大流行から界隈では量産されてそう!」



――収録スタジオ

鳴護「おはようございまーす。ARISAです今日はよろしくお願いしまーす」

スタッフ「あ、どうもお疲れさまです。よろしくお願いします」

鳴護「えっと今日はプレ撮影って伺ったんですけど、具体的には何を?」

スタッフ「えっとですね、パイロット版って言いますか、番組は放送される前に『こういうのですよ』ってまず番組を試作するんです」

スタッフ「それをこうスポンサーや広告代理店とかへプレゼンしまして、あちらさんが気に入ったら本放送が作られるんです」

鳴護「あーじゃあ今日はお試し版になるんですか。だったらあたしじゃなくてもいいような……」

スタッフ「いやいや!それはこうARISAさんがお姉さん役をやっていただけるというので!ご本人がいなくてどうするんですか!」

鳴護「えぇまぁご指名を頂いたのはありがた……く、も、ないですけど」

スタッフ「いやいま評判良いですよ?『どんなヨゴレ仕事も全力でやってくれる』って」

鳴護「怪我の功名状態ですよね。そんなつもりはこれっぽっちもなかったんですが」

スタッフ「この番組はテーマを決めまして、お姉さんと着ぐるみと学んでいくって感じです」

鳴護「あぁ当麻君はそういうバーターで……」

スタッフ「それでこちらがARISAの相方のクロ太君です」

クロ太『……』

鳴護「え、かわいー!ゲコ太君の小さい版!ちょっと武装してる!」

鳴護「――あれでも?これ体型的に当麻君じゃ入らないよね、えっともしもーし?どう、でしょーかー?」

黒夜海鳥(クロ太君)「――あンまハシャいでっとぶち殺すぞクソアマ?」 ボソッ

鳴護「クチわっっっっっっっっっる!?レッサーちゃんで大分慣れてたはずなのにグサッて来る!ごねんねレッサーちゃん!レッサーちゃんは死ねとか殺すとか言わない分だけ丁寧だったんだね!」

スタッフ「こちら絹旗監督のご推薦で元同期の方だそうです」

鳴護「じゃあ納得だね!まだ小っちゃいのに色々と病んでる!」

黒夜「オイ、足引っ張ンじゃねーぞ?アイドルだからって大目に見ねぇからな」

鳴護「アイドル違います。シンガーソングライターです」

黒夜「プロと素人の違いが分かるか?あ?」

鳴護「えっと、お仕事としてきちんとした対価を貰えるかどうか、かな?」

黒夜「違う。プロは任された仕事を完遂する。できないのが素人だ」

黒夜「お前はプロとして仕事を受けた以上、例え肩書きがグラドルだろうがバラドルだろうがキッチリこなせ。いいな?」

鳴護「すいませんクロ太さん。ラブリーな外見に気が逸れて内容が一ミリも入って来ないです」

黒夜「まぁお前もアレだ?プロとして仕事を選ばない姿勢は評価してやらんでもない」

鳴護「いや違う違う違う違う!そういう意味じゃないです!?去年のヨゴレ仕事はたまたま回って来ただけですから!」

黒夜「私だったサメが二週目へ入った時点でキレて飛び出してる」

鳴護「あたしも出来ればそうしたかったですけどね!生憎もう一人と連帯責任だったのと、もうあそこまで行くと『次はどんなダメサメ映画かな?』って興味が出て来ちゃうんだよ!」

