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Clock(trial)

上条「『月曜日のとあるタウン』」 〜(※読者様ご応募企画)〜


――学園都市 ケーブルテレビ特設スタジオ

レッサー「――『吉×火消し方法間違ったんじゃないか説』について!」

上条「おいスタッフ!マイク切ってスタジオの照明落せ!つーか誰だこのアホをトップバッターにしたのは!?」

レッサー「ギャラもらってないからセーフなんですかぁ?だとするのであればあなたは他人の結婚式に出るというんですかぁ?」

レッサー「これがもし『反社と分かってないけど闇営業しちゃいましたテヘペロ』だったらまぁ、税務署からお叱りを受けるだけで済んだのに」
(※違法所得&脱税&詐欺被害者へ返還金)

レッサー「大物逃がすために小物一人をモルグへ送ったら、『じゃあユーは反社と仲良しのフレンドなんだね!』って確定じゃないですかーヤダー!」

レッサー「さぁ頑張って!ディズニーさんが大株主の映画でYAKUZAと仲の良い俳優さんが続行できるといいですよねぇ!賠償とか円盤とかの回収にならなきゃねっ!」

レッサー「さぁ立てよ全国の映画マニアども!封切りになった映画の吹き替えがゴミタレントで涙した世界のトモガラたちよ!」

レッサー「今こそディズニ○さんへ『マフィアと仲間の良いフレンドが吹き替えやってるの、子供に見せたくないんですけど』と抗議を送り、半グレタレントを駆逐すべきですよ……!」

上条「初春さん手を貸してくれ!あぁもうスタッフもステージ上がってこい!どうせこうなるのは分かってたんだから!」

???「――超待って下さい!」

レッサー「誰ですかっ!?」

絹旗(???)「物言いです!その意見は超聞き捨てなりませんね!」

上条「ステージの下へ帰ってくれ。このネタこれ以上広げても全員が怪我しかしないと思うんだよ」

絹旗「いえ、ですからきちんとしたちゃんとした意見ですってば。同じ映画を超愛する者としては一言正したいだけです」

絹旗「あなたの言うことも一理ありますとも。確かにこう、ダメな三流タレントが吹き替えをして映画を駄目にしてしまう。それは悲しいことです」

絹旗「誰とは言いませんが、『プロメテウ○(2012年)』なんかもう、『これzozo力さんをイジめてんじゃね?』的な超酷さですよ!」


※参考資料・プロメテウ○主要キャスト

ショウ博士、主人公 ――剛力彩○・吹き替え初挑戦←声優歴2”回”目

デヴィット、気持ち悪い ――宮○充・声優歴27年
ヴィッカーズ、ダメ優等生 ――深見梨○・声優歴30年
ヤネック、船長 ――楠大○・声優歴17年
ウェイランド、元凶 ――納谷六○・声優歴45年
ホロウェイ、エロ要員 ――てらそままさ○・声優歴11年
ファイフィールド、被害者その一 ――藤原啓○・声優歴21年
(※数字は全て映画公開時、並びはスタッフクレジット)


上条「もういいだろ可哀想だろ金剛力さん!?こんなベテラン勢に囲まれたら公開処刑以外のナニモンでもないって!?」

絹旗「でもですね!轟さんは違うんですよ!何度も何度もホークア○ことジェレミー・レナ○を演じてるじゃないですか!?」

レッサー「だからどうしたって言うんですか!?」

絹旗「例えば……そうですね。井手らっき○がエ×根性出して仲間口説こうとしたら、ホー○が超止めに来るんですよ」

上条「そんなシーンねぇよ。ワン○さんを軟禁しつつも、優しく接してる場面だよ」

レッサー「ただし絵面で井手らっき○ですけどね。なんかビーム出たり女に気を取られて誤射かました上、続編で姫扱いでヒッドイもんです」

絹旗「そんな時!ホー○が現れ、説得しようとしたらフルボッコにされるいう名シーン!それをあなたはきちんと見たというんですか!?」

レッサー「ですからありましたけど……でも、あれって確か」

絹旗「そうです!あの棒読みかデカい声を出せばいいと思ってるクソ演技が超楽しくて楽しくて!劇場で腹抱えて超笑ったB級映画ファンだっているんですからね!?」
(※実話です)