鳴護「……まぁ、それはいいとして今日はよろしく。ARISAです。歌手です。作詞と作曲もしています」

黒夜「黒夜だ。普段は運び屋をしている。報酬自体では命のやりとりも請け合おうか」

鳴護「いえ、あの着ぐるみ装着したままニヒルな台詞を言われましても……『そういうキャラなのかな?』としか」

スタッフ「事務所の方針らしいですよね。監督もそう仰っていました」

鳴護「はぁならいいんですけど。それよりも一般スタッフの間に監督が監督呼びされてるのがちょっと看過できないです」

スタッフ「それでは本番入りまーす!さん、にー、いち!」

鳴護「待って下さいよ!?あたしまだスタジオついて挨拶しただけじゃないですか!?」

スタッフ「カンペ出すんで大丈夫ですよ!さぁ読んでください!」

鳴護「「えっと……『なぜなにARISAはっじまっるっよー……?』」

黒夜「『みんなーはじめましてクロ太だクロ☆』」

鳴護「キャラ付けが安易!?」

黒夜「……いいんだよガキ相手なんだから。ざわざわ森のがん○ちゃんみてぇなヘビィな設定は好きな野郎に任せておけば」 ボソッ

鳴護「え、えっとクロ太、ちゃん?」

黒夜「『うんっ、ARISAおねーさん!よろしくクロ!』」

鳴護「なんだろう、こう、虎がネコの格好しているような圧が……!」

黒夜「『ARISAおねさーんは考えすぎたクロ☆だからドピンクって言われるクロ』」

鳴護「一部だけだけどねっ!そんなストレートな罵り方するのって世界でここだけだからねっ!?」

黒夜「『それでおねーさん、クロ太たちは何をするクロ?』」

鳴護「あ、うん。えっとね、あたし達は世の中の疑問や質問を、毎週みんなと一緒にお勉強していくんだって?」

黒夜「『へー、そうなんだクロ!お勉強大好きクロ――ま、しないならしないで落ちぶれるのも結構だがな』」

鳴護「ハメ外しすぎじゃないかな?さっきプロがどうって言ってたのに、数分もしない間に裏切りはじめたよね?」

黒夜「『今日一日だけの契約だからな。まぁ本番は頑張ってくれ』」

鳴護「くっ!最愛ちゃんの同期だけあって邪悪な……!」

黒夜「『上位種には天下を取った白モヤシもいるがね』」

鳴護「ダークすぎる人脈に引くよ。それでね、今日はラッコさん?のお話なんだって」

黒夜「『あぁラッコ鍋でお馴染みのアレクロね☆』」

鳴護「違うよ?有名っちゃまぁ有名だけども、そういう話じゃないよ?」

黒夜「『興味があるちびっ子は”尾○ ラッコ鍋 総受け”でググるといいクロ☆』」

鳴護「ほんっとに邪悪だね!それだともうラッコさんが脇役でキラキラした尾○さんが出てくるたけだろうけどね!」

黒夜「『で、ラッコさんがここに遊びに来ているクロ☆』

鳴護「あ、そうなんだ!?プレ回なのに豪華だね!」

黒夜「『じゃあラッコさんをみんな呼ぶクロ☆せーのっ!』」

鳴護「ラッコさーん!」

上条(※ラッコと書かれた海パン一枚で)「……」

鳴護「……」

上条「いっそのこと殺せよ」

鳴護「ヤケにならないで当麻君!あたしも『なんて悲しい目をしているんだろう……?』って一瞬イジるのを躊躇ったけど!生きてるだけでいいこともあるよきっと!」

上条「バーターだからって呼ばれてみれば!軽い気持ちでイジられるてアリサ見てればいいかなーなんて思ってたのに!裏切られた!」

鳴護「あたしもだよ?あたしも今信じてた人から裏切られてるからね?」

上条「俺は何か?ラッコのぬいぐるみよりもランク下ってことかよ!?無生物にギャラで負けたのか!?」

黒夜「『そうじゃないクロ!ラッコさんには重要な役割があるクロ!』」

上条「あとお前は俺のトラウマを順調に形成しつつある妖精さんに芸風が似てんだよ!語尾気ぃつけろや!間違っても”ヅラ”とか言い出すなや!」

鳴護「流石当麻君……!ツッコミがもう振ってる、だと!?」