上条「フォローになってない。刺しに行ってる」

絹旗「あぁ一応、映画ファンの意見とし、彼の演技は――」

絹旗「『ジェレミー・レナーの存在感を声だけでスタッフロールに載らないモブ俳優レベルへ貶める快挙を成し遂げている』」

絹旗「――という超評価を送りたいと思います)

上条「悪口じゃんか。これ以上ないってぐらいの悪意満載じゃねぇか」

絹旗「ですから!私たちB級映画ファンの楽しみを超奪わないで下さい!クッソ棒読みの吹き替えを楽しみにしてる人だっているんです!」

上条「病院行ってこい。それなんか病名つく症状だぞ」

レッサー「ぐぬぬぬぬぬ……!世界は広いですね!まさかそんな楽しみ方をしているアフォがいるとは!」

上条「数人だけだよ。無視していいぐらいの誤差だよ」

絹旗「あ、どうぞ続けて下さいな?言いたい事を言ったら超スッキリしました」

上条「殆ど他人の悪口だったけどな!まぁちょっと遠回しなタレントへのイジメじゃねぇかって考えさせられる部分もあったけど!」

レッサー「決して!我らが大英帝国がアッタマ悪いトラブルを抱えてるからといって!余所の国をネタにするしかないとは全然!」

レッサー「欧州議会選挙で左右問わず反移民派が議席を増やしてたら一斉に黙ったクソ意識高いどもてっつ――おいやめてふじこふじこ」

カチッ、ザーーーーーーーーーーーーーーーーッ



――学園都市 ケーブルテレビ特設スタジオ

上条「――はいっ!ていう訳で始まりましたね番組が!」

初春「えぇまぁ初っ端から縁起の悪い放送事故でしたけどね」

上条「……ふー、ビックリした。レッカーが不祥事起こして中の人に迷惑かける、がマジで実現するトコだったぜ……!」

初春「いえあの、ですね?それ何回かボケとして言ってますけど、それってもう誘ってますよね?『分かってんだろな?』って振ってるとしかもう」

上条「ちなみに俺は司会じゃなくてプレゼンターとして呼ばれたんだけどね!諸事情で次のメイン司会の子が到着するまでお付き合い下さい!」

初春「まさか司会者自らが一発&時事ネタで姿を消すとは思いませんもんねー。私も見学だけだっんたですが」

上条「えーっと、まぁ初春さん!この番組はどういう主旨なんでしょうか?」

初春「『水曜日のダウンタウ○』のパクリですよ」

上条「いや違う。俺が期待してた答えと違ってストレート過ぎる」

初春「ちなみに私が一番好きな勝俣州○シリーズは『勝俣州○の本は誰もいらないんじゃないか説』です」

上条「コーナーの一つじゃなくてシリーズの中の個別タイトルを上げてる!?君もしかしてファンか!?」

初春「まぁでもイジられるウチが華であり、私生活であればともかく人気商売で話題にされなかったら終わりだと思いますよ?」

上条「コメントがガチですよね?こう、うん、『もっと女の子的なリアクション!』ってカンペに出てんだけどさ」

初春「いえ私は佐天さんがVで出るからスタジオ見学とツッコミで来ただけですし、お仕事するつもりは全く」

初春「なのでつまらない企画であれば容赦なく放送しませんし!オンアエ的にも厳しいようでしたら落しますよ!」

上条「ヤッベェハードル高くなった。そして次にプレゼンすんのって俺だわ」

初春「ちなみに『○○説』を認定するかどうかの判断はこちらの方がされます」

アレイスター(inローラ)「やぁ、どうも」

上条「元統括理事長、キャラ変りすぎっすよね」

アレイスター「まぁそこはそれ。TSよりも人の体へ入った方がエロいプレイも捗る、というものだろう?」

上条「やっぱり滅ぶべきはお前だったんだよ。それなんてエロ同人ゲー?ルシア様がスクリプトするやつの別ルート?」

初春「というかあの、質問があるんですけど。いいですかね?」

アレイスター「あぁ構わないとも」

初春「あなたが死んでも別の体へ転移するんだったら、ここ約二巻分の働き全部が無駄だったってことですよね?」

上条「やめてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?言わないでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」