黒夜「『もうそういうのいいから、ほら海へ戻れ海へ』」

鳴護「……このビニールプールを海と呼ぶのはどうか思うんだけど……」

上条「もうこうなったら放送事故も辞さないぜ!かかってこいオラ!」

黒夜「『おねーさん、ラッコさんはどういう生き物クロ?』」

鳴護「うん?あ、はい、ラッコさんはあたし達と同じ哺乳類です。生まれたときから海の中で暮らしています」

鳴護「好きな食べ物はお魚に貝にウニなどです。特に硬い貝は貝同士を打ち合わせ、貝を開ける姿が可愛らしいですよね」

上条「オラァ!開けゴラアッ!」 ガンガンガンガンッ

黒夜「『可愛さの欠片もないクロ。子供たちがトラウマになるクロ』」

鳴護「ダメだよ当麻君!お給料を頂いてる以上お仕事はしっかりしないと!」

上条「その言葉、今年予定されている事故物○の再現の時にも言ってやるからな……!いやでも可愛いって言われても、そんな引き出しねぇよ!」

鳴護「思い出して当麻君……!今まで萌えた経験を生かせばきっと!」

上条「ARISAさん俺を追い込んでないか?いやいいんだけど、最近大英帝国のテロリストとダメ映画監督の悪いトコ影響されてっからな?」

黒夜「『そして一見善良そうに見えて女心を十数年弄ぶクソヤローも近くにいるしな』」

上条「おいどうしたこのスタジオ!室内なのに雨降ってきたじゃねぇか!」

鳴護「当麻君が、泣いてる……!」

黒夜「『汚ねぇ涙だよな』」

上条「しかし可愛さを求められた以上、俺もそれに応えなくてはならない!見ろ、俺の中でのKawaiiを……ッ!!!」

黒夜「『そういうA○メーカーあったな』」

上条「『あ、また間違ってホタテとウニを取り違えちゃった☆てへぺろっ☆』」

鳴護「センスが古っ!?そして血だらけになるよね?ラッコさんが胸の前でセルフでウニでハリセンボンしていくようなもんだからね?」

黒夜「『なお、手元の資料によると”ウニも棘皮(※トゲトゲ)ごとバリバリ食う”クロ。まぁなんといっても向こうは野生クロね』」

スタッフ「あの、ウニも用意してありますけど」

上条「俺にやれってか!?俺の知り合いでもウニの躍り食いいけるのはアックアとレッサーとフロイラインぐらいだぞ!?」

黒夜「『三人もいるクロ。怖いクロ』」

鳴護「あとレッサーちゃんは……うんまぁワイルドなイメージがあるよねっ!」

黒夜「『しょーもない生き方をしてしいる人間からはしょーもない発想しか出て来ないクロ』」

上条「お前さっきからからなんなの?ハマッヅラだってもっと俺に優しかったよ?」

鳴護「ま、まぁまぁ!個人的に恨みがあるんだから仕方がないんじゃないかな!」

黒夜「『いいからラッコ説明続けるクロ。話が進みゃしねぇぜクロ』」

上条「お前ももっと真面目にやれや!いや海パン一枚の俺が言うのもなんなんだけどさ!」

鳴護「多分もう嫌になってるんだと思うけど……えーっとそれでラッコさんは悲惨な歴史を持っています。毛皮が目的で乱獲されてしまったのです」

上条「あぁそれ前に聞いたな。イギリス人の密猟者が北方四島付近のラッコを絶滅させたって」

鳴護「なので日本では猟が厳しく禁じられています――が、ここで問題です。ラッコさんに国境はあるでしょうか?」

上条「人間以外にはないだろ。意思疎通がもうできたら『縄張り的な意味だよ』って言えば通じる可能性はあっけど」

鳴護「ですのでオホーツク海をプカプカと。アラスカだったりロシアだったりからラッコさんが流れてきます」

上条「イギリス人に狩られてたのの生き残りかもな。生態系が戻って来て良かったじゃねぇか」

鳴護「だねぇ」

黒夜「『だが……人々は忘れていたクロ。ラッコという生物の恐ろしさを』」

鳴護「……え?」

姫神「『おかーさん。見て。今年のアワビはとても大きい』」