初春「外側が無敵超人ザンボッ○にすり替わるなら、黄金どうのって人たちも舐めプで撃破できましたし」

アレイスター「正確には三巻だな。その前も合わせてダイジェストで一巻分に凝縮できたと思う」

上条「本気で止めろよそれ。なんかこう俺が張り切ったの無駄っぽく思われるだろ!?」

レッサー「――そして次から次へと新キャラ投入!もう人物相関図を書かないと理解でそげぶっ!?」 ボスッ

上条「……レッサー、疲れてたんだな。いい笑顔で眠ってるぜ」

初春「横隔膜を強打され、痛みで悶絶しているだけかと思いますよ。その証拠にジェスチャーで中指立ててらっしゃいますし」

上条「はいはい、スタッフの方にハケてもらって……で、なんだっけ?審査判定するのがアレイスターで?」

アレイスター「任せたまえよ。場を引っかき回すのであれば、私の右に出るのは元同僚ぐらいだ」

上条「そこそこの数いるな?あと置物状態で何も参加させてもらえなかったお前らの後継者に謝っとけ。具体的にはバードウェイ」

初春「えぇと、今日は急遽司会っぽいこともやってるみたいですけど、本来であればプレゼンターの上条さんです。それではプレゼンどーぞ」

上条「てかこれ収録してんだからそんな説明台詞入れなくてもテロップで補完できるんだよ」

初春「いや、こなれた感じで段取り仕切られましても……まぁ、ではどうぞ」

上条「はい、じゃあ俺が検証したいのはこの説です――」

上条「――『助けたヤツ顔しか見てないんじゃないか説』!!!」

初春「ヘヴィです。ヘビーじゃなくてヘヴィじゃないですかね?初っ端から、なんかこう、核心的なのは良くないと思うんですよ」

上条「まぁまぁまずは待ってくれよ。この世界じゃ誰かを助ける事ってちょくちょくあるだろ?」

初春「残念ながらないとは言い切れませんね。私は今ヘルプ待ち状態ですけど。ピー○姫のように」

初春「『佐天さんBダッシュからの大ジャンプ!?マリ○!?』とツッコんだ方が全国に十人はいると思います」

アレイスター「あの動きはメトロイ○かロックマ○ゼクスだね。ていうかOPの方のチュートリアルでありそうな動きだった」

上条「ちなみに初春さん、つーか風紀委員の仕事だとなんかお礼言われたりとかする?」

初春「大体は言ってくれますよ。あんまりガラの良くない子達は別ですけどね」

上条「俺は半々かなぁ。別に恩着せようって訳じゃないんだけど、『ありがとう』って言ってくれんのは半分切るぐらいだ」

初春「それはちょっと意外ですね。助けてもらってその態度はよくないですよ」

上条「うん、『べ、別にあんたの助けなんかいらなかっんだからね!』ってよく言われる」

初春「言ってますねー、これ以上ねぇよってぐらいにお礼言ってますねー。ある意味じゃ上条さんが『むしろこっちがありがとう』って言うべきですよ、それは」

上条「でまぁ俺は考えたんだ――『あぁこれもしかして顔じゃんね?』ってさ」

初春「また悲しい着地点に跳んで来ましたね!ある意味合ってるは合ってますけども!」

上条「だからこう、友達に頼んで検証してみました。VTR、どうぞ!」



――路上

上条「やぁやぁごめんね?今日は集まってもらってさ」