青ピ「『――ほんまになぁ。これともおとーちゃんが頑張ってくれはっからやんね』」

上条「唐突に始まったな茶番劇が」

土御門「『いやいや違うぜぃマイハニーとマイドーター!俺が頑張れるのも家族が支えてくれるからだにゃー!』」

青ピ「『あんたっ!』」 ヒシッ

上条「配役ミスってねぇか?姫神いるんだったら奥さん役やらせろよ」

姫神「それは私が辞退した。男同士の友情。プライスレス

鳴護「男子同士って時点で夫婦ではない、かな。うん」

土御門「『目指せ猟師王!タケノ○王に俺は、なるっ!』」

青ピ「『やんね!ほら秋沙もおとーちゃんを支えんねんで!』」

姫神「『ふぁぃおー……』」

上条「だからなんでお前ら突然現れて猟師コントやってんだよ」

黒夜「『と、極々普通の漁師町にラッコが現れるクロ』」

上条「ん?あぁ俺か」

姫神「『見て。おとーさんおかーさん。ラッコーがーいーるーよー』」

鳴護「ミュージカル風?音程が多分『魔王』の『おとーさん、おとーさん!』……」

青ピ「『あ、あ、あ――悪魔や!?悪魔が現れよったで!?』」

土御門「『待つんだぜぃハニー!まだヤツが大人しく帰ってくれる可能性もあるんだにゃー!』」

上条「うん?悪魔ってなんだよ?」

鳴護「――あ、もしかして!?」

黒夜「『そうですクロ、ラッコさんの好物は――”貝”ですクロ……ッ!!!』」

青ピ「『鬼!悪魔!高千○!あんたさえ、あんたさえ現れへんかったら!』」

土御門「『止すんだハニー!あいつは、あいつだけには手を出せないんだ――』」

土御門「『――だって、法で禁じられているのだから……ッ!』」

鳴護「あー……あーあーあー、うん!そうだよね!手が出せないんだよ!」

上条「『くっくっくっく……!どうだ悔しかろう!お前らが丹精込めて育てた貝、そして養殖の魚は俺のものだぜ!』」

鳴護「当麻君のスイッチの入り方半端ない」

姫神「『おとーさん……』」

上条「『稚魚を捕まえるには手間暇かかったろうなぁ……?新月の夜に河口近くでザルでスタンバッてみたり!』」

鳴護「知識がマニアック。てゆうか本当なのかな?」

黒夜「『ウナギの稚魚はそうらしいクロ。鉄腕ダッシ○情報クロ』」

鳴護「個人的には帰ってきてほしい人がいるんだけど……」

姫神「『おとーさん。おかーさん。どうしよう。このままだと』」

土御門「『ん?あぁあぁ大丈夫だにゃー、秋沙はハニーと一緒にイオ○でも行ってくるといいぜぃ!』」

姫神「『え。でも』」

青ピ「『ええんよ?おとーちゃんはラッコさんと話があるさかい。ウチらはモーリーアイラン○行こうか?』」

姫神「『わーい。やったー』」

鳴護「なんだか雲行きが怪しくなってきたような?当麻君、もといラッコさんは調子乗ってないで逃げた方が良いんじゃないかな?」

上条「『手ぇ出せるもんなら出してみろコラ!俺のバックには法律がついてんだからな!』」

鳴護「もうフラグだよね?ジェンガされるのが分かってて、高く高く賽の河原を積み上げているよね?」

上条「俺だって察しはつくぜ!どうせこのあとイヤーなオチが待ってんだろうなってことぐらいはな!」

黒夜「『日本には”混獲(こんかく)”という言葉があるクロ。ARISAは知ってるクロ?』」

鳴護「あ、フリが戻って来た。こんかく?はじめて聞いたよ」

黒夜「『混じる捕獲と書いて混獲クロ。要はマグロの延縄猟で別の魚がかかったり、本来の目的とは違う獲物が獲れることを指す言葉クロ』」

鳴護「まぁあるよね。全部か同じ種類をいつもとれるとは限らないんだから」

黒夜「『まぁ獲れたものは仕方がないクロ。漁獲が禁止されているのであれば、リリースするのが”一般的”クロね』」

鳴護「何かもう嫌な予感しかしないんだけど……!当麻君逃げて!きっと死亡フラグが立ってそう!」

黒夜「『ただまぁ、残念。そう残念な話なんだがな、手遅れって話もよくある。特に猟師の仕掛け網は海中に置くだろ?』」

土御門「『そーれっと☆』」 バサッ

上条「『お、おいおいどうした?俺に向って投網なんてやっていいと思ってのかコラ!?』」

土御門「『あ、ごっめーん☆間違えちったにゃー☆』」

鳴護「茶番が茶番過ぎて頭の中へ入ってこないです。なんかラッコさんが網にかかったようですが、捕獲が禁止されてるんだったらリリースしなきゃですよね?」

黒夜「『ん、まぁそれでいいんだよ。間違った魚はリリース。勿論魚は弱まるが、連中は”エラ呼吸”だからな』」

鳴護「だね――ってそれじゃあ!?」

黒夜「『そう――ラッコは肺呼吸なんだぜ……ッ!!!』」

上条「『て、テメエまさか……っ!?』」

土御門「『おっと急用ができちまったにゃー!それじゃまた後で!』」

上条「『た、助けてくれ……息が、できな――』」 パタッ

鳴護「子供番組で殺人が!?あぁいえ哺乳類だけど!ダークすぎるよ!?」

黒夜「『しかしだな、間違ってしまったんだから仕方がないだろう?これは、不幸な、事故だ。それ以上でもなく以下でもないんだ』」
(※この物語はフィクションであり、現実の個人・団体・漁業従事者とは何ら無関係です)

鳴護「え、ってことはラッコはそこそこ駆除され」

黒夜「『事故だ』」

鳴護「いやでも」

黒夜「『じ・こ・だ☆』」

鳴護「そ、そう、かな?うん、そうなのかな?」

黒夜「『一応補足すると海獣が”船のスクリューが死因で……”みたいな話あんだろ?』」

鳴護「あー、たまに聞くよね」

黒夜「『野生動物が、つーか陸棲の連中と違ってシャチにサメにイルカとか脅威がある中、そうそう衝突すると思うか?』」

鳴護「か、確率としてはあるよね!」

土御門「なおこれが漁師さんの必須の道具、カギ付き棒になるぜぃ」
(※網に絡まった大きめの魚外したり、コンテナのヘリに引っかけて移動させたり。決して武器ではありません)

鳴護「凄く……鋭利です!」

黒夜「『――さっ、世の中の厳しさを分かったかガキども!この世界は厳しさでできているんだがらな!』」

鳴護「あぁこれ地上波にのらないやつだね。病みチャンネルと同じで別の企画へ差し替わってるヤツだ」



――

黒夜「『Bパート、題して”海の中の食物連鎖”クロ☆』」

鳴護「え、まだ続けるの!?この邪悪な番組へ予算つけるスポンサーさんいないよ!?その手のマニアじゃない限りは!」

黒夜「『なおラッコさんは当番組のスタッフが責任を持って無事海へかえしたクロ』」

鳴護「あれ?ラッコさんのアゴはちょっとした貝もバリバリ食べるほど発達してるから、下手に触ったら命に関わるんじゃ?」

黒夜「『還しました、クロ☆』」

鳴護「そうだね、ラッコさんは海へと還っていったんだね。大自然の一部になったんだよ」

黒夜「『第二部は食物連鎖の話をするクロ。ARISAは知ってるクロ?』」

鳴護「常識の範囲内では。あれでしょ?草食動物が草を食べて、肉食動物がそれを食べて、もっと大きい動物が、って話だよね?」

黒夜「まぁ人間社会も一緒だわな。デカくて強いのが大抵総取りする」

鳴護「せめて建前は守ろう?知育番組なんだからね?」

黒夜「『海の中の食物連鎖は陸よりも単純クロ。植物がプランクトンぐらいしかないクロから』」

鳴護「昆布とか食べないの?」

黒夜「『魚の種類によるクロ。岩の表面の草を削ぎ取る種も入れば、大型種のようなプランクトンだけを食べて海遊する種もあるクロ』」

鳴護「陸上でもそうだよね。体が大きい動物は草食の子が多かったり」

黒夜「『まぁクジラは陸から海へ戻っていった種らしいクロ。ゴッダム・ホエール!何様のつもりだコラァァッ!』」
(※”God damn”=「こんにちは死ね」)