浜面「や、いいんだけどもだ。なぁ?」

一方通行「……帰っていいか?俺まで巻き込むなよ」

上条「少しだけだから!30分だけだから!」

一方通行「だからよォ」

上条「じゃあ45分!なんだったら60分でいいから!」

一方通行「増えてンだろ。つーかそれ人様のネタじゃねェか」

上条「すぐ終るよ!お前が手伝ってくれればな!」

一方通行「手伝うって言っても、なァ?」

浜面「俺の同期(のシタッパーズ)に頼んで女の子に絡んでもらう。そこへ俺たち三人が現れて助ける、って出来レースなんだよな?」

上条「そう、それ!」

一方通行「で?そいつらが?礼を言うか言わないか、言ったとしたら誰に言うか?みたいな?」

上条「イグザクトリィ!」

浜面「いやいや大将。いくら大将だってな、ヒネすぎじゃね?」

上条「なんでだよ」

浜面「俺はあんま人助けなんかしない方だけど、大将と一方通行――旦那と一緒でやったらさ。俺たち三人に向って『ありがとうごさいましたー』じゃね?」

一方通行「……まァ普通はそォだろ。シツケの悪ィのはそのまま逃げるかもだが」

上条「だからそれを検証しようって話だよ!まぁ騙されたと思って!」

浜面「主旨がよく分かんねぇんだよなぁ。まぁいいや、旦那も一回だけ付き合おうや」

一方通行「まァ、納得できンだったら」



――case1

女の子「やめてください!」

シタッパーズA「へっへっへ、いいじゃねぇか俺と一緒にイオ○モール行こうぜ」

シタッパーズB「楽しいんだぜぇ?モーリーアイラン○がエンドレスで流れてるから、バイトで入ったら一日で歌えるようになるんだからな?」

女の子「誘う場所とメリット提示がザルですね」

シタッパーズA「そして地元のスーパーと比べても値段設定がお高めだから、安物買いに行っても結果的に損するんだぜぇ!」

シタッパーズB「あぁなんか雰囲気で買っちまうんだよな!」

女の子「ちょっと意味が分からないですよね」

シタッパーズA「いいから来るんだ!お前がレジに並んでくれたら原産地が書かれてないイオ○商品を三箱買えるんだ!」

シタッパーズB「さからったら週刊誌を全店から撤去させてやるぜ!どこのマスコミもスポンサーが怖くて殆ど報道しなかったんだからな!」

女の子「きゃー、持ち上げる体で明らかにdisってる人に攫われるー!?」

上条「――待て!」

シタッパーズA「だ、誰だっ!?」

浜面「その手を離しやがれ!」

シタッパーズB「なんだお前らやるってのか!」

上条「はいはい、上条小パーーーンチ!」

浜面「浜面小キーーーーック!」

シタッパーズA・B「ぐおぉぉぉおお……!やーらーれーたー……!」

一方通行「茶番が過ぎンだろ。オマエの元同僚ども」

浜面「お、お笑い志望の子だったから!これでもマッチョとか明らかに不向きな人間は除外したんだぜ!」

一方通行「引き出しが狭めェよ。、ボールペン転がってだけか」

上条「大丈夫か?怪我はない?」

女の子「は、はい……」

チラッ

上条(※テンプレ系なんちゃって無能力者(※ただしイケボ))

浜面(※チンピラ(※なぜかイケボ))

一方通行(※陰のあるイケメン(※もちろんイケボ))