鳴護「やめてあげてユルいキャラクターの姿で毒吐かないで!?」

黒夜「『ホエールの話はさておき、海の特殊な植物連鎖の話クロ☆ちびっ子はテレビの前に集まるクロ☆』」

鳴護「この落差に狂気を感じます……て、特殊な食物連鎖?そんなのあるんだ?」

黒夜「『題して、ゴースト・フィッシング、クロ!』」

鳴護「直訳すると”幽霊さん釣り”?」

黒夜「うっせえドピンク」

鳴護「だから外見的特徴で人をイジるのはよくないしそもそも今のは何が気に障ったのかな!?取り扱い方が難しいよぉ!?」

黒夜「『一応これは環境用語として実在するクロ。さっきの話にも少しかかるクロが、猟の網や仕掛けってあるクロね』」

黒夜「『でもそれは絶対に壊れないんじゃなく、時には千切れたり流されたりして猟師が回収しなくなるクロ。そうすると?』」

鳴護「……折角獲ったお魚さんも死んじゃうよねぇ」

黒夜「――ハッ、これだから素人は」

鳴護「当麻君いるかな?そろそろそげぶしても良いと思うよ?あたしが許すから」

黒夜「『まぁそれは間違いじゃないクロ。ただその仕掛けによっては口が開いてる場合があるクロな』」

鳴護「クチ、っていうのは?」

黒夜「『鉄腕ダッシ○で見たことないクロ?仕掛けの中に返しが入っていて、魚は入れるんだけど出られる構造じゃないクロ』」

鳴護「あー、あるある。てかそうじゃないと漁にならないよね」

黒夜「『しかし人の管理を離れたあとも魚は入って出られなくなるクロ、そしてその出られない魚を狙って大きい魚が仕掛けにかかるクロ』」

黒夜「『魚が餓死しても、その肉を狙って新しい魚が――って永遠にループしてるのをゴースト・フィッシングと呼ぶクロ』」
(※マジです)

鳴護「思ってた以上に悪質かつ深刻!?」

黒夜「『似たような展開が日野鳥の八百比丘尼編であったクロ』」

鳴護「タイトル違くない?日野鳥じゃなく火の○」

黒夜「『今日のなぜなにARISAではこのゴースト・フィッシングを取り上げるクロ。ある意味で』」

鳴護「あぁそう……お願いだから番組名から名前抜いてくれないかな」

黒夜「『やってきました釣り人探訪記、今日のお客様ははてさて誰でしょおかね?』」
(※茶風○風)

鳴護「大丈夫?クロ太ちゃんの引き出しが思いのほか深くてビックリしてるよ?」

上条「『おっす、俺上条当麻!永遠のハンターとは俺の事だぜ!』」

黒夜「『本日のゲストは学園都市からお越しのかみじょおさん!釣り歴はなんと16年!ついたあだ名が”釣った魚にエサをやらないクソヤロー!”』」

上条「誰だこの脚本書いたの?それともアドリブで俺を貶めてんの?」

鳴護「完全に否定できるかといえばそうでもないような……」

黒夜「『おやおやかみじょおさん、今日は一体何を釣りにいらしたのですかぁ?』」

上条「『そう、だな。今頃だったらアジ、かな?シーズンじゃないけど、季節外れのって結構レアで美味いんだよ』」

黒夜「『それはそれは期待が広がりますねぇ。それでは本日の釣り場へ、レッツ・ゴォ!』」

鳴護「そのネットリとした目○警部の喋り方……いやごめんなんでもない」

上条「じゃあ釣り場、つーかスタジオ……あれ?これ、合ってるか?『立ち入り禁止』って書いてあんだけど」

黒夜「『本日かみじょおさんがチャレンジするのは某所にある隠れた名スポットですよぉ!その名も”人喰い堤防”!』」


鳴護・上条「縁起ワッル!?」
(※名前は違いますが実在します)

上条「てゆうかこれ、なんつったらいいのかな……堤防?埠頭?海面から50cmぐらいせり上がった足場が、沖の方に数百メートル続いてるってっだけで」

鳴護「……手すりも何もないよね。高波が来たら一発で体持って行かれる……」

黒夜「『それではかみじょおさん、行ってみましょうっ!』」

上条「あ、あぁまぁスタジオだし万が一はないとして……それじゃあ――」

鳴護「あ、高波」

青ピ(高波)「『ザパーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!』」

上条「『なんて省エネ!?ってツッコんでる場合じゃな――のおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!?』」

黒夜・鳴護「……」

黒夜「『あらあらかみじょおさんは海の藻屑となってしまいましたね☆次は天パの呪いから逃げられますように☆』」

鳴護「反応それだけ!?事故で人死にが出てるのに!?」

黒夜「『この釣り場はですねぇ、東日本某所に実際するクロ。多分”突堤(防砂堤)”の一部らしいクロで、当然人が踏み込んではいけないクロ』」
(※ホントにあります)