女の子「ありがとうございましたっイケメンのおにーさん!」

浜面「なんっっっっっっっっっっっっっっっっでだよ!?一方通行後ろにいただけじゃん!?前に出て小攻撃したの俺たちじゃんか!?」

上条「ガッカリだ!なぁ見ろ一方通行!これが俺たちの現実だってヤツをさ!」

一方通行「こいつの性根だろ。助けたヤツがアレなだけだろ」

上条「……いいか一方通行?世間様にはこういう言葉があるんだ――」

上条「――『誰に助けられたんじゃない、誰に助けてもらいたかったかで自分を語れよ!』、ってな……ッ!!!」

一方通行「初耳だわァそれ。てか後ろだけ悪魔合体してねェか?」

上条「だから!誰が助けたって一緒なんだって!普通は『ありがとうございましたー、それじゃサヨナラー』なんだけど!」

上条「お前らはそういうトコだよ!善意にエロを絡めるなよ!」

一方通行「その発想はなかった。つーか対価求めてンのはオマエじゃねェか」

浜面「何言ってんだよ!?俺らぐらいの年頃だったらエロ取ったら後はガンダ○ぐらいしかないだろ!?」

一方通行「オマエも絡ンでくンな鬱陶しい。もうちょっとあれだ、色々とあンだろ。鉄道とか」

上条「どっちみち癖(へき)だろ。性のつかない癖を趣味って言うんだよ!」

浜面「いや、一方通行の言う事は分からないでもない。ここは統計取った方がいいんじゃね?」

浜面「俺も正直今の子の反応で大分傷ついてるけどよ、サンプル数が少ないしさ。例外ってセンもあるし」

上条「……まぁ、わかったよ。すればいいんだろ、すれば!でも付き合ってもらうからな!」



――Case2

シタッパーズA「『みーんなーでニーコニコー♪モーリーファンタジ○♪』」

上条「ドラァッ!」

女の子2「ありがとう!あなたのお陰で助かりました!」
(※一方通行だけを見ながら)



――Case3

シタッパーズB「WAO○カードのご当地限定版をだな」

浜面「待てどえぇいっ!」

女の子3「……怖かった!」
(※一方通行をハグしようとしながら)



――Case4

マッチョ「――おふっ!」

上条「おい浜面!仕込み以外の人間出てきてんぞ!」

女の子4「あっちゃー……格好悪いところ、見せちゃったね……」
(※一方通行に流し目を送りつつ)