黒夜「『――が、沖に張り出している分だけ、超スッゲー良いモノが釣れるって評判クロね』」

鳴護「……」

黒夜「どうしたピンク?」

鳴護「ピンク違いますARISAです。いやそうじゃなくてね、今のコントの前にゴースト・フィッシングの話したよね?」

黒夜「『したクロねぇ』」

鳴護「その話って次から次へと仕掛けに魚がかかるって主旨で、ってことは今回のも……?」

黒夜「『まぁこの釣りスポットが”””なぜか”””いい魚が釣れるって評判クロ。きっと良いエサをもらっているクロね☆』」

鳴護「業が深いな!?」
(※何度でも言いますが名前こそ違いますが実在します)

黒夜「『思うクロ。我々人類は食物連鎖の頂点に立ち、今ではもう揺るがすものすらなく霊長とすら自負するクロ』」

鳴護「ここは語尾つけなくて良くないかな?」

黒夜「『そんな傲慢へ対して我々もまた被捕食者――つまりフィッシュにフィッシングされる側ではないのか、と……ッ!!!』」
(※「釣り人が無茶する→魚の栄養になる→大きな魚が釣れる→釣り人が〜」の永久パターン。賽の河原の方がまだ建設的)

鳴護「ウルッサイな!最初っから思ってたけどこんな番組放送できたら奇跡だよ!出てる人全員が損をするっていうか!」

黒夜「『さーてちびっ子のみんなはどうだったクロ?お勉強できたクロね!』」

鳴護「すいませんクロ太さん、使う場所がないです。こんな黒い話とグロい話、話の種としても使い道がありません」

黒夜「『次回のお題はまだ未定だが素敵ななぜなにがおんみんなを襲うクロ!』」

鳴護「そういう主旨だっけ?知育ものの欠片もないけど、なぜなにが襲うってどういう意味?」

姫神「――次はレギュラーで会おうぜ……ッ!!!」

鳴護「あたしを差し置いて主役面!?再現コントにチラっと出て来ただけの秋沙ちゃんがシメるの!?」



――オービット・ポータル芸能・警備会社

鳴護「事務所の退所手続きってどうするんですか?」

マネージャー「あっはっはっはっは!ARISAさんはお笑いが得意になってきましたね!」

鳴護「知育モノじゃないじゃないですかアレ!?漁師さんのダークな話と人喰い堤防の話でどこの視聴者が食いつくんです!?」

マネージャー「良かったですね、いい体験が出来て歌の歌詞を作るときにも役立つことでしょう」

鳴護「ラッコを合法的に駆除、もとい間違った仕掛けで溺死させるのがですか?」
(※フィクションです)