――

上条「――まぁご覧の有様だよ!どうよ、世間の厳しさ分かってくれたかっ!?」

一方通行「俺も驚いたわ。ほぼ真後ろで『今日何食うかな』しか考えてなかったのに、女どもがなンで揃って俺の方来ンだよ」

上条「てかお前いい加減にしろよ?ホントいい加減にしてくれるか?」

一方通行「なンの話だよ」

上条「ロ×なのか年上好きなのか、いい加減はっきりしろって言ってんだよ!」

一方通行「本当になンの話だよ!?一歩も企画の主旨と合致してねェだろ!?」

浜面「いや……でもこの結果っておかしくねぇ?俺と大将が前に出てやってんのに、お礼を言われたり逆ナンされたり連絡先を渡されんのが旦那だけってのはよ」

一方通行「俺には関係ねェっつってンだろ。助けたやつの性根だ、性根」

上条「……10人助けて10人がお前んとこ行ったのが、おかしくないって……?」

一方通行「俺の責任ではねェし。少なくとも」

上条「あのな一方通行、前から思ってたんだよ。ただこれはちょっとなって、我慢してたんだけど」

一方通行「――あ?なンだよ。言いたいことあるんだったら言ってみろよ、お?」

上条「お前のスピンオフってずるくないか?」

一方通行「おォっまた高角度で斬り込ンで来やがったな」

上条「だってお前が一人で主人公やってんだろ!?人気出ない訳ないだろうが!」

上条「だからお前が人気投票で俺より上になったのも!色々な媒体で出てるから当然なんだ調子に乗らないでください!」

一方通行「錯乱してンな。誰がシリーズ通しての主役か言ってみ?なァ?」

上条「えぇ俺が出ないorいないorチョイ役の時もありますけど何か!?」

浜面「そして順番から言えばアストラルなバディの前に俺は……?」

上条「そりゃお前オッサンっぽい未成年が活躍する話よりか、女子中学生のお嬢様が『くっ、お殺しなさいませ!』っていう物語の方が需要あんだろ!」

浜面「言い方。言い方に注意しろよ、俺だって傷つくし、その感じだとアレの読者がいかがわしいこと期待して読んでるように聞こえんだろ」

上条「え!?超電磁砲の読者の約半数(※男性)はそうじゃないのか!?」

一方通行「強く否定できねェところが、うン。まァ業が深けェよなァ」

上条「東○の新作と同じで新キャラはフリー素材的なアレだよ!」

一方通行「言葉を、選べ、なっ?」

浜面「大将しばらく顔見てないと思ったらボケキャラになってんじゃん。どうしてこうなった」

上条「だってパーティの殆どがツッコミだから俺がボケてテンション上げるしかねぇだろうがよ!」

浜面「なんて切実な問題……!」

一方通行「本題とズレ過ぎちまってンだよなァ」

上条「てかお前調子乗るのもいい加減にしろよ!気がついたら学園都市の一番偉い人だなんて羨ましいにも程があんだろうが!」

一方通行「替ってやってもいいけどよ。『木原』のHENTAIどもとサシでやり合うンだぜ?考えただけで気が滅入る」

上条「他にも万近くの女の子に自由意志を奪われる可能性だって!?」

一方通行「なンでそれプラスになンだよ。超絶マゾい縛りプレイ人生じゃねェか」

浜面「……怖ろしいことに気がついちまったぜ……!」

上条「ど、どうした浜面!?」

浜面「旦那ってさ、なんかちっこいアホ毛の子に生殺与奪が握られてんじゃん?小学校低学年ぐらいの」

上条「なんでお前がそんな難しい単語知ってるのかが不思議だが、まぁそうだな!」

浜面「ガチペ×剣×読んだばっかりだから、十本刀編」

一方通行「ツッコまねェからな。それで?」

浜面「つまり実質上、この学園は小学生に全権握られていることに……!」

一方通行「あンま前と変ンねぇ。前は前でアホを極めた100数歳児だったから」

浜面「でもおかしいぜ!8兆円ぐらいの借金から、世界最高の資産家になるだなんてパワーバランス間違えてる!」

上条「多分その用法は違うと思うが、俺も同感だ!縁故枠で学校の一つください!」

浜面「お、いいぜそれ!俺には水商バニー科の講師枠を!」

上条「じゃ、じゃあ俺は被服科の管理人さん科を!」

一方通行「そンなおぞましい学科この世にねェよ。どンだけ需要あンだよ」

上条「ロ×ババア科は?」

一方通行「いや需要はあっけどもだ。学問として何学べって言うンだよ?。大槍○人先生とか40010試作○先生講師として招くンか?」

一方通行「……つーかな。本題へ戻せばあれだ。実験の角度変えてみろよ。ヤローばっかしじゃサンプルが偏る」

浜面「ヤローだけじゃ……絡む役を?」

一方通行「だから助ける役と助けられる役を交代しろってことだよ」

浜面「え?どういうこと?」

一方通行「アホか。オマエはアホの子か」

上条「だからな浜面、今度は俺たちが絡まれる役になって女の子に助けてもらうってことで」

一方通行「今度じゃねえコントだよそれ。てか俺に何ちょっと上手い事言わせてンだ」

一方通行「いやだからよォ。性別と配役入れ替えて実験してみろって言ってンの」

上条「カツアゲされる被害者役を男にして、助けるのを女の子にする?」

一方通行「そォだよ」

上条「全員でTS手術すんの?」

一方通行「取り返しがつかねェよ。ボケ企画で人生左右したかねェが、ちょっと面白いからオマエだけやれよ」

浜面「いや……次の企画では何事もなく元に戻ってると思う」

一方通行「キャラ的に近いのいンだろ?そいつら招集してテストすりゃいい」

上条「あー……一方通行は黒夜か?木原オッサンとか?」

一方通行「あいつはまァ、いいけどよ」

上条「浜面は?」

浜面「チンピラ力って言ったら麦野?」

一方通行「あれバーバリアン枠だろ。キャシャー○とかスポー○だ。もっと性格重視で」

浜面「昔の仲間だったら廓ちゃんって女の子いたけど、あの子はニンジャだし……」

上条「どんな知り合いだよ。ニンジャなんている訳が」

上条「……」

上条「――まぁ、いるな!隠れキリシタンがいるぐらいだかな!」

一方通行「オマエらの人脈に戦慄するわ。あァ俺もハゲニンジャと戦ったてたわ」

浜面「チンピラ力が高いのは絹旗、かぁ?まぁ他には旦那んとこのおっぱい大きい方」

一方通行「体型で把握すンなよ。まァチンピラだけどな」

浜面「大将は?大将を女にしたのって誰かいる?」

上条「俺?俺だったらオティヌスかな」

一方通行「見栄張りすぎたろ。何一つカブってねェよ」

上条「アホ繋がりでレッサー、地雷踏み抜く枠で佐天さん、勇者力でビリビリかなぁ」

上条「あと俺には俺の上位互換の上里が」

一方通行「あぁあの忠誠度半端ねぇ連中か。どんだけ茶器送ってンだか」

上条「まぁ多分居なかった事になりそうな雰囲気だけど……やるだけやってみるか?俺の予想通りになるだけだと思う」

浜面「誰が助けたかとか、スッゴイ頑張ったかは関係無しに”顔”で感謝されんのか?それは流石に」

上条「――いや、俺の想像だともっと大惨事になる、と!」



――追加実験

モブ男「や、やめてください!お金なんて持っていませんから!」

マッチョ「ふぅんっ!」

御坂「――その手を離しなさい!」

マッチョ「ま゛っ!?」

絹旗「天が呼ぶ、地が呼ぶ、人が呼ぶ――元ネタは超ド忘れしていまいましたが、私、参上ですよ!」

黒夜「なンで私が……あァまァ。どっか行ってろ三下」

マッチョ「ま゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」

御坂「なんでカツアゲしてるのがチンピラからマッチョになってるのか知らないけど……大丈夫?殴られたりとかしてない?」

モブ男「あ、ありがとうございますっ!」

御坂「べ、別にあんたのために助けたんじゃないんだからね!頼まれたから仕方がないだけで!」

黒夜「事実だろ。なんでこのタイミングで言った?」

モブ男「……」

絹旗「どうしましたか?ポンポンでも超痛かったりします?」

モブ男「これは――俺が主役の物語が始まった……ッ!?」

上条「はーい、検証終わりでーす」



――スタジオ

上条「っていう結果になりましたね!」

初春「……なんでしょうね。予想以上に御坂さんの業が深くて驚いています」

アレイスター「うん、状況が混沌とし過ぎていて何をやっていたのかがまず分からないよ」

上条「『女の子三人に優しくなんてされたら三人とも好きになってしまう説』……ッ!!!」

初春「あー……節操ないですね−」

上条「いやでもこの年頃ってこんなんじゃん?だって女の子が可愛いのが悪い」

初春「決め台詞かもしれませんけど、ストーカー予備軍ですよ?」

上条「結局は顔なんだよ!人気なんだよ!どんだけフツメンが頑張ったってイケメンには勝てないんだ……ッ!」

初春「否定するには残酷すぎる人気投票(暫定)が待ってますからね。説得力がありすぎるって言いますか」

初春「ですけどある方の場合、暫定結果を発表するごとに順位が上がってきてますからね……運営、盛ってんのかな……」 ボソッ

アレイスター「――ふむ。では『助けたやつ顔しか見てないんじゃないか説』、認定するとしよう……!」

上条「あざっす!」

初春「えー……こんなザルでいいんですかねぇ」


−続−



【※告知】
という訳でシリアス(っぽい)話を書くのが疲れたので緊急企画です
疲れた時には読者様参加企画。マンネリ化してますがもう5年です

【誰】が【どんな説】を検証するのかを明記すると、そのSSが出来るかも知れません
また俗説が正しいとは限りません。その場のノリと勢いで現実は変ります

なお基本的な制限は以下の通りとなっております

・とある魔術の禁書目録・超電磁砲のキャラクターのみ。含む新約・劇場版
・多くてもトータルで10人(話)ぐらいなので、まぁ早い者勝ちでどうぞ
・募集期間は10日ぐらい?

基本的に内容が分かればオッケーです。例として、

【初春さん】が【佐天さん誘拐慣れすぎじゃねぇか説】を検証する
【レッサーさん】が【ベイロープさん実はもう一人いたんじゃないか説】を検証する
【絹旗さん】が【HAMADURA実はモテんじゃないか説】を検証する

みたいな感じで↓に書いておくとその内容がSS化するかもしれません
あまり人が多かったら無作為に抽選となりますが、残念ながらそんな事態は一度もないんですよこれが (´・ω・`)




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