マネージャー「あー、ほら。そこは言葉を選んで『大切に育てたあなたを殺す』みたいな?」

鳴護「ジャンルが違いますね−。いないとは言いませんけど、あたしの曲聞いたことあります?そんなフレーズなかったですよね?」

マネージャー「Hid○の『Dic○』には似た歌詞あったような……まぁいいです。ARISAさんはご不満だった、と?」

鳴護「ご理解いただけたようで何よりですよ!」

マネージャー「分かりました。では次回はもっとソフトなものにするようお願いしておきますね」

鳴護「なんて?」

マネージャー「ですからソフトなものを」

鳴護「そこではなく、次回?あるんですかあの地獄の知育モノが!?」

マネージャー「はい、スポンサーに好評でしてね。『あれだけスタジオで迫真の演技が出来るのか!?』って」

鳴護「演技じゃないですからですよ?スタジオついたら私服のまま打ち合わせ時間30秒もなく収録したからできたリアクションですよ?」

マネージャー「『ねぇクロ太って商品化しないの?なんだったらウチから出すけど』とも」

鳴護「美琴ちゃん!?まさかのバックに美琴ちゃんが糸を引いて――まさかっ!?ゲコ太君着ぐるみは、スポンサーを釣るためのエサ……っ!?」

マネージャー「まぁ丁度釣りの話でしたしね」

鳴護「いや別に上手くはないですよ?上手い事は言ってないですからね?」

マネージャー「……しかし、この世界には怖ろしい話がまだまだあるんですね」

鳴護「この会社の前身ってそっちですよね?最愛ちゃんがヒエラルキー上位でブイブイ言わせてた力だけの世界でしたよね?」

マネージャー「それで次のテーマが『バレンタイン』だそうです」

鳴護「……待って下さい!?一応聖なる方に分類されているあの日をまた扱き下ろすんですか!?」

マネージャー「いやスタッフの人からですね?クロ太君役で応募されて来た方がいらっしゃいまして」

鳴護「それ関係あります?クロ太君の中の人には番組のイニシアチブはないですよね?」

マネージャー「『次はナポレオンとフランス奴隷制でガッツリやります!』と、謎のメッセージが」

鳴護「タチ悪いのが絡んできた!?あぁいやレッサーちゃんが悪いとかじゃなくて!どうして監督といいロクな子がいないのかなって!」

チャーチャーチャーチャチャチャー♪

鳴護「……」

マネージャー「メールが届いているようですが、どうぞ?」

鳴護「……100%レッサーちゃんだと思うんだけど……」

レッサー(メール)【いやそれがですね、実はナポレオンと奴隷制度は実に因縁がありましてね】

レッサー【フランス革命で王政から一応アホどもへ為政者が変りましたでしょう?実はそのときに奴隷制撤廃してんですよ、あくまでも貿易ですが】

レッサー【しかしその10年後、アホのフランスが議会制からナポレオンを戴冠させて帝国制へ移行する際、コルシカ野郎が奴隷制度を復活させやがったんです!ナイスフランス!】
(※実話です。結局第二共和制が始まる1848年まで続いた)

レッサー【よって今現在BLM運動でナポレオンやその嫁の像も引き倒されそうになってます!いえーいザッマァwwwwwwww】
(※実話です)

レッサー【今度オフの日はいつになりますかね?二人でフランスの文化財破壊ツアーと洒落込み――】

鳴護「……」 ピッ、カチカチカチカチッ

マネージャー「どうされました?」

鳴護「スパムでした。今後の芸能活動に差し障りがありそうだったで、速攻消さざるを得ませんでした」

マネージャー「それは良い判断ですね。たださえ変な交友関係が多いですし」

鳴護「……えっとそれより、本気で言ってます?あの悲惨な番組をもう一度って?」

マネージャー「いいえ?ただのバレンタイン企画募集の話ですが?」

鳴護「良かったよ……ッ!また病みちゃんねるみたいにレギュラー化するかと思ってた……!」

マネージャー「それも人気次第ですよね。『現代社会の深い闇を知りたい』という奇特な方もいるかもですし」
(※これ以上の闇は書けません。まだオカルトっぽい話だったらともかく)

鳴護「――っていうわけでバレンタイン企画を募集しています!あなたが以下のルールを守ってリクエストを送ってくれればSSになるかもしれません!」

鳴護「具体的には『【だれ】が【だれ】にバレンタインプレゼントとして【○○】を持っていく』みたいな感じで書いて下さい!大体分かればいいです!」

鳴護「また基本的には贈り物の日なのでチョコだけとは限りません!てゆうかあたし達の濃いメンバーでは何が飛び交うかも分からないですけど!」

鳴護「まぁあまり多かったら抽選になりますけど、そんなに人は来ません!てか多分数人の方が気を遣って違う名義で送ってくださると思っています!」
(※被害妄想じゃないといいですが)

マネージャー「何もそこまで卑屈にならなくても」

鳴護「〆切りは1月一杯ぐらいです!でははりきってご応募してこのプレ番組がレギュラー化しないようにしてくださいね!ARISAからのお願いでしたっ!」


-終-


※バレンタイン企画です
【誰】が【誰】へ【何を】送るか、書くと良い事があるかも知れません。義理でも本命でも可(スルーされる可能性はありますが)

例)――
【上条さん】が【オルソラさん】へ【めぞん一○コスプレセット】を送る
【エリザード陛下】が【キャーリサ殿下】へ【大量のお見合い写真】を送る
【レッサーさん】が【在英フランスへ大使館】へ【奇妙な果実量産セット】を送る←これはダメです

禁書キャラ限定で、お互いが知り合いかどうかや死亡フラグは無視します
(ただし知らない相手から貰っても、「あぁうん、ありがとう」と淡泊な反応になるかも知れませんが。特に人間不信組は)

〆切りは大体1月いっぱいぐらい。では宜しければご参加下さい





inserted by FC2 